2023.11.29

大容量化と安心設計で圧倒的進化!【電気モノUp To Date大全】セルスター発、新ポータブル電源&ジャンプスターター

現代のアウトドアは電気が必需品!?

 自然を身近に感じながら楽しく過ごすのは現代のキャンプ。そのため電化製品も積極的に取り入れるのは最新のスタイルとも言える。そんな今どきのアウトドアでは欠かすことができないポータブル電源だ。従来モデルからはバッテリーの進化を背景にコンパクトかつ大容量化が進み、なおかつ価格帯も比較的落ち着きはじめているのはその理由とも言えるだろう。もちろんひと言でポータブル電源と言っても、利用シーンによって必要になる容量は異なり、それによって価格帯も千差万別。大容量になればなるほど価格がアップするのは当然というわけだ。

大容量に加えて注目は安全安心を支える設計

 そんなポータブル電源の中で、コストパフォーマンスに優れたアイテムが、セルスターのPDL-300だ。
 片手で持ち運び可能なコンパクトな筐体には、大容量の2万4000mAhのバッテリーを搭載。このバッテリーにはリン酸鉄リチウムイオンを採用し、発火や爆発といったトラブルの可能性を大幅に引き下げているのが特徴。一般化したリチウムイオンバッテリーよりも数段高い安全性を確保しているのだ。
 また、電化製品を安全に使用するため、出力は正弦波の交流電源を採用。自宅のコンセントと同様に安心して活用できる設計が施されているのである。
 もちろん日本製の高品質を基本とするセルスターだけに国内でも安心して使える信頼性を担保しているのは最大の見どころ。ポータブル電源に関してはPSEマークのような国の定める基準が設けられていないのだが、PDL-300ではPSE試験を行い、技術基準をしっかりとクリアしているため安心して使えるというわけだ。


セルスター『PDL-300(実勢価格:5万7800円前後/税込)』なら、USBでの充電だけでなく、ワイヤレス給電にも対応しているのは見どころ。より手軽に使えるインターフェースを採用しているのだ。


アウトドアでもモバイルをフル活用!

 こうした安心のための設計に加え、アウトドアの様々なシーンで活用できるインターフェースにも注目。正面にはバッテリー残量を表示するディスプレイを採用するだけでなく、各種の電源端子を配置。家電からモバイル製品、さらに車載機器などがこれ1台で利用可能になっている。
 特にAC100VやUSBは2口ずつ備わっているため、複数の機器を同時に使用することができる。そのためソロキャンプだけでなくカップルやファミリーなどあらゆるシーンで手軽に使えるのだ。また、大容量のバッテリーはスマホならUSB経由で17回、ワイヤレス給電で13回の充電に対応。アウトドアレジャーだけでなく、災害時のライフラインとしても活用できるパフォーマンスも備えていると言うわけだ。


AC100Vのコンセントは2口搭載しているため、照明や扇風機、電気毛布など様々な機器が活用できる。もちろん出力波形は正弦波を前提に設計されため安心して使える。


ジャンプスターターに普段から使える付加機能をプラス

 また近日発売となる『LJP-9600』は、ジャンプスターターとしてだけでなくモバイルバッテリーやブルートゥーススピーカーとしても活躍してくれる。ジャンプスターターとしての性能は3000㏄までのガソリンエンジン、または2000㏄までのディーゼルエンジンの指導が可能なため、出先でバッテリーが上がってしまった時などは路上復帰の助けになること間違いなし。
 もちろん万が一の備えとしてだけでなく、普段の生活やアウトドアでも活用できるだけに、積極的に手にいれることができるのは大きな特徴。普段から使える付加機能を搭載することで、手に入れる満足度は大幅にアップすると言うわけだ。


セルスター『LJP-9600(近日発売)』はBluetoothスピーカーとしても活用できるため、アウトドアなどでも積極的に利用できる。またDC12Vの充電にも対応し、さらにUSB出力も備わるためモバイルバッテリーとしても活用可能だ。


キャンピングカーのサブバッテリー充電効率化

 ポータブル電源だけでなく、キャンピングカーに対する電気モノのアップデートも新たなセルスター製品の見どころ。というのも搭載する電化製品をエンジンOFFでも稼働させるキャンピングカーでは、サブバッテリーを搭載しているものも多い。そんなサブバッテリーの状態を判断し効率的に充電を行うマイコン制御を採用し、効率的に充電を行う新型アイソレーターの登場はトピックのひとつと言えるだろう。過充電や放電防止など安全保護機能もしっかりと搭載しているため、これからの冬キャンも安心して暖房機器をフル活用できるはずだ。


セルスター『IS-660(実勢価格:2万6800円前後/税込)』は機能を洗練することで効率的に充電を行なってくれるのだ。


この記事を書いた人 カーグッズマガジン編集部

SHARE

FAVORITE