モビリティショーには心躍るコンセプトカーがいっぱい!
長年自動車の最新技術を発信する場として親しまれてきた「東京モーターショー」。2020年からのコロナ禍にて開催されずにいましたが、4年の時を経て「JAPAN MOBILITY SHOW」となって帰ってきました。
開催場所は2011年から使われている東京ビッグサイトで、開催期間は10月26日(木)から11月5日(日)までの11日間で、一般公開日は10月28日(土)からです。
MOBILAでは、そんなモビリティショーの様子を、たくさんの写真と共に皆様にお届けいたします。
第2弾の本記事では、東京モーターショーの時代からイベントの目玉ともなっている各メーカーのコンセプトモデルを、写真とともに紹介します。
モビリティショーに行かれる前の下調べや、モビリティショーに行けないけど間接的に楽しみたいという方は、ぜひ本記事および今後公開予定のモビリティショーの記事をお楽しみください!
1.トヨタ
トヨタは「Find Your Future ~クルマの未来を変えていこう~」をテーマに、「BEVと暮らす未来」「IMV 0が作る未来」「人と社会がつなぐモビリティ」を実現させるコンセプトカーを展示します。
【FT-3e】
SUVタイプのBEVコンセプトモデル。ボディサイドにデジタルサイネージを配置し、バッテリー残量や車内温度などを表示できる。
【FT-Se】
カーボンニュートラル時代における次世代BEVコンセプトクーペモデル。他のBEVコンセプトモデルと異なり、専用の「TRACKモード」が備わる。
【IMV 0】
東南アジアをターゲットにしたピックアップモデル。拡張性を重視し、荷台部分と架装部をボルトとナットで連結できる。
【KAYOIBAKO】
BEVで実現できるフラットな床面と自由な室内空間を活かし、ニーズや目的に合わせたカスタムでビジネスからプライベートまで活躍できるコンセプトモデル。
【ランドクルーザーSe】
世界の多様なニーズに対応するランドクルーザーがBEVに。BEVでトルクフルな走りや高い静粛性を追及。
【EPU】
モノコックボディを採用したミッドサイズピックアップトラック。BEVならではの静粛性に加え、低重心パッケージにより優れた操縦安定性や乗り心地を追求。
【スペースモビリティ】
各輪にモーターとステアリング機構を備えた、宇宙空間・月面での活躍を目指した実験車両。
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2.日産
日産は移動と社会の可能性を広げる電動化技術やさまざまな取り組みを、リアルとバーチャルが融合したワクワクする未来の姿の世界観が体感できる展示となっています。
【ハイパーフォース】
全個体電池と高出力モーターを搭載し、最高出力1000kWを誇る高性能電動スーパーカー。テールランプやフロントグリルのエンブレム風ランプが「GT-R」を彷彿とさせる。
【ハイパーパンク】
若い世代の多様なニーズに応えるため、見る角度や光の当たり方で見え方が変わるボディカラーや、気分や好みに合わせて社内ディスプレイのレイアウトやカラー、車内外のライティングを自由にカスタマイズできる。
【ハイパーツアラー】
フルフラットのフロアと電動駆動4輪制御技術「e-4ORCE」による滑らかな加減速が快適な乗り心地を提供するEVコンセプトカー。
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3.ホンダ
ホンダは「時間や空間といったさまざまな制約から人を解放するモビリティ」や、「人の能力と可能性を拡張するモビリティ」の紹介を通じ、お客様自身にも未来に向けた夢を想像いただくことで、夢の広がりを体感いただけるブースを出展します。
【PROLOGUE Prototype】
カーボンニュートラル実現に向け、ゼネラルモーターズと共同開発したEVモデル。DC急速充電では高出力充電に対応し、約10分で航続距離約104kmの充電が可能。
【PRELUDE Concept】
電動化や、自動運転技術が普及していくなかでも、操る喜びやスポーツマインドを体現するスペシャリティスポーツコンセプト。
【SUSTAINA-C Concept】
サステナブル素材でできたパネルを自分の好みに合わせて組み替えて楽しむなど、ECOに配慮しながら楽しいややりたいを求める」EGOを追求できるモデル。小型電動バイク「Pocket Concept」でラストワンマイルの移動に活用。かつてのシティとモトコンポの組み合わせを彷彿とさせる。
【Cruise Origin】
自動運転タクシーサービス専用車両。車内は完全なプライベート空間なので、商談や家族団らんなど、移動時間を自由に使うことができる。
【CI-MEV】
ユーザーとのコミュニケーションを図りながら、周囲の環境や人々の状況を理解しながら自ら行動する先進的なAIを搭載した自動運転小型モビリティ。
4.マツダ
マツダはユーザーの「クルマが好き」という気持ちにこれまでも、これからも、寄り添い続けるために、「クルマが好き」がつくる未来を表現しています。
【MAZDA ICONIC SP】
魂動(こどう)デザインを採用してからおなじみとなった「ソウルレッド」ではなく、ソリッドなレッドを身にまとったコンパクトスポーツモデル。マツダ伝統の2ローターエンジンにてつくられた電気にてモーターを駆動させる「2ローターRotary-EVシステム」を搭載し、エンジンはカーボンニュートラル燃料で稼働する。小ぶりとなったがリトラクタブルライトを採用している点や、流れるようなボディデザイン(特にリア周りの印象)がFD3S型のRX-7を彷彿とさせる。
5.スバル
スバルが目指すミライのモビリティや社会とのつながりを強める取り組みの発信によって、今と、これからの時代における「安心と愉しさ」を表現。
【SUBARU SPORT MOBILITY Concept】
電動化時代も日常から非日常まで意のままに運転し、いつでもどこへでも自由に走って行ける楽しさを表現。
【SUBARU AIR MOBILITY Concept】
「より自由な移動」を目指し、航空機の世界でも「空の移動革命」を実現する新たなエアモビリティ。映像では実機での試験飛行をする様子も見れた。
6.三菱
「冒険心はいつもあなたの中にある。いつだって誰だって、どこにいたって冒険はできる。」をテーマに心の中にある「冒険心」を呼び覚ますアウトドアライフをモビリティにて表現。
【D:X Concept】
未来のデリカをイメージした電動クロスオーバーMPVのコンセプトモデル。「絶対安全大空間 ✕ 絶対走破性」をコンセプトにデザイン。
【Last 1 mile Mobility】
次世代の椅子型モビリティの開発・製品化に取り組んでいるスタートアップ企業とのコラボレーションで生まれた未来の小型モビリティ。電動車の使用済みバッテリーを搭載したバギータイプで、クルマで辿りついた場所のさらに一歩先への冒険を可能とする。
7.スズキ
「将来のカーボンニュートラルにむけたスズキの多様な取り組みを、スズキらしいモビリティやサービスでお客様にお届けする。」というメッセージとともに、「世界中に、ワクワクの、アンサーを。」をテーマに楽しさ(ワクワク)を表現。
【eVX】
電子制御の四輪駆動技術をさらに進化させ、スズキのSUVに相応しい本格的な走行性能を実現するEVモデル。
【eWX】
スズキの軽自動車の特長である楽しく実用的な軽ワゴンと、EVらしい先進感をクロスオーバーさせたコンセプトモデル
【スイフト コンセプト】
「Drive&Feel」という言葉を大切に開発し続けてきた「スイフト」の新たな価値をご提案するコンセプトモデル
【電動小型モビリティ】
段差でもシームレスに移動できる「MOQBA(モクバ)」や、四輪で安定した走行が可能な一人乗りの電動モビリティの「SUZU-RIDE/SUZU-CARGO」、2003年にスズキが発売した50ccスクーター「チョイノリ」をベースにアシスト自転車の電動ユニットを使用した「e-choinori(イーチョイノリ)」など、さまざまな電動小型モビリティを展開。
8.ダイハツ
創業以来持ち続けてきた「お客様に寄り添い、暮らしを豊かにする」というビジョンに込められた思いをテーマとして、未来のモビリティ社会における、人や暮らしに寄り添う姿をカタチにしたコンセプトカーを出展。
【me:MO(ミーモ)】
必要十分な機能で構築・モジュール化した内外装部品の構造により、意匠だけでなく車両形態の変更も可能にしたことでさまざまなニーズや用途に変化に対応。
【UNIFORM Truck/UNIFORM Cargo】
使いやすさなど働くクルマの原点を追求し、多様な働き方や用途に対応する未来の軽商用車
【OSANPO】
オープンエアの心地よさを散歩に出かけるような手軽さで楽しめ、日常にスローな価値を生み出す軽乗用BEV
【VISION COPEN】
初代コペンを彷彿とさせるスタイルに、FRレイアウトとCN燃料の活用を見据えた排気量1300ccの内燃機関を組み合わせた、走る楽しさを極めた新たな小型オープンスポーツ。
9.レクサス
レクサスは2035年までに、BEV100パーセントのブランドへの変革を目指し、BEVだからこそ切り開ける未来の可能性を提供できるモビリティを発表。
【LF-ZC】
2026年に市場導入を目指すコンセプトモデル。エアロダイナミクス性能を追求したデザイン。
【LF-ZL】
BEVの次世代フラッグシップとして提案するコンセプトモデル。
10.メルセデス・ベンツ
メルセデスは「電動化」「デジタル化」「サステナビリティ」をテーマに車両展示やコンテンツを展開。ブース内では光と音でメルセデスブランドの世界観を演出するほか、最新車両の気になる情報はデジタルツールにて案内。
【Concept EQG】
メルセデス・ベンツ伝統のオフローダー、『Gクラス』を電動化したコンセプトカー。4つのモーターで4輪を個別制御できるなど、Gクラスの名に恥じない高い悪路走破性を備えている。
11.BYD
上半期のEV販売台数でテスラを抜いて世界トップとなった中国の「BYD」。「Essential Vehicle」をコンセプトに、BYDグループが掲げる「Technology」「Green」「Future」をテーマにしたブースを作り上げた。
【SEAL】
2024年春頃に日本導入予定の電動スポーツセダン。
12.ソニー・ホンダモビリティ
人とモビリティの新たな関係を創るというビジョンを表現したモデルを展示。
【AFEELA Prototype】
2023年1月にアメリカで公開されたモデルが日本に上陸。車内のモニターや車両前方のグリルに相当するパーツを、ユーザーの好みによって映し出す色や映像を変えられる。
まだまだたくさんあるコンセプトモデル
JAPAN MOBILITY SHOWの会場には、ここでは紹介しきれないほどたくさんのコンセプトモデルが展示されています。
コンセプトモデルには10年以上先の未来を見据えたものもあれば、来年には発売するモデルなどさまざまです。
ぜひJAPAN MOBILITY SHOWの会場で、“来るかもしれない未来”を体験してみてはいかがでしょうか。
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