[カー用品特集6月号]長雨も苦にしない! 雨に強い愛車のつくり方 〜美観維持・視界確保のカーケア&メンテの方法論〜

長雨も苦にしない! 
雨に強い愛車のつくり方

〜美観維持・視界確保の
カーケア&メンテの方法論〜

憂鬱な気分になりがちな雨中のドライブも、事前の備え次第で印象も変わる。
汚れがにじんで広がる雨染みのリスクも強力被膜でガードできるし、
水滴による前後左右の視界不良もクリアな事前処理でスパッと見通せるうえ、
規則正しく水滴をなぎ払うワイパー処理は見ていて気持ちいいほどに!
ここでのヒントを元に、雨続きのシーズンもスーイスイと乗り切ろう!!

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窓もボディもモール類も、外装丸ごと雨ディフェンス

TOPIC 1

隙なく保護被膜を張り巡らすためにも、ベース処理が大切に

ちょっとした汚れなら雨が洗い流してくれると、一見思いがちだが実際はむしろ逆。雨水は大気の汚れも含み、水滴の流れに沿って汚れも堆積していく。ただ、事前にコーティングによる保護被膜を張っておけば、水滴もキレイに流れ落ち、表面のホコリもろとも洗い流す効果を期待できる。その意味でいえば、長雨を控えた時期こそ絶好のコーティング時期でもあり、下地からキレイに整えることでより強力な効果を発揮してくれる。

ベースクリーナーで
いつもの洗車にプラスα

水アカやピッチ・タールに虫の残骸まで、微細にでも汚れが残っているとボディコーティングによる被膜効果も薄れてしまう。長雨シーズンを控えた時期こそ、通常のシャンプー洗車後に、下地処理用に使えるベースクリーナーの処理が有効になる。

ウロコ状のシミは
専用ケミカルが物を言う

通常の洗車では落としきれないイオンデポジットなどの強固なウロコ染みも、特殊な液剤品とスポンジを使う専用品を使うことでスッキリ落とすことができる。洗車後の窓に残りがちなマダラなムラも、専用品使用後は写真(右)の通り、スッキリとクリアに。

窓もボディも
丸ごと強力コート&撥水処理

長雨によるダメージはボディ表面のみならず、窓や樹脂なども等しくさらされる。写真のリンレイ『ウルトラハードWコーティングPRO』のように、外装をくまなくシールドできる能力なども、長雨シーズンを控えた時期にこそうってつけとも言える。

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強雨でも前方視界良好!最新のフロントガラスケアに迫る

TOPIC 2

跡残りのないすっきりリセットがクリアの秘訣

今や定番のケアメニューであるフロントウィンドウ用のガラス撥水処理も、実のところ、施工のやり方次第で仕上がりは大きく変わる。ガラスが汚れたままでは折角塗布しても定着しづらい。またムラ無く塗布できたとしても、余剰分が残ればクリアさに劣る。つきものであるこうした悩みを解消するものこそが、最新用品ならではのアドバンテージ。失敗のおそれも少なく、一定レベルの効果を担保される強みがそこにはある。

下地処理のありナシではこれだけ違う!

前回の施工からいくら時間が経っていても、シャンプー洗車しただけでは多くの撥水剤が残ってしまう。写真は中央部分だけ油膜落としを掛けたもの。霧状のシャワーを掛けても水滴になることなくフラットな親水状態になってこそのゼロリセットだ。

プロ級の強力油膜落としで
フロントガラスをゼロリセット

ガラス表面に負担を掛けることなく、油膜だけをしっかり落とすために、液剤はもちろん塗布用のアプリケーターも専用品が用意される時代。強力効果のさらに上をいく、よりスマートな処理が可能なアップデート品も最新市場には揃う。

もうこれで失敗しない!
洗車の前に塗るガラス撥水の新習慣

撥水剤を塗布後、定着を待って拭き取るのがこれまでの常識。現在はシャンプー洗車前に塗布し、シャンプーすすぎ時に余剰分を同時に洗い流して仕上げができる、画期的グッズも登場している。失敗のおそれも低いばかりか、手間も少なく施工作業も実にスマート。

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拭きスジゼロ宣言!二度拭きなしの内窓専用処方に注目

TOPIC 3

作業前より汚く見える拭きムラのイライラも解消!

外窓の汚れやにじみは目に付きやすいものの、意外に内窓も汚れている。丁寧にガラス撥水処理しても思ったほどのクリアさを得られない場合、その原因は内窓にある場合も多い。単なる水拭きでは汚れを塗り広げるだけで、専用クリーナーを使っても拭きムラが目に付きやすいのも困り物。最近では拭き筋が残りにくいクリーナーも増えており、狭い隙間でもクロスを届かせられるツールも用意されるなど、新製品ほどにアドバンテージも多い。

隙間にも届く、
専用ツールを使ったアドバンテージ

フロントウィンドウが寝ているクルマも多いなか、付け根の隙間は拭き掃除の死角になりがち。写真のようなアーム式の専用ツールを併用するのはもちろん、薄手のウェットクロスで隅々までクリアに仕上げられれば万全だ。

水分量を減らして
跡残りを減らした対応品の利点

窓用クリーナーのなかでも、水分量を減らし、揮発成分の配合量を増やすなどして拭きスジを残しづらいスマートな対策品も増えている。二度拭きの手間もなく頑固汚れもスッキリ落とせるので、ビギナーにも扱いやすくオススメだ。

純水を使うことで
クリアな仕上がりを期待

不純物を残さない純水を使ったガラスクリーナーも、拭きムラのリスクを下げられる点で今注目の選択肢となる。エタノールを使った速乾タイプで、ノンシリコン仕様のためにギラ付きを招きづらい点にも注目だ。

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横・後ろの視界もきっちり確保で雨の負担を軽減

TOPIC 4

水を寄せ付けない特殊処理でミラー越しの視界を確保

前後左右の窓をクリアに保てても、視界確保にはまだ不十分。窓の外にあるドアミラーまでの処理をもって、外界視界の導線を確保したい。進行方向とは逆向きに設置されるドアミラーは、走行風による水滴の吹き飛ばし効果も得られないことから、窓とは異なる処理が推奨される。その手法は、水を一切寄せ付けない超撥水処理が一般的。ケミカルによる液剤の塗布のほか、フィルム装着も現実的な手段となる。

横&後方視界の確保には、
ドアミラーまでの視界導線を確保

自車周辺の状況を確認する上で、サイドガラスの水滴処理も重要。なかでも重視すべきは、後方視界の確認にも関わるドアミラーまでの導線だ。限られた面積ながらも、ドアミラー確認時のこの導線に水滴が留まると、写真のように視界ストレスを伴いがち。

超撥水コートなら、
水滴付着そのものもナシ

水滴にさえならない超撥水処理は、ワイパーによる払拭動作や窓ガラスの乗降動作など、摩擦に弱い欠点がある。ただ、ミラーにはその制約もないことから用途としてはうってつけ。拭き取りの必要もなく、くまなく吹き付けるだけで施工も完了できる。

フィルム装着なら
アフターメンテのわずらわしさもナシ

超撥水の液剤は、吹き付け施工にややコツを要し、耐久力にも限りがある。その点、超撥水処理が施されたフィルムそのものを貼り付ける手法は、作業も手軽で耐久期間も長め。汎用品はミラー全面をくまなく覆えないネックこそあれ、実用度は高い。

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ビビらずに切れ味鋭く! 良質ワイピングのコツ

TOPIC 5

ケア環境に合わせてワイパーを選ぶ!マッチングもまた大事

長雨シーズンに向けた愛車の備えといえば、その筆頭に当たるのがワイパーとウォッシャー。車両備え付けの装備だけに、あまり気に留めない人も多いものの、市販のアップグレード品を使えば当然利点も出る。ガラス撥水処理を気にする人は、対応ワイパーにすることでビビリ音も出づらく、撥水効果も長持ちし、油膜のみを取り除ける。ウォッシャーも対応品を採り入れればさらにヨシ。マッチングまで気遣えてこその上級者だ。

劣化する前の交換が基本。
今こそワイパー見直しの時期

ワイパーの劣化具合は、ゴム部分を見ただけでは分かりづらい。フレームやブレードの見えない劣化によって窓ガラスに押しつける力が弱まれば、拭きムラやにじみも生じやすくなる。交換は、ゴムは半年に一度、フレームは一年に一度が基本だ。

撥水コートとの相性がよい
ウォッシャー液なら相乗効果も

撥水対応のウォッシャーは、ワイピングとの合わせ技で、それ単体でも撥水効果を得られるものの、撥水処理済の窓ガラスには撥水被膜の補修・保護効果も得られる。純水を使う今注目のタイプなら、ウォッシャー噴射による飛び散りのシミも抑えられ、実にスマートな選択となる。

液跡が残らない純水のウォッシャーは
ドラレコ搭載車にも有効!?

汚れ除去を命題とされるウォッシャー液にとって、優先されるべきはクリーニング能力にあり、ある程度の跡残りは避けられない。肉眼視界ではそう問題はなくても、ドライブレコーダーの録画映像にはその跡が如実に影響する。純水タイプは跡残りしづらく、こうしたケースにも有効だ。