2023.1.17

初めてのスノボ&スキーでも安心♡ お得で快適、利用して満足。 気になるスキー場へ【バスツアー】を使って滑りに行こう!

「この冬、スノーボードやスキーをやってみたい!」
「友達とスキー場へ行って楽しい思い出を作りたい!」

そう思っても、そもそもスノーボードやスキーのウエアや道具を持っていないとか、出発までに何を準備しておけばいいかもわからない。学生だからまだクルマが無いとか、免許もクルマもあっても雪道の運転が心配。家族でスキー場に行ったことはあるけど、両親と一緒だったからお金もいくら用意すればいいのか心配…。といった声も少なからず聞こえてくる。
そんな、ちょっとの不安な気持ちになりそうな問題も、簡単に解決してくれるキーワードとして注目してほしいのが「バスツアー」だ。
スノボ&スキーを楽しむ人は、ここ数年はコロナ渦の影響も受けて停滞気味だったが、しばらくコロナへの意識で行動が制限されてきた反動か、先シーズンくらいから空気の良い自然の中で楽しめるスポーツとして、再びスノボやスキーが注目を集めるようになってきた。そしてお得な料金設定ながら短期間で充実した滑走が楽しめるバスツアーの人気もここにきて急上昇してきているという。
そこで今回は、全国各地のスキー場へ向かうバスを長年運行し、学生からファミリーまで、年齢やレベルに関係なく人気を集める大手バスツアー会社「オリオンツアー」が主催する1泊2日のバスツアーを取材。ツアー目的地に選んだのは【スノボデビュー、日本一宣言】」を謳い文句とする、長野県にある「竜王スキーパーク」。初心者への応援に力を入れているだけでなく、多彩なコースバリエーションと、雪質や山頂からの眺望の素晴らしさも魅力で、幅広いレベルに人気のスキー場だ。
最新のバスツアーの魅力とともに、あらゆるレベルに大人気の竜王スキーパークを紹介しよう!

1>スキー場へ向かうクルマがなくても、雪道を運転しなくてもOKの極楽バスツアー。オリオンツアーのバスなら、さらに快適!

今回、バスの出発地は東京駅八重洲口(南口)から徒歩約5分のところにある「丸の内鍛冶橋駐車場」。オリオンツアーはスノーボードやスキーのレンタルが基本無料なので、最低限の荷物で移動できるから電車内や移動も楽ちん。都内は他にも新宿駅や池袋駅近くの乗車地などから乗車するプランがあり、横浜&町田方面、柏&大宮方面などからも乗車可能だ。今回の出発は朝6時40分と少し早めだったが、竜王スキーパークにはお昼前くらいに到着予定なので、午後から滑ることができる。
バス乗車時は、オリオンツアーのスタッフからリフト券の引き換え券や食事の割引券、温泉の入浴割引券などが入った封筒を入手し、車内の指定された座席に座ろう。オリオンツアーはツアーの出発地や目的地にもよるが、座席の足元が広いバス、スマホの充電などができるコンセント付きの座席、トイレ&Wi-Fi付きの豪華バスなどから選択することもできる。
コンセント付きの座席は超便利。スキー場に着いたら「すぐにスマホの電池が切れてしまった…」というような心配もないので、移動中にも音楽やYouTubeを楽しんだり、ゲームで遊ぶこともできる。
シートの座り心地も良く、足元も思った以上に広々しているのでとても快適。
バスは座席の位置が高いので、普通のクルマでは味わえない、ちょっと違った角度からの眺望も楽しんでほしい。高層ビルの都会から雪景色が広がるスキー場まで、景色が変わっていくのを眺めていても飽きない。
移動途中、高速道路のサービスエリアなどで休憩があるので(2〜3回)、バスを降りてトイレはもちろん、新鮮な空気をいっぱい吸ったりするなどしてリフレッシュしておこう。
サービスエリアではお土産を買ったり、軽食を食べることもできるが、1回の休憩時間はだいたい20分ほど。トイレなどに寄っていると、意外と時間が足りなくなっていることも。もしも小腹が空いていたら、すぐ食べられるものを提供してくれる屋台や売店でパンやおにぎりなどを購入するのがおすすめ。
昔から駅弁として人気のお弁当を、購入できるサービスエリアに立ち寄ることもある。
道路の混雑具合、雪の降雪状況などで到着時間は多少前後することもあるが、快適なドライブで掛かった時間よりも短く感じるかもしれない。今回は、ほぼ定刻どおりにインフォメーションセンター前に到着!

2>到着したら、まずは最初に用具のレンタルとリフトチケットの手配から!

レンタルはインフォメーションセンター横にある「竜王レンタル」へ。オリオンツアーの基本料金にはスノボやスキーだけでなくウエアのレンタルまでも料金が含まれる(物損免責保証料だけ別途必要)。
オリオンツアーの竜王スキーパークへのツアーでは、なんとゴーグルやグローブ、ニット帽など、小物のレンタル(数量限定)も用意。滑るための最低限として、自分で用意して持っていかなければならないのは「靴下(スノボやスキー用を推奨)」や「タイツ」、そしてジャケットの下に着る「中間着(パーカーやトレーナーでもOK)」くらいだ。
さらに女性を対象に、追加料金なしでオリオンツアー・オリジナルの「おしゃれウエア」をチョイスできるのも、うれしいポイント。着替えはインフォメーションセンター1階に更衣室があり、ロッカーに荷物を預けることができる。
ウエアのタグを見ると、オリオンツアーのオリジナルウエアの証が!
スノボやスキーの用具は、スタッフに使用に必要な情報(身長や体重、技術レベルなど)を伝えればOK
リフトチケットはリフト引換券(クーポン)を、インフォメーションセンター1階のチケットブースで引き換えよう。ちなみに今回の竜王スキーパーク1泊2日のツアーの場合、リフト券は1日分だけで、2日間滑る場合には2000円の追加料金(2022-2023料金)が必要となる。ナイターも別料金で滑走可能だ。なおリフトの引き換え時には「ICカード保証金」として500円のデポジットが必要。この500円はリフト券の返却で戻ってくるのでご安心を。
なお、竜王スキーパークでは今シーズンの来場者全員を対象に、人気ブランド「bern」のヘルメットを無料でレンタルしてくれる。ぜひ頭部のケガを防ぐためにも、利用しよう。場所はインフォメーションセンターの2階。

3>初心者でも安心して楽しく滑れる、竜王スキーパーク!

滑る準備ができたら、いざゲレンデへ。竜王スキーパークは世界最大級166人乗りのロープウェイが架かっていることで有名で、ゲレンデ下部の「バレーエリア」はコース幅がとても広い緩斜面で初心者&初級者、そしてファミリーにも人気のスキー場だ。
そして「日本一、スノボデビューしやすいスキー場宣言!!」の声を挙げている竜王スキーパークではスノボデビューエリアを設けて、2023年の3月13日まで毎日(8時〜14時)、スノボ初心者を対象とした「デビューレッスン」を、なんと無料で開催。
ブーツの履き方から、バインディングのベルトの締め方など用具の使い方からはじまり、斜面での立ち方や登り方、移動の仕方からリフトの乗り降り、そして簡単な横滑り(木の葉)くらいまでをレッスン。最初に覚えておきたいこと(=基本)を、すべて教えてくれるので、スキー場に来るまで用具の使い方がわからなくても大丈夫。
楽しくて、わかりやすい説明はもちろん、用具の使い方などでわからないことや疑問に思っていることを聞くこともできるので、気軽に利用しよう。
リフトに乗れるようになり、滑ることにも少し自信が出てきたら、ロープウェイに乗って山頂を目指そう。
ロープウェイ乗車中も素晴らしい景色を楽しむことができ、ロープウェイ山頂駅のすぐ横にある「SORA terrace(ソラテラス)」の標高はなんと1770m。このテラスから言葉を失ってしまいそうなほどの絶景を楽しむことができる。
また山頂の「スカイランドエリア」にあるコースは初級者でもOK。標高の高さがもたらす、雪質の良さと大自然の美しい情景を楽しみながら滑ってこよう。
山頂では幻想的な樹氷など、滑る楽しさだけではない、リフト乗車中も滑っているコースでも今まで見たこともない景色などに感動する機会も多い。
山頂での休憩は「SORA terrace cafe」へ。素晴らしい絶景、滑る楽しさに夢中になってしまいがちだが、スカイランドエリアは標高が高いので、その分空気が薄く、気温も低めなので、落ち着いた開放感のある空間で、しっかり身体を休めることも大切。
おすすめは雲のカタチをしたマシュマロを浮かべたホットドリンク。基本はコーヒー(SORA cafe)やココアなど、お好きな飲み物にトッピングすることができる。

4>移動は雪上車。ゲレンデの中にあるホテルで、友達と楽しい夜を過ごそう!

今回のツアーで利用した宿泊施設は、バレーエリアの上部にある「竜王マウンテンホテル」。ゲレンデ直結で、ほんの少し歩けばロープウェイの山麓駅という好立地にあるホテルだ。
ホテルへはインフォメーションセンターからホテル所有の雪上車で移動。スキー場に来ても、なかなか体験することのできない非日常を楽しんでみよう!
夕食はバイキング。たっぷり滑ってお腹がペコペコになっているから、好きなメニューを好きなだけ食べよう。別料金(ツアー予約時にのみ追加可)で「すき焼き」や「チゲ鍋」を注文することもできる。
朝食もバイキング。2日目もしっかり滑るから、朝食でガッツリと栄養補給は当然。
ゲレンデ(山)の中にあるホテルなので、夜は外出することはできないが、ホテル内で卓球やカラオケを楽しむことができる(有料)。

5>2日間、たっぷり滑って気持ち良く疲れても、帰りの運転を気にせず、グッスリ寝むって帰れる幸せ!

帰りのバスの出発は平日だったので17時20分(日曜は16時20分)。だから2日目も、ホテルをチェックアウトしてから(荷物はホテルが預かってくれる)たっぷり滑ることが可能。
※乗り遅れない様にしっかりと帰りのバスの時間を確認しよう。
思う存分滑って満足できたら、ホテルに戻って、1日目と同じく雪上車でインフォメーションセンターへ移動。レンタルの返却とリフト券の返却(500円の返還)を忘れずに。ちなみに、リフト券の返却は、インフォメーションセンター2階にあるクレープショップで、人気のクレープやソフトクリーム、もしくはからあげやフライドポテト、ソフトドリンクに引き換えることもできる。クレープやソフトクリームは550円からなので、こちらで引き換えたほうが、実はお得というワケ。
帰りのバスはインフォメーションセンター前に到着するが、出発地と違い、行き先が違うバスが多数並んでいることがあるので、間違えないように注意。インフォメーションセンターにあるツアーデスクや乗車するバスのナンバーが記載された掲示板、もちろんオリオンツアーのスタッフもいるので、しっかり自分の乗るバスを確認しておこう。
帰りの休憩も2〜3回を予定しているが、高速道路のサービスエリアではなく、まず「信州フルーツランド」で最初の休憩があるので、ここでお土産などを購入するのもおすすめ。
まさに充実の2日間のバスツアー。思う存分滑り、やりたかったすべてのミッションが終わった後は、プロのドライバーに運転を任せて、ゆったりとした座席に身体を預けながら、気持ち良く夢の中へ……。
【ツアー会社紹介】
オリオンツアー
長野県や新潟県を中心に、北は福島から南は広島まで全国100ヶ所以上のスキー場へのバスツアーを企画・販売している人気のツアー会社。日帰りバスツアーから宿泊付きのバスツアーと種類も豊富で、なおかつリーズナブルな料金で学生を中心にファミリー層からも人気が高い。現在はバスだけでなく新幹線やマイカープランのツアーもあり、気軽にスノーボードやスキーを楽しむことができる。
出典: https://surfsnow.jp/article/ski-snowboard/detail/oriontour001
この記事を書いた人 SURF&SNOW編集部

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