当直明けの朝、気温は今季最低気温とのこと。天候は晴れ、しんと冷える朝は気持ちがいい。職場から一度自宅に戻って準備をしていると外気温は6℃であった。午後からもこの天候が続くのであれば水温も上がり釣り易くなるかもと考えて、午後からの千早川マス釣り場を計画した。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・福岡崇史)
午後からのエリアトラウト釣行
お昼前に自宅を出発して千早川マス釣り場への道のりを進んでいくと、みるみる気温が下がっていくではないか。国道と村道の分かれ道付近から千早川マス釣り場まで2℃。実に自宅と4℃差である。
事務所で券を購入するのに降車して思っている以上の寒さに驚愕。これは寒い!ルアーエリアに着いて池を除くと元気に泳ぐマス。周りの状況からも釣れているようで活性は高いようである。
タックルについて
今回もタックルは3本で、エステルセットが2本、ナイロンセットが1本である。放流とクランク用の999.9マイスター、マイクロスプーン用のβマグナムのフィネスメモリー、ミノー用兼クランク用の百鬼丸61ULである。

ADVERTISEMENT
ADVERTISEMENT
放流1回目は不発
焚火で冷えた手を温めてスタート。スタート直後のスプーンはあまり反応が良くなく、クランクで3つ程釣ることができた。その直後に見慣れた車が入って来た。千早川マス釣り場で知り合ったKさんとお友達の方も来場。夏以来の再会である。
上池の通称鉄板の場所に並んでの釣りである。2人が並んだタイミングで放流の軽トラが到着。放流が開始されたが……。スタート5分くらいは放流個体が回って来ないと思っていたが、10分経とうが15分経とうが放流らしきチェイスはない。追って来ても速度が合わなければ口を使わず……。無常な時間が流れる。
最終手段のクランク表層引きで放流のセカンド個体と思われる魚を釣ったが、その頃には両手が限界の状態。慌てて焚火場所に戻って手に生気を戻すことに。インスタントコーヒーをすすりながら焚火に手をかざす。
どうしたものか今日の釣り方が魚にマッチしていないのだろうか。しばらくあったまっていると指の自由が利くようになって来た。再スタートだ。
放流2回目もイマイチ
放流後のセカンドパターンで釣りを再開。いつもは効くはずのシルバー系の自塗りスプーンにも反応が薄い。そうこうしているうちに2度目の放流が始まった。やはり1回目の放流同様に派手系のスプーンには反応が少ない。
少しトーンを落として黒金にグローの入ったノアSの2014ノブカラーで少しピッチを早めに流すとヒット。これがポツリポツリと釣れるパターンで調子良く釣って行くことができたが、5匹も釣れればスレてしまいカラーチェンジ。
セカンドパターンでミノーのマジックジャークを試してみると、活性の高い個体はヒットしてくるものの爆発力には欠ける。ふっとスプーンボックスを見ると昨夜完成した自塗りカラーのスプーンに目が行った。
自塗りカラーのスプーンでヒットし出す
そういえば今日はまだ使っていなかったことを思い出し使ってみることにした。ベースカラーは薄いピンクに黒の飛ばし塗装とサイドに茶色の縁取りをしたカラーだ。
キャスト後、一度底を取って巻き上げを意識して引くとヒット。次に巻き上げから平行巻きに替えるとヒットしたりと今日一番のアタリカラーのようであった。

最終の16:30分を過ぎたあたりからスプーンよりクランクベイトに反応が良くなりプチ連発。しかし、人間の手が限界に達したため納竿とした。

ADVERTISEMENT
ADVERTISEMENT
最終釣果
最終的な釣果は38匹と昼からにしてはまずまずの釣果であったが、お昼1回目の放流個体を獲れなかった事がやはり悔しい。その日どんなルアーに良い反応が得られるかをいち早く見つける事が大事だと痛感させられた釣行となった。
<福岡崇史/TSURINEWSライター>
千早川マス釣り場
ADVERTISEMENT
ADVERTISEMENT