2023.9.29

今さら聞けないルアーシーバス釣り用語5選 自分なりにアレンジしてもOK

ルアーフィッシングをやっていると、横文字の難しい用語が本などに出てくる。インレット、ブレイク、ハクパターンにイナッコパターン。ブラックバスやシーバスフィッシングをやる方にはお馴染みの用語だが、全く釣りをやらない方や、ビギナーの方が聞いたら、?の連続だろう。

(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター宮坂剛志)

今さら聞けないルアーシーバス釣り用語5選 自分なりにアレンジしてもOK

いまさら聞けないシーバス用語

ちなみにインレットは、池や湖に流れ込む水の事で、ブレイクは浅い所から深くなる境目の事だ。◯◯パターンは、対象魚が捕食しているエサに合わせた釣り方の事を意味する。そこで今回は、これらの釣り用語をシーバスフィッシングに絞って紹介してみたい。知ってる方も全く知らない方も、言葉で釣りを知る事はとてもおもしろいのでお付き合いいただきたい。

さっそくシーバスフィッシングにおける、よく使われるであろう用語を5つ紹介してみよう。まだまだ用語はあるが、今回はあくまで筆者が選んだ代表的な用語である。

シェード

いわゆる直射日光が当たらない日陰だ。シーバスフィッシングに限らず、ブラックバス釣りでもよく耳にする用語であり、デイゲームをしていると自然と理解できる。

今さら聞けないルアーシーバス釣り用語5選 自分なりにアレンジしてもOK影の部分がシェードだ(提供:TSURINEWSライター宮坂剛志)

橋脚の下のシェードでボイルしていた。とか、あの建物がシェードになっている。など、比較的日中の釣りで使う言葉である。

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レンジ

電子レンジ?一般的にはそうだろうが、シーバス釣りにおいては違う。これは簡単に言えば、魚の泳いでいる「層」の事だ。

エサ釣りならば、タナと言われる。水面のトップ、浅いシャロー、中間のミドル、深場のディープ、底のボトム。これがレンジだ。また、ルアーによっても得意なレンジがあるのでこちらでも使われる。フローティングミノーならば水面から浅場のシャローの攻略、バイブレーションならば深場のディープからボトムの攻略、といった感じだ。

ボイル

これに遭遇した事のあるアングラーも多いと思うが、フィッシュイーターが小魚を追って水面近くでバシャバシャと捕食活動をしている事をボイルと言う。

今さら聞けないルアーシーバス釣り用語5選 自分なりにアレンジしてもOK激しいボイル(提供:TSURINEWSライター宮坂剛志)

シーバスフィッシングでは秋のハイシーズンになると、日中でも見られる。しかし、あまりにボイルが激しいと小さなルアーに気付いてもらえず、悶絶する事となる。

今さら聞けないルアーシーバス釣り用語5選 自分なりにアレンジしてもOK激しいボイル(提供:TSURINEWSライター宮坂剛志)

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バチ抜け

主に冬場のシーバスフィッシングで使う用語で、とても重要だ。冬場、関東では2月頃が最盛期だが、イソメやゴカイの多毛類が産卵行動に出る事をバチ抜けと言う。

特に河川に溢れ出すイソメやゴカイの姿は、あまり気持ちの良いものではないが、冬場のエサの少ない時期にシーバスにとってありがたいご馳走なのだ。大潮の夜が良いとされるが、その後の中潮の方が釣れたりもする。細身のバチ専用ルアーを使うのがセオリーだ。

パターン

初めにも書いたが、ハクパターン、サヨリパターン、イナッコパターンなど、シーバスが捕食しているエサに合わせた釣りをする事を、〇〇パターンと言う。

今さら聞けないルアーシーバス釣り用語5選 自分なりにアレンジしてもOKボラパターン?(提供:TSURINEWSライター宮坂剛志)

ちなみに圧倒的に難しいのが春先から初夏のハクパターンだ。ハクとはボラの稚魚たが、春先になると河川に大量に溢れる。

今さら聞けないルアーシーバス釣り用語5選 自分なりにアレンジしてもOKハクパターンは厄介だ(提供:TSURINEWSライター宮坂剛志)

それをシーバスが狂ったように食べるのだが、1cm前後のハクにルアーを合わせるのは難しく、釣り方も色々なので多くのアングラーが苦戦する。

今さら聞けないルアーシーバス釣り用語5選 自分なりにアレンジしてもOKハゼパターンもある(提供:TSURINEWSライター宮坂剛志)

多種多様な釣り用語

いかがだっただろうか、シーバスフィッシングだけでなく、釣りには様々な用語が存在する。そして、そのどれもが重要なキーワードとなるのだ。例えば、ボトム中心に狙おう。

今さら聞けないルアーシーバス釣り用語5選 自分なりにアレンジしてもOKシーバスルアー(提供:TSURINEWSライター宮坂剛志)

となれば、その日のキーワードは、深場や底付近にいるベイト(エサ)やボトムを狙えるルアー(バイブレーションなど)となる。つまり釣り人にとって用語は、魚を釣るためのキーワード(言葉)でもあるのだ。

自分でアレンジもOK

とはいえ、あまり堅苦しく考えては面白くない。そこで、自分なりのキーワードや用語を作ってみてもいい。ハゼ釣りではあまり使わないが、ホタテパターンやイソメパターン、ミミズパターンなど、筆者はよく使う。シーバスフィッシングでも、超ドシャローや、スーパーシャローなど、とにかく浅い所でヒットした事を自分なりにアレンジして使っている。

誰かに聞かせる事は少ないが、アレンジした用語で話していても何となく伝わるから不思議だ。この辺がまた釣りの面白さの新たな一面かもしれない。

<宮坂剛志/TSURINEWSライター>

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出典: https://tsurinews.jp/270818/
この記事を書いた人 宮坂剛志

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