2023.8.19

東北・日本海サーフのフラットゲーム入門【フィールド特徴・オススメルアーを解説】

東北の日本海側サーフはフラットフィッシュの魚影はそこまで濃くは無いものの、しっかり狙えば釣果を出すことが可能です。本記事では筆者が得意とするプラグ系ルアーでの攻略方法を紹介いたします!

(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター須藤雄飛)

東北・日本海サーフのフラットゲーム入門【フィールド特徴・オススメルアーを解説】

日本海遠浅サーフでのルアー釣り

東北の日本海側サーフは広大で根が少ない遠浅なサーフが果てしなく続き、一見すると狙いどころが少なく見えるポイントが多いです。

東北・日本海サーフのフラットゲーム入門【フィールド特徴・オススメルアーを解説】流れ込み(提供:TSURINEWSライター須藤雄飛)

しかし小さな川の流れ込みや離岸流が絡んだポイント、周囲よりも水深が深くなったポイントなどは必ずありますので、ポイントをはっきり絞りやすくもあります。

代表的な釣り方

一般的な10ft前後のサーフ専用ロッドを用意すると良いでしょう。4000番クラスのスピニングリールにPEラインは1号、リーダー5号(20lb)を巻いておけば快適な釣りをすることが可能です。ルアーはヘビーウェイト(30g前後)のシンキングペンシルや、フローティングミノーでの釣りが中心になります。

ルアー

筆者がよく使っているルアーを紹介します。

東北・日本海サーフのフラットゲーム入門【フィールド特徴・オススメルアーを解説】ルアー集合(提供:TSURINEWSライター須藤雄飛)

・モンスターショット80S(DUEL)
・ぶっ飛び君95S(ジャンプライズ)
・かっ飛び棒130BR(ジャンプライズ)
・kosuke110F(ima)
・シャローランナー(DUEL)
・DOVER120FRiva(APIA)

上記のルアーを筆者は特に高い頻度で使っています。

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釣れる代表的な魚

ヒラメ・マゴチ・シーバスが代表的なターゲットです。ベイトの接岸の度合いや時期にもよりますが、マダイや青物の回遊もあります。

なぜプラグが有効なのか

プラグが有効である理由を紹介します。

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底をつきにくい

そもそも、メタルジグ等と比べたら低比重で作られているため浮きやすいです。同じ30gでも、底切れの良さが違います。底にズルズルとボディを当てながら引いてくるようでは、魚も賢いですから簡単に違和感を与え、見切られてしまうでしょう。

アクションが良い

メタルジグよりも低比重なので、水流をしっかり受けてテールを振ったり、ボディがロールしたりします。その姿は逃げ惑うベイトにそっくり!魚の反応が違います。

シンキングペンシルで広範囲を探ろう

シンキングペンシルはメタルジグに比べたら飛距離は劣りますが、近年の製品はボディに内蔵されたウエイトのバランスが良く、100メートル前後飛ばすことも可能です。この飛距離は特に遠浅サーフでは圧倒的なアドバンテージになります。

人気のジャンルなので専用品が多い

シンキングペンシルは近年のサーフフィッシングで大人気です。なかには「サーフ専用」とうたっている商品まであるぐらいです。

どのシンキングペンシルが良いんだろうと迷っても、専用の物を選べばサーフで使いやすいシンキングペンシルであることは間違いないです。

リップ付きと無し

厳密にいうと、浮力やボディ形状でシンキングペンシルの動きは大きく異なります。

東北・日本海サーフのフラットゲーム入門【フィールド特徴・オススメルアーを解説】シンキングペンシル(提供:TSURINEWSライター須藤雄飛)

ですが、個人的にはリップの有無で動きに決定的な違いが出ると感じます。例えば「モンスターショット」は、リップがあり水をしっかり受け止めて堂々と泳ぎます。しかし「ぶっ飛び君」にはリップはありません。ぶっ飛び君はそれとは逆に、水に馴染むようにお尻を左右に大きく振りながら泳ぎます。筆者は、特徴を考慮し波の状態が凪に近いときにぶっ飛び君、波がやや高いときや潮が早いときモンスターショットなどと使い分けます。

ミノーで手返し良く攻めよう

海でのルアーフィッシングが広まった時代には、メタルジグかミノーしか選択肢はなかったそうです。竿をしゃくり自分で動きを付けるメタルジグに比べ、巻くだけで泳ぐミノーは画期的だったと言います。自然な動きで魚のバイトを誘うのは釣りの基本なのではないかと思っています。

魚は意外と足元にいる

基本的に筆者はまずはミノーで岸から近いところを探ります。理由はその通りで魚が高活性な時間であれば意外にも、数メートル投げたぐらいの足元で魚が釣れてしまうことが多いです。近いところをミノーでまけば、手元に戻ってくるのも早いですから、効率よく魚を探ることが出来ます。

サーフのフラットフィッシュはなんとなく、ある程度水深があるところでいつもじっとしている、というようなイメージがありますがそんな事はなく、足元までベイトを元気に追いかけています。

潜行レンジも様々

足元の水深が50cmぐらいのポイントも多い東北の日本海サーフ。きちんとレンジを意識してミノーも使い分けましょう。

例えばメーカー発表のカタログ数値ですが

・kosuke110F(ima):潜行レンジ40~80cm
・シャローランナー(DUEL):潜行レンジ10~60cm

とあります。どちらもフローティングミノーですが、リールを巻けばリップで水をかみ、潜ろうとする力が働きます。そうすると潜行レンジが深い設定のルアーでは、水深が浅いポイントで地面を擦ったりします。違和感を与えないように潜行レンジが浅いミノーにチェンジします。

ルアーチェンジのコツ

また、ただ単にそういった釣りのしやすさだけでルアーチェンジするわけではありません。

東北・日本海サーフのフラットゲーム入門【フィールド特徴・オススメルアーを解説】マゴチ(提供:TSURINEWSライター須藤雄飛)

突然真横から肩をたたかれたら人間も驚いてしまうように、魚も同じです。突然視界にルアーが現れたら食べれないといった現象も起こります。そういった場合、深いレンジのものから浅いレンジのミノーへチェンジすると、遠目から見ることが出来るのかバイトが増えたということもありますから、長時間の釣りの中でルアーをローテーションしてみましょう。

東北日本海側サーフで釣ろう

水深が浅く攻略が難しい東北日本海側のサーフですが、ポイントを吟味したりルアーを使い分けて攻略すれば、きっと釣果に結び付くはずです!最後までご覧いただきありがとうございました。

<須藤雄飛/TSURINEWSライター>

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出典: https://tsurinews.jp/265411/
この記事を書いた人 須藤雄飛

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