2023.8.2

ナイトシーバス釣行の最強切り札『バイブレーション』ルアーで70cm級本命登場

千葉県村田川へ、バイブレーションルアー縛りでのシーバスゲームに出かけた筆者。見事に70cm級シーバスをキャッチ。ナイトゲームにおけるバイブレーションルアーの使用術と併せてレポートします。

(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター宮坂剛志)

ナイトシーバス釣行の最強切り札『バイブレーション』ルアーで70cm級本命登場

バイブレーションルアーでナイトゲーム


シーバスやクロダイは基本、夜の方が警戒心が薄くなり釣りやすい。使うルアーもシンキングペンシルやミノー、ワームなどスローに誘うタイプが有利とされている。がしかし、活性が低かったり、ボトム付近でエサを捕食していたりする場合、これらのルアーでは歯が立たない。

ナイトシーバス釣行の最強切り札『バイブレーション』ルアーで70cm級本命登場 昼間は危険な暑さ(提供:TSURINEWSライター宮坂剛志)

そこで活躍するのが、バイブレーションだ。ボトム攻略はもちろん、やり方次第では水面直下の魚も狙える。もっと言えば、全てのレンジを網羅できると言っても過言ではないのだ。

そんな万能とも言えるバイブレーションを使って、しかもナイトゲームでシーバスやクロダイを釣ってみたので釣行の様子と共にお届けしたいと思う。

村田川でルアーシーバス釣行

7月上旬、昼間は危険極まりない暑さとなった関東地方。夕暮れから千葉県の村田川へ向かった。上流にあるJRの高架下のポイントへ入る。今日はミノーやシンキングペンシルは使わないつもりで持って来ていない。バイブレーションのみで釣るつもりだ。流れはないが、ボラが跳ねているので、ベイト感はあるがこれがどこへ投げてもアタリすらない。

ナイトシーバス釣行の最強切り札『バイブレーション』ルアーで70cm級本命登場 村田川JR高架下(提供:TSURINEWSライター宮坂剛志)

早々に諦めて中流域にある橋脚下付近へ移動した。ここは足元にシーバスが付いてる事が多いので、油断しないできっちり攻める。対岸の地形変化を狙ってボトム中心に巻いて来ると読み通り、ピックアップ寸前の手前で強烈なアタリが来た!


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ダイソーPEで70cmシーバス


これはヤバイとすぐにわかる引きと重さだ。村田川はこれがあるから面白い。お金がないのでダイソーのPEラインを使用していたが、これが案外にも耐えてくれる。どうにかこうにか魚を弱らせて上がって来たのは、まさかの70cm級のシーバス。陸っぱりからこのサイズは何度釣っても興奮する。

ナイトシーバス釣行の最強切り札『バイブレーション』ルアーで70cm級本命登場村田川中流域の様子(提供:TSURINEWSライター宮坂剛志)

しかもナイトバイブレーションでだから余計に嬉しい。活性が低く後が続かなかったが、この一匹で満足して村田川の釣行は終了した。


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養老川でクロダイ手中

後日、今度は養老川でナイトバイブレーションを使って釣りをしたが、風が強くなかなか苦戦した。それでも良型のクロダイを釣る事が出来た。

ナイトシーバス釣行の最強切り札『バイブレーション』ルアーで70cm級本命登場 バイブレーションで良型クロダイヒット(提供:TSURINEWSライター宮坂剛志)

さらに小河川でもこのバイブレーションを夜に試したが、やはり良型のクロダイとセイゴが釣れた。

ナイトシーバス釣行の最強切り札『バイブレーション』ルアーで70cm級本命登場 小河川でセイゴキャッチ(提供:TSURINEWSライター宮坂剛志)

もはやナイトゲームにバイブレーションは筆者の中では常識になりつつある。そんな釣果だった。

ナイトシーバス釣行の最強切り札『バイブレーション』ルアーで70cm級本命登場バイブレーションでクロダイヒット(提供:TSURINEWSライター宮坂剛志)

ナイトでのバイブレーション使用のコツ

このバイブレーションだが、昼間に使うのと違って少々コツがある。昼間ならば投げてひたすら巻くだけでも釣れるが、夜は少し違う。早巻きでも釣れない事はないが、これは水面でベイトが追われている時など、活性の高い時の話。コツは「ブルブルがわかるかわからないか程度に巻く」事だ。

ただゆっくり巻くだけではなく、ブルブルが手元に伝わるギリギリを感じる事が重要。これがやってみるとかなり難しいが、できればシーバスやクロダイの釣果はかなり伸びると言える。そして、シンキングペンシルやミノーにはない面白さを発見できるだろう。


軽めのバイブレーション


今回使用したバイブレーションは、8~10gのやはり軽めのバイブレーション。軽い方がボトムだけでなく、水面付近なども狙うのに適しているし、何より巻いていて疲れない。さらに言えば、浅い河川では根掛かり回避も軽い方が有利なのだ。

しかし、風が強かったり流れが早くてルアーが流されてしまうような時は、もう少し重くても良いが、流れを利用してドリフトさせて釣る場合は、やはり軽い方がいい。

使用したルアー


今回筆者が使用したルアー「鬼丸8g」「メタルガレージ10g」は、コスパと釣果、どちらも優秀なバイブレーションなので、紹介しておこう。

ナイトシーバス釣行の最強切り札『バイブレーション』ルアーで70cm級本命登場 鬼丸8g(提供:TSURINEWSライター宮坂剛志)

なんとどちらも1000円以内で買える。(重さで少々金額は変わります)重さも色々あるので、場所や状況に応じてチョイスすると良い。

ナイトシーバス釣行の最強切り札『バイブレーション』ルアーで70cm級本命登場メタルガレージ10g(提供:TSURINEWSライター宮坂剛志)

 

キャストに注意

この良型のシーバスやクロダイをゲット出来たナイトバイブレーションだが、やはりナイトゲームだけあって注意も必要だ。バイブレーションは他のルアーと違って鉛の塊をぶん投げる釣りだ。昼間ならば人や障害物も良く見えるが、当たり前だが夜は視野が狭まる。木などに引っ掛けるならまだしも、万が一人に当ててしまったら大変だ。

ナイトバイブレーションを楽しむ場合、いつもよりさらに注意をして釣りを楽しもう。そうすれば昼間の殺人的猛暑を避け、シーバスやクロダイとスリリングな一夜を楽しむ事ができるだろう。

<宮坂剛志/TSURINEWSライター>

▼この釣り場について
村田川&養老川
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出典: https://tsurinews.jp/263359/
この記事を書いた人 宮坂剛志

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