2023.4.17

ヤリイカ船でトップ62匹と快釣【福井・越前沖】イカ玉発見で時合い到来

3月17日、福井県・越前沖へ、仕立船でヤリイカ釣りに出かけた。当日は私含め6人が乗船。午後4時ごろに港へ到着し船長とあいさつを交わして、タックルを積み込んでいく。私は右舷ミヨシに座を構え、準備を整えていく。やがて港を出ると、船はヤリイカのポイントへ向かう。

(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版APC・鈴木利夫)

ヤリイカ船でトップ62匹と快釣【福井・越前沖】イカ玉発見で時合い到来

仕立船でヤリイカ釣行

3月17日、福井県・越前沖へ、仕立船でヤリイカ釣りに出かけた。当日は私含め6人が乗船。午後4時ごろに港へ到着し船長とあいさつを交わして、タックルを積み込んでいく。私は右舷ミヨシに座を構え、準備を整えていく。やがて港を出ると、船はヤリイカのポイントへ向かう。

航程30分ほどでエンジン音がスローになり、ヤリイカポイントに到着した。空は曇天でヤリイカ日和だが、大きなウネリが残っていた。やがてアンカーが入ると、「水深43m、スッテは15号、胴つきは60号」と船長から指示が出る。

オモリグで良型ヤリイカ

私はオモリグで勝負。他の釣り仲間は全員が胴つき仕掛けで、多連掛けを狙うようだ。夕暮れの時間帯はヤリイカの回遊はなく、静かな時間だけが過ぎる。左舷トモの林さんは、大きなウネリで逆噴射を連発し横になっていた。

やがて頭上から強烈な集魚灯で海面を照らす。これからがいよいよ本番だ。右舷胴の間でサオを出していた千田さんの胴つきのサオが鋭く突っ込んだ。素早く電動で巻き上げると、サオがたたかれて生命反応は確かのようだ。やがて海面下から良型ヤリイカが浮上して抜き上げると、素早く手繰り寄せてにっこり。船中初のヤリイカを仕留めて、足元にイケス内に入れた。

ヤリイカ船でトップ62匹と快釣【福井・越前沖】イカ玉発見で時合い到来オモリグで仕留めた良型のヤリイカ(提供:週刊つりニュース中部版APC・鈴木利夫)

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良型ぞろいで本命連発!

左舷ミヨシの奥平さんからも、「俺もイカが乗ったぞ」と弾んだ声を発する。ヤリイカの群れが船下付近に集まってきたようだ。私はボトム付近でソフトに誘い続けた。するとサオが軽く浮いたので、半信半疑で大きくアワセを入れてみる。するとサオが大きく曲がり、ずっしりと重くなった。

ここで巻き上げると、「よっしゃ~!乗せたぞ」と奥平さんに伝えた。ヤリイカの鋭い突っ込みが楽しい。やがて海面下からヤリイカが浮上してきたので、一気に抜き上げた。極太のオスのヤリイカだ。

しかし大きなウネリは収まらず、少し船酔い気味になり小休憩。そんななか千田さんは絶好調。連発で次々にヤリイカを仕留めている。しかもオスのヤリイカが主体だから「良型ぞろいでうれしい」と、千田さんは笑顔で話す。

イカ玉発見で時合い到来

やがて船長がイカ玉を発見。左舷前方の海面下に、白く大きなヤリイカの大群が寄ってきた。このタイミングで船中では、イカの乗りが良くなり騒がしくなった。私も再びサオを出してボトム周辺で誘いを入れると、すぐにアタリがありサオが曲がった。

巻き上げるとサオが大きく弧を描き、重量感が伝わってくる。ゆっくり巻き上げると、イカの強い引きが楽しい。手繰り寄せると船ベリで大噴射。エサ巻きスッテをがっつり抱いた極太級のオスヤリイカだった。

ヤリイカ船でトップ62匹と快釣【福井・越前沖】イカ玉発見で時合い到来オスのヤリイカを次々とキャッチ(提供:週刊つりニュース中部版APC・鈴木利夫

午後9時前後からプチ時合いに入り、全員が無言で無我夢中で誘い続ける。この時間帯からウネリが収まり、船酔いしていた林さんもここからサオを出す。そしてヤリイカを仕留めて、ニンマリ笑顔になった。

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サオ頭は62匹ゲット

やがて沖上がり時間が告げられ終了となった。そんなこんなで終わってみれば、私の釣果はヤリイカ22匹。良型ぞろいで満足した。ちなみに千田さんがサオ頭。胴つきでヤリイカ62匹だった。

翌日わが家の夕飯はヤリイカの刺し身を食べると、上品な甘さとコリコリとした食感は最高だった。おいしいヤリイカ釣りはイカがだろうか。

<週刊つりニュース中部版APC・鈴木利夫/TSURINEWS編> 

▼この釣り場について
越前沖
この記事は『週刊つりニュース中部版』2023年4月7日号に掲載された記事を再編集したものになります。
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出典: https://tsurinews.jp/248715/
この記事を書いた人 TSURINEWS編集部

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