2023.4.16

堤防アジング釣行でアジ連打【大阪・深日港】サビキ釣りを観察すると釣れる?

午前中は雨が残った3月下旬の日、午後からは雨が止む予報だったので最近アジが回遊しはじめたという泉南エリアを目指して自宅を出発した。例年4月前になり、少し水温がぬるみ始めると同時に和歌山エリアより順に生まれて、1年以内の豆アジから産卵に絡む尺アジクラスまでが接岸しはじめ、いわゆる春爆と言われるシーズンが始まる。その序章を拝みたくアジング釣行へ。一路南下した。

(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター福岡崇史)

堤防アジング釣行でアジ連打【大阪・深日港】サビキ釣りを観察すると釣れる?

深日港周辺でアジング釣行

今回のアジング釣行の目的地は岬町の深日港周辺エリアとした。自宅からは約1時間半程掛かるが、久しぶりに大阪湾のアジの顔が拝める可能性があると考えるとワクワクが止まらない。

堤防アジング釣行でアジ連打【大阪・深日港】サビキ釣りを観察すると釣れる?深日港(提供:TSURINEWSライター福岡崇史)

ポイントに到着すると雨上がりを狙ったかのようにファミリーが次々と竿を出しており、サビキ釣りでも時折アジが掛かっている。これはアジングでも釣れる可能性が非常に高い。空いている場所に入れてもらってスタートした。

タックルとリグ

堤防アジング釣行でアジ連打【大阪・深日港】サビキ釣りを観察すると釣れる?アジングタックル(作図:TSURINEWSライター福岡崇史)

私のタックルは中アジサイズまでは標準としている近距離用の宵姫華54FLにプレッソ1025番のリール、ラインはバリバスのトラウト用スーパーエステル0.3号オレンジにリーダーはフロロカーボンの0.6号を使用。このタックルだと尺クラスまでなら十分に対応ができるセッティングである。

ジグヘッドは自作のタングステンジグヘッド0.5gにワームは34のプランクトン1.8inのこもちえびカラーをセットした。

アジがアミエビに酔った?

さぁスタート。レンジを探しながらアクションと誘い方を変えるも一向にアタらない。おかしいと思いながら探るもアタリもカスリもしない。よくよく考えてみると私以外は全員サビキ釣り。

ひょっとするとコマセが帯状になっておりアジがコマセのアミエビに酔ってしまっている、いわゆるアミ酔いの状態では?ということに気づいた。この状況になってしまうとしっかりとレンジを合わせないとアタリすら出ない。よし!サビキ釣りの観察だ。

レンジ狙い撃ちで本命ヒット

アミ酔いの状態でルアーで釣るにはサビキ釣りの釣れている針の位置を確認することが重要であり、釣れている率の高い針の位置にルアーを一定時間ステイさせるイメージで釣ることが最も近道である。観察していると底まで落として、上から3つ目と4つ目の針にヒットしている姿が多いことが見えてきた。

カウントに置き換える

筆者のジグヘッドだとカウント12~15の間くらいかと推測。またステイさせる時間を長くとるには0.5gより0.4g~0.3gのほうが有利だと感じたが、ワームの長さの分を考えると0.5gの方が留めやすいと考えて、そのままにしてカウントの数だけを変え、水平移動をさせやすいようにロッドを後ろへ引く動作を加えた。

見事アジヒット

その数投目に見事にアジがヒット!今季初のアジの顔を拝むことができた。南蛮漬けサイズのアジであるが、やはり作戦通りに釣れると嬉しい。さぁどんどん釣るぞ!

常夜灯ポイント

夕方の釣果は10分に1匹程のペースで釣れ続け、何とか攻略の糸口が掴めたものの、サビキ釣りのファミリーが帰った夜はアジの付き場も変化することが考えられた。

幸い常夜灯がある港なので、常夜灯を中心に釣って行くことがセオリーとなるのだが、実は最近の常夜灯の多くがLED化されており、以前の蛍光灯と異なり明るく見えても照射している範囲が変わっているため、付き場所が変化していることが多い。

堤防アジング釣行でアジ連打【大阪・深日港】サビキ釣りを観察すると釣れる?深日港のアジングでキャッチ(提供:TSURINEWSライター福岡崇史)

実際に私も高速道路の常夜灯の当たる場所で釣れる場所を知っていたが、改修工事の際にLEDに切り替わってしまい、ポイントがガラッと変わってしまった経験がある。深日港とて同様でLED常夜灯となっているのでポイントは足で稼ぐ釣りとなる。

シーバスヒットで納竿

常夜灯が当たっている当たっていないを水面で判断できないので、明暗の境と思われる場所を中心に夕方同様に0.5gのジグヘッドで探っていく。ポツポツとアジを拾うことができたが、撃ち続けていると明確なアタリが出て、合わせると強烈な絞り込みがきた。

堤防アジング釣行でアジ連打【大阪・深日港】サビキ釣りを観察すると釣れる?深日港で釣れたメバル(提供:TSURINEWSライター福岡崇史)

遂にデカいのがきたかと思ったが、水面でエラ洗い……。シーバスだ。何とか耐えるもののフックアウト。まぁしゃーないか。今回は基本のジグヘッドのみの釣りとなったが、次回はプラグやメタルジグも活用してワームでは釣れないアジもターゲットにしてみたい。

<福岡崇史/TSURINEWSライター>

▼この釣り場について
深日港
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出典: https://tsurinews.jp/248270/
この記事を書いた人 福岡崇史

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