有給休暇であった3月8日(水)晴天に恵まれて、気温は20度を超えそうな日であった。午前中は日頃から溜まっている家事を済ませて、午後からどこか行こうかと考えていた時、折角だしアングラーの少ない千早川マス釣り場も久しぶりに行きたいと思い立ち準備を始めた。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター福岡崇史)
千早川マス釣り場へ釣行
千早川マス釣り場は自宅からも近く、普段は休日の人が多い状況しか釣りをしていないので上池・下池共に自由に釣り歩けるというメリットは平日ならではなのだ。
千早川マス釣り場の受付で料金を支払い、ルアー池へ移動。やはり平日の管理釣り場の人数は片手程でのんびりした雰囲気。管理人のTさんと雑談をしつつ上池からスタート。色々なルアーの反応を見ていたら釣れる前に放流トラックがやってきた。平日の放流は下池であることが多く、道具をまとめて下池へ移動した。
放流個体を狙う
丁度いい場所が空いており、両端に許可を取った上で入らせてもらい準備をする。放流個体はすぐには反応が出ないことが多いが、今日は晴天で水温も先日の休日に比べて高いハズ。放流が効き始めるまでのもどかしい時間がスタートした。
オレ金中速中層巻きで3連打
スプーン用のタックルはディスプラウトのβマグナム61フィネスメモリーにエステル0.3号のセッティングで定番のオレ金のスプーンを装着してスタート。とりえず表層からスタートするも追いすらない。放流個体が馴染むまで少し時間が掛かるようで、様子見しながら巻く速度やレンジを変えながら探していく。
10分程経過したときにやっとヒット!やはり速い動きより少し遅めた状態の中層。やっと放流個体の場所を見つけた。定番のオレ金中速中層巻きでは何とか3匹ゲット。反応が少なくなった段階でカラーチェンジとした。
1ルアー1ヒットで拾い釣り
次に基本の金色を残した金残しローテで2匹ゲットして放流個体は5匹となった。放流ラッシュが終わり、通常モードに戻ったがどのように攻略していくか、いろいろ試してみるが1ルアー1ヒット状態で数が伸びない。
何か爆発力に欠けると思いつつ、ふと気温の高さに気付いた。今日は普段よりかなり温かい。ひょっとしたら表層かも。
表層狙いで連発
管理釣り場程度に規模だと、水温は自然環境に比べて温まりやすい。つまりちょっと上ずっている個体が釣りやすいのではないかと思い、表層を狙いやすい0.4gのスプーンにチェンジして水面下30cm以内を攻めてみると、1投目からヒット。2投目もヒット。これはいい思い付きだったかも。
場所を替えて投げてみると先ほどまでに比べて追ってくる数が違う。カラーも和カラシ系のアピール系とエサ系の丁度いい塩梅の感じで連発。しかし、こう釣れ続くとフックの摩耗が激しく、ばらしてしまった後に見るとやはり伸びていた。
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フック交換の重要性
フックを試合用の細軸から中軸のものに交換して使用するとバラシが無くなった。やはりフック交換は大事。しかし、使い続けたことで追いが少なくなり次の手にチェンジする時がきたようだ。
ミノーで追加
スプーンを堪能した後、残りの放流個体を釣るため有効であるとされているミノーにチェンジ。ここは定番のディスプラウトのイーグルプレーヤー50slim/GJの出番。マジックジャークで釣っていく。

水温も少し上がっている状況なので比較的反応は良く足元まで追いかけてきてヒットする魚も多かった。釣り続けているとヒットしたマスに追随するようにマスが付いてきてマスボールが形成され始めた。秋ごろによく見られる光景だが、水温が少し上がった状況でやはり全体的に活性が上がっていたようだ。

ミノーへの反応も良く、ジャークして潜らせて浮上するルアーに果敢にアタックする姿は何度見ても興奮モノである。
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再びフックトラブル
しかし、釣り続けているとヒットした瞬間に外れた。よく見るとまたフックが折れている。先日の管理釣り場ドットコムの大会からフックを替えずに使っていたものだったので致し方ないが、マメにフックの点検が必要であることを痛感した。
最終釣果
最後にボトムのミノーも少しやってみて何匹が釣ったところで終了の時間となった。カウンターの数を見てみると56匹で午後からの釣行では大満足の数。

トーナメントの時にこれくらい釣れてくれたらいいのだけど…。少し疲れた腕を回しながら釣行を終了した。
<福岡崇史/TSURINEWSライター>
千早川マス釣り場
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