
スパ・フランコルシャン・サーキットで開催されたF1ベルギーGPは、マクラーレンのオスカー・ピアストリが勝利した。この勝利を受けて、ピアストリはある考えを思い浮かべていた。
大雨によってディレイとなったベルギーGPで、ピアストリは2番手からスタート。セーフティーカー先導後の5周目からのローリングスタートでは、チームメイトのランド・ノリスを上手くオーバーテイクし、先頭に立った。
そこからレースを主導していったピアストリは、終盤にチームメイトから差を詰められたものの、トップチェッカー。今季6勝目を収めた。
そしてピアストリはベルギーGPの勝利を、自身の祖父に捧げた。今回、ピアストリの祖父は初めて母国オーストラリア以外でのグランプリ観戦だったということもあり、ピアストリとしては今後も家族を呼ぶことがゲン担ぎに良いかもしれないと考えているようだ。
「祖父がオーストラリア以外でレースを見るのは、今回が初めてなんだ」
ピアストリはそう語る。
「スペインでも妹のひとりが、初めてオーストラリア国外のレースに来てくれていたんだけど、そこでも良い週末を過ごすことができていたんだ」
「そして今回は祖父で、また良い週末になった。だから残りのレースに向けて、ひとりずつ家族を呼び寄せる必要があるかもしれない。分からないけどね」
「今回の勝利を捧げるのは(祖父が)最適な人だと思ったんだ。そうできて良かったよ」
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