2025.7.12

Moto3ドイツ予選|ウエット路面に転倒多発、PPはオグデン獲得。日本人ライダーQ2で苦戦下位に固まる

Gold and Goose / Motorsport Images

 MotoGP第11戦ドイツGPのMoto3クラス予選が行なわれた。ポールポジションを獲得したのはCIP Green Powerのスコット・オグデンだった。

 ドイツGPで日本人ライダーの古里太陽(Honda Team Asia)と山中琉聖(FRINSA - MT Helmets - MSI)は予選Q2への直接進出を決めた。なおグランプリ2日目はあいにくの雨となっており、路面がフルウエットのコンディションで予選が行なわれた。

 15分間のQ1前半で暫定トップに立っていたのは、コーマック・ブキャナン(DENSSI Racing - BOE)だ。ただQ1残り5分以降のアタックでブキャナンの暫定トップタイムはどんどん更新されていき、ヴァレンティン・ペローニ(Red Bull KTM Tech3)が1分36秒745で暫定トップに立った。
 
 その後もQ1のラストアタックまでタイム更新は続いた。激しいアタック合戦を制したのはブキャナンで、1分35秒514を記録してQ1をトップ通過した。2番手以下はペローニ、エディー・オシェ(GRYD - Mlav Racing)、ノア・デットウィラー(CIP Green Power)までがQ2に進んだ。

 日本人ライダーも参加した予選Q2は、序盤にグイド・ピニ(LIQUI MOLY Dynavolt Intact GP)がターン8でクラッシュした結果、エアフェンスの修復が必要となり赤旗中断が発生した。

 セッションが再開されアタックが進んでいくと、アドリアン・フェルナンデス(Leopard Racing)が1分35秒348をマークし、ひとまずこれがトップタイムとなった。

 その後はダビド・ムニョス(LIQUI MOLY Dynavolt Intact GP)やオグデンなどによって暫定トップタイムが次々と更新された。一方で日本人ライダーはこの上位タイムの争いについていくことができていない状態だった。

 セッション終盤の残り2分を切った頃、アルヴァロ・カルペ(Red Bull KTM Ajo)とジョエル・ケルソ(LEVELUP-MTA)が転倒し、その処理のためにイエローフラッグが長時間継続した。そのため多くのライダーがタイムを更新する事ができないまま、セッションを終えることになった。

 その結果、中盤に1分35秒001のタイムを記録していたオグデンがポールポジションを獲得。2番手はダビド・アルマンサ(Leopard Racing)、3番手はピニとなった。

 日本人ライダーは山中が16番手、古里が17番手で予選を終えた。

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出典: https://jp.motorsport.com/moto3/news/moto3-2025-rd1--german-qf/10741554/
この記事を書いた人 Motorsport.com日本版

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