
レッドブルのマックス・フェルスタッペンは、F1スペインGP初日の走りに及第点をつけた。
フェルスタッペンはスペインGPの初日セッションで、FP1はトップのランド・ノリス(マクラーレン)から0.367秒差の2番手、FP2ではオスカー・ピアストリ(マクラーレン)から0.310秒差の3番手のタイムと、まずまずのタイムで週末をスタートさせた。
そんな初日の走りに対して、フェルスタッペンもひとまずは満足できているようだ。
「このコースはいつでも走るのがすごく楽しいんだ。ちょっと暑くはあったけどね。金曜日はまあまあの日だったと思う」
フェルスタッペンはそう語る。
「これまでもっと悪い金曜日を経験してきたけど、マシンには多少満足できているんだ。まあ、まだ理想の状態ではないけれどね。それでも少しはポジティブになれたよ」
またフェルスタッペンはスペインGP開幕前には、優勝したエミリア・ロマーニャGP(イモラ)でのようなフィーリングを取り戻したいとも語っていたが、まだそこまでは至っていないという。
イモラ戦と近い状態になったか? そう問われたフェルスタッペンは「いいや」と答えつつ、こう続けた。
「僕が言いたいのは、コースごとによって少し違ってくるという話だ。それにフィーリング面ではまだマシンからもっと良いモノを感じたいと思っている」
「これまでは完全に調子の上がらない金曜日になることもあった。だからそれよりは良いけど、まあ中間といったところかな」
なおスペインGPではフロントウイングのフレキシブル性に対する検査がより厳格化された。
規制強化がマクラーレンの勢いを削ぐことに繋がるのではないかと期待する向きもあったが、フェルスタッペンはそもそもあまり期待していなかったという。
「順位を見ると、あまり違いはないようだ。そもそも僕としては、あんまり期待はしていなかったんだよね」
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