
佐藤琢磨(レイホール・レターマン・ラニガン)は第109回インディ500の予選で2番手。5月25日に予定されている決勝をフロントロウからスタートすることが決まり、マシンは完璧だったと振り返った。
佐藤は予選初日に9番手となり、上位12台が走行する予選2日目に駒を進めた。その2日目、トップ12セッションでは6番手となり、自身3度目となるファスト6に進出。そのファスト6では、平均232.478mph(約372.0km/h)を記録して、プレマのロバート・シュバルツマンに次ぐ2番手となった。
佐藤は予選後、チームが発表したプレスリリースを通じて、次のようにコメントした。
「僕たちはフロントロウに戻ってきました。この結果はチームにとってものすごく嬉しいもので、スタッフの全員を誇りに思います」
佐藤はそうコメントした。
「アマダのマシンは完璧でした。自分たちの持てるものすべてを引き出すことができました。(ポールポジションを獲得した)ロベルト・シュバルツマンとは本当に僅差でした。彼には心からおめでとうと申し上げます」
「HRC(ホンダ・レーシング)のことを誇りに思うとともに、彼らをフロントロウに押し上げたことを誇りに思います。僕たちは、すべてをひとつにまとめあげ、ついに完璧に近いバランスを手に入れました。これはまさにチームの功績です」
「インディ500が楽しみで仕方ありません」
また佐藤は、自身のSNSにもビデオメッセージを投稿し、次のように語った。
「みなさんやったよ! P2……本当はポールって言いたかったんだけど、フロントロウを獲れました。本当に嬉しい」
「ファスト6では、本当に実力で(ライバルを)やっつけたと思うんですよね」
「エンジニア、メカニックたちは本当に素晴らしいサポートをしてくれて、僕は幸せです。僕もミスゼロで、完璧なハンドリングで全て出し切りました。チップ・ガナッシもやっつけたしね! 本当に最高の予選でした」
「ここからは大変だと思います。レースカーはまだ50点くらいの出来なので、月曜日の走行とカーブデーでなんとか仕上げて、来週のレースに気を引き締めていきたいと思います」
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