
今週末、MotoGPは第10戦オーストリアGPが開催される。ヤマハのファビオ・クアルタラロは昨年好成績を収めたオーストリアでの戦いに向け、全力を尽くすと語った。
クアルタラロは前戦イギリスGPでは一時は7番手を走行。ただ終盤のルカ・マリーニ(VR46)との接触によってポジションを落としてしまい、最終的にはポイントギリギリの15位でのフィニッシュとなった。
オーストリアGPの舞台となるレッドブルリンクは、そのコースレイアウトからヤマハ向きではないとも言われているが、クアルタラロは過去に3回表彰台を獲得。2022年シーズンも2位を記録している。
今年も昨年同様に好走を期待されるクアルタラロだが、彼は昨年の成功が”保証”になるわけではないと前置きしつつ、全力を尽くすつもりだと語った。
「シルバーストンは全体的に難しい週末だったけど、レースでは良い感触だった。その後は少し休暇を楽しめたし、今は次のレースに向けて準備ができていると思う」
「昨年、僕はレッドブルリンクで2位を獲得していて、ポジティブな記憶が残っている。過去の成功はMotoGPでは何の保証にもならないというのは確かだけど、とにかく僕はまた先頭で戦えるように全力を尽くすつもりだ」