
第44回鈴鹿8時間耐久ロードレースの決勝で2位となった#104 TOHO Racing(清成龍一、國峰啄磨、榎戸育寛)が、レース後の記者会見で喜びを語った。
TOHO Racingは今回の8耐では予選から好調。トップ10トライアルに進出すると、見事に3番グリッドを獲得した。
決勝では#7 YART Yamaha Official EWC TEAMや#12 Yoshimura SERT MotulといったEWC(FIM 世界耐久選手権)のフル参戦チームに先行されていたが、彼らは中盤、終盤にトラブルと転倒によって大きく後退。辛抱強く彼らの後ろを走っていたTOHO Racingが2位表彰台を獲得することになった。なおTOHO Racingとしては2012年の2位に並ぶチームベストタイのリザルトだ。
レース後に行なわれた記者会見で、清成、國峰、榎戸は次のようにコメント。2位表彰台の喜びを噛み締めていた。
■榎戸育寛
「本当に辛く長いレースでした。ひとりでは成し遂げられませんし、両サイドにいる清成選手、國峰選手の素晴らしい走りのおかげで今のこの結果があります。もちろん、TOHO Racingの作戦やサポートがあってこその結果です。関わってくれたみなさんには感謝しかありません」
「ごめんなさい。なんか、 表彰台の時に全部使い切ってしまっていて……(笑)。頭が回らないです」
「でも、この眼力だけで伝わると思います。 本当にありがとうございました」
■國峰啄磨
「僕は今週ずっと調子が悪かったので、本当に清成選手と榎戸選手には感謝しかないです」
「チームとスポンサーの皆様も現地に来て頂いて、その中でその結果を出せたことが何よりも嬉しいです。本当に感謝しかないと思うのと、僕の”夢の8耐”での表彰台にまず1回上れたことがすごく嬉しいです」
■清成龍一
「表彰台でもお伝えしたとおり、僕みたいなおじさんをチームが使ってくれたことには本当に感謝しています」
「8耐ウィークだけでなく、8耐テストからずっとバイク作りだったり、人やモノを増やしたりと、本当に大変だったと思うんですけど、チームのみんなのおかげでスタートラインに立てました」
「急遽でしたけど、榎戸選手が入ってくれたおかげで、面白いと言ったら失礼かもしれないですけど、新しい風と言うか、チームに力が加わって今年は自信を持って挑めました。ライダーふたりにも感謝しています」
「スポンサーの方々、特にチームのメカニックの方々は寝ずに、ずっと今週までやってくれていて、(2位は)そのおかげだと思います。40歳のおじさんがちょっと足を引っ張ったんですけど、ここに連れてきてくれたことに、本当に感謝しています。ありがとうございます」
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