2024.3.26

石川遼の2024年が開幕! “ベストな結果”ではなく「最善の選択を」

開幕戦に先立ち、石川遼が会見に登場(撮影:米山聡明)

<東建ホームメイトカップ 事前情報◇26日◇東建多度カントリークラブ・名古屋(三重県)◇7069ヤード・パー71>

東建多度カントリークラブ・名古屋で国内男子ツアーの新シーズンがいよいよ開幕する。約3カ月間の充実したオフを過ごした石川遼が今季初戦に挑む。


石川遼 伝説のウォーターショットはここから生まれた【写真】


オフシーズンは基本的にトレーニングをして過ごしていたと話す石川は、「いい体の状態を保っていけるように」とトレーニングの強度を上げ、シーズンを通してパフォーマンスの維持と怪我の予防を目的として行った。

ゴルフは3月の中旬に5日間ほど行ったぐらいで、トレーニングをメーンにフィジカルの強化に努めたという。ゴルフ合宿では「150ヤード以内からグリーン周りのアプローチはかなり重点的にやりました」とショートゲームを集中的に行い、準備を整えた。そこで行われたクラブテストの結果、これまで5本のウェッジだったセッティングを3本に変更。新しい組み合わせで今シーズンをスタートさせる。

「今大会に向けては本当に楽しみにしてきました。絶対にできる、みたいな段階ではまだないので、すごく不安もありますし、緊張もありますが、そのとき与えられる状況のなかで自分にとって“最善の選択”をしたいと思います。ベストな結果を狙うということではなく、“最善の選択”をいかにしていけるか」

試合中に出くわすあらゆる選択肢に対して、どれだけ最適な判断を下せるかが開幕戦の課題となる。オフに取り組んだフィジカル面の強化で、心も体も一段とレベルアップしている石川。そのプレーに注目したい。(文・高木彩音)

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出典: https://www.alba.co.jp/articles/category/tour/jgto/post/r8nhp3-_h7l/
この記事を書いた人 高木 彩音

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