2023.10.27

古江彩佳は中断に負けず『66』発進 自己採点は「ボチボチいいほう」

中断を挟みながらも好発進。古江彩佳は上位を争うひとりになった(撮影:ALBA)

<メイバンク選手権 初日◇26日◇クアラルンプールG&CC(マレーシア)◇6596ヤード・パー72>

残り3ホールというところで悪天候による中断となった大会初日。古江彩佳は16番の2打目を残し、一度クラブハウスに引きあげた。4時間弱の“待ち”を経てコースに戻ると、上がりの18番でバーディを奪う。ボギーなしの6バーディ、8位タイと好位置で2日目へと向かうことができた。



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1番をバーディでスタートし3番でも一つ伸ばした。そこからパーが続くが、折り返した直後の10、11番で連続バーディ。15番でもバーディを決めると、続く16番から長い休憩時間に入った。「覚悟はしてましたけど、やっぱり難しいというのはありました。体も動かない心配はあった」。実際、再開が決まってからコースに戻ったときは、体もかたまり気味。それでもここをパーで乗り切ると、最終ホールのバーディにつなげた。

前週は久しぶりの米国女子ツアーで10位タイ。春先の快進撃から夏場に一度調子を落としたが、ここにきて復調の気配もみせる。首位が9アンダーというバーディ合戦のなかでは、古江より上に7人もひしめく。「ボチボチいいほうかな」と古江らしい言葉で1日を振り返るが、完全に納得とはいかない表情も見せる。

2位を含め何度もトップ10に入ってきた今季も、今週を含めて残すところ4試合。米ツアー2勝目に向けては「ビッグスコアを目指して、連日出せるように頑張りたい」と静かに闘志を燃やす。首位との3打差を詰めて、突き放す勢いであと3日を駆け抜ける構えだ。(文・高桑均)

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出典: https://www.alba.co.jp/articles/category/tour/lpga/post/9qi-jrtxbin/
この記事を書いた人 高桑 均

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