2023.5.27

混浴文化を守り続ける秘湯 岩手網張温泉。混浴野天風呂「仙女の湯」が3年ぶりにオープン!

岩手県の秀峰・岩手山の南麓に位置するリゾートホテル「休暇村岩手網張温泉」では、森の中に佇む混浴野天風呂「網張温泉 秘湯 仙女の湯」の営業が3年ぶりに開始されました。十和田八幡平国立公園内には古くからの湯治宿が多く、事業者の手によって歴史的、文化的価値が高い「混浴文化」が守られています。コロナ禍で休止となっていた「仙女の湯」が待望の再開です。自然の恵みを全身で浴びる、知る人ぞ知る秘湯を堪能ください。

■「仙女の湯」の誕生秘話

ホテルから約200m、森の中を抜け、V字の「湯ノ沢」の谷底に続く階段を降りたところに「仙女の湯」があります。昭和40年代に、スタッフがホテルの裏山を探検していたところ沢筋に滝を見つけ、『このロケーションに露天風呂があったら最高に気持ちがいいだろな』と話題になり、その後「仙女の湯」が誕生したのだそうです。山道で重機では難しく、人力で作られたという「仙女の湯」は、今では雫石町の温泉を象徴する露天風呂として知られています。

男女別の脱衣小屋を抜けると岩を積み上げて造られた湯船がひとつあり、男女混浴となります。湯浴み着のレンタルも用意されています(1着300円)。湯舟の向こうに流れる「亀滝」の音が心地よく、滝を間近に眺めながら浸かることができる混浴野天風呂です。

【網張温泉「仙女の湯」】

営業期間:~2023年11月5日(日)

営業時間:

<宿泊利用>9:00~18:00(8/31まで)、9:00~17:00(10/15まで)、9:00~16:00(11/ 5まで)

<日帰り利用>10:00〜14:00(受付終了)入浴料金500円(小学生以上)

                                   

雫石町営「ありね山荘」も加わり「網張六湯」として魅力UP

【網張温泉「ありね山荘」】

休暇村岩手網張温泉と同じ湯元から温泉を引いている雫石町営の温泉施設で、牧草地の中にポツンと佇んでいます。浴室からは雫石町はもちろん、遠くは盛岡市、早池峰山の風景が望め、サウナも人気です。

営業期間:通年

営業時間:9:00〜20:00(11/30まで)、9:00〜18:00(3/31まで)

入浴料金:大人520円 小学生320円

■「ありね山荘シャトル便(予約制)」を運行

休暇村岩手網張温泉に宿泊のお客様を対象にした新サービス。従来の「網張温泉館シャトル便」に加え、さらに滞在中の湯めぐりが広がります。

休暇村発9:15/10:15/15:15/16:15

※乗車時間は約5分、お迎えは1時間後となります 

【休暇村岩手網張温泉】

岩手山系の中腹、標高770mの高原に建つ山岳リゾート。ご当地グルメが楽しめるビュッフェや、開湯1300年と言われる温泉は敷地内に5ヶ所あり、「網張五湯」と呼ばれて人気です。ホテルの他、キャンプ場やスキー場、夏は展望リフトも運行しており、百名山「岩手山」へのトレッキングも楽しめます。

所在地:岩手県岩手郡雫石町長山小松倉14-3

URL:https//www.qkamura.or.jp/iwate/

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出典: https://www.drivenippon.com/news/60207/
この記事を書いた人 Drive! NIPPON編集部

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