2024.4.10

誰にも共有しなくていい。“あえて一人で見たい”日本の絶景シーン別15選

自然豊かで四季折々の絶景が楽しめる日本。今回はあえて一人で見たい国内の絶景を、シーン別にご紹介。前向きになりたいとき、心を落ち着かせたいとき、失恋したとき、自分を見つめ直したいとき・・・そんな時は、ぜひ日本が誇る美しい絶景を見れば、きっと何かが変わるはずです!

▷ 落ち込んでいるとき、失恋したとき

下灘駅 / 愛媛県

愛媛県伊予市にある「下灘駅(しもなだえき)」。周りを邪魔するものは何もない無人駅で、電車を降りるとすぐ目の前に伊予灘が広がります。どこまでも続く真っ青な海は穏やかで美しく、眺めている人の心を優しく包み込みます。

なにか上手くいかないことがあった、失恋した、凄く悲しいことがあった、そんな時は駅のベンチに腰を掛けて、一人じっくり遠くを眺めてみてください。そして深呼吸をしてください。来る前よりもきっと心が軽くなるはずですよ。

下灘駅

阿智村の星空 / 長野県

長野県にある「阿智村の星空」。日本一美しい星空が見れる村としても有名な阿智村(あちむら)。夜、空を見上げると一面にキラキラ輝く美しい星空が広がっています。

出典:pixta.jp

都会ではなかなか見ることができない絶景を楽しめるこちらのスポット。落ち込んでいるときは下を向きがちですが、そんなときこそ美しい星空を見上げてみましょう。綺麗な星空を見ていると、少しだけ、気持ちが楽になるかもしれません。

阿智村

▷前向きになりたいとき、元気を貰いたいとき

伊良部大橋 / 沖縄県

『前向きになりたいとき、元気を貰いたいときにオススメの絶景』1つ目は、沖縄県にある「伊良部大橋(いらぶおおはし)」。こちらは2015年に開通した比較的新しい橋で、宮古島と伊良部島を結んでいます。長さは3,000メートルを超え、沖縄最大級の規模を誇ります。

出典:pixta.jp

まっすぐとどこまでも続く一本道は、見ているだけで清々しく、前向きな気分にさせてくれますよね。一面に広がる絶景は、見る人にパワーを与えてくれそうです。青い空と透き通った美しい海に挟まれながらのドライブは、とっても気持ちがいいですよ。

伊良部大橋

観光農園花ひろば / 愛知県

ここは、愛知県の知多半島にある南知多町の「観光農園花ひろば」です。例年8月上旬~下旬にかけて見頃を迎える観光農園花ひろばのひまわり畑では、広大な敷地の中に約100万本ものひまわりが咲き誇ります。

一面に広がる黄色の絨毯と青い空とのコントラストは最高!太陽に向かって真っすぐに伸びるひまわりの姿は訪れる人々に元気を与え、前向きな気持ちにさせてくれますよ。写真も撮らず、一人ひまわりの中に紛れ込めば、きっとパワーが湧いてくるはずです。その他のシーズンでもいろいろなお花が楽しめますよ。

観光農園花ひろば

▷ 新しく何かを頑張りたいとき、リフレッシュしたいとき

美ヶ原高原 / 長野県

長野県上田市にある「美ヶ原高原(うつくしがはら)」です。「美ヶ原高原」には道の駅、美術館、ホテルがあるため、景色だけではなく一日中楽しめるスポットともなっています。開館期間は例年4月下旬から11月上旬です。

登った場所からの景色も最高で、開放感が溢れます。もし休憩したくなったら、道の駅の中にある展望テラスで一休みすることもできます。美味しい空気も吸えて、まさにリフレッシュにピッタリの場所ですね。

美ヶ原高原

鍋ヶ滝 / 熊本県

出典:pixta.jp

熊本県小国町にある「鍋ヶ滝(なべがたき)」は、落差約10m、幅約20mの滝です。周辺の美しすぎる緑と、その中で力強く流れる滝を見ると、心がリフレッシュされるだけではなく、その力強い美しさからはパワーを貰えます。

マイナスイオンをたっぷりと感じることができる「鍋ヶ滝」。一人静かに、自然に耳を傾けてみてください。流れる滝の音を聞きながら、ゆっくりと散策するのがおすすめですよ。滝の裏側へも行くことができ、滝の向こう側に広がる四季折々の景色をそこから眺めるのもおすすめです。(※鍋ケ滝は2024年3月末日まで臨時休園中です。再開後は事前予約制で入園できます。事前に詳細等ご確認ください。)

鍋ヶ滝(裏見の滝)

百合ヶ浜 / 鹿児島県

出典:pixta.jp

鹿児島県与論(よろん)島にある「百合ヶ浜(ゆりがはま)」。透明度抜群の海と真っ白な砂浜が美しく、まるで天国のようだと人気を集めているビーチです。与論島へは、沖縄県の那覇港からフェリーで行くのが一番安く行けるそうです。その他にも、鹿児島空港や奄美大島から飛行機でアクセスできます。

出典:pixta.jp

人気リゾート地であるハワイや沖縄にも負けないほど美しい景色が楽しめる「百合ヶ浜」。そこで過ごす時間はまさに"非日常"です。いつもなら誰かとはしゃぐビーチですが、たまには一人でぼーっと過ごすのもとってもおすすめ。一人でリフレッシュするのには最適な場所ですよ。

百合ヶ浜

▷ 疲れて立ち止まりたいとき、自分を見つめなおしたいとき

奥入瀬渓流 / 青森県

青森県十和田市にある「奥入瀬渓流(おいらせけいりゅう)」。豊かな美しい自然の中を激しく流れる水は躍動感があり、生き生きとした景観を楽しむことができます。青森県と秋田県にまたがる十和田湖と奥入瀬渓流は、十和田八幡平国立公園を代表する景勝地の一つになっています。

日々に疲れを感じたとき、このままでいいのか悩んでいるとき、そんなときは、自然の中にを散策してみましょう。春夏秋冬で姿を変え、この躍動感ある自然の中で自分と向き合って、心に耳を傾けてみましょう。

奥入瀬渓流

星峠の棚田 / 新潟県

出典:pixta.jp

新潟県十日町市にある「星峠の棚田」。こちらの棚田には、約200枚もの水田が斜面に並んでいます。天候によっては、雲海を見ることができます。どこか懐かしさを感じさせられる、美しい田園風景は幻想的な景色は息を呑む美しさです。

季節ごとに全く違った表情を見せてくれる「星峠の棚田」。美しく、そしてどこか懐かしいこの景色は、疲れ切った心にすーっと潤いを与えてくれます。都会の喧騒を忘れさせてくれるこの地は、一人の時間を過ごしたい人にオススメですよ。ただし、冬季降雪期間(12月~5月GW明け)は、降雪のため見学できないそうです。ご注意ください。

星峠の棚田

▷ 心を落ち着けたいとき、穏やかに過ごしたいとき

ネモフィラ畑 / 茨城県

茨城県ひたちなか市にある「国営ひたち海浜公園」に咲く「ネモフィラ畑」。日本一美しいとも称されるこのネモフィラ畑では、毎年ゴールデンウィーク頃に見頃を迎えます。園内は、とても広いのでレンタサイクルで移動することもできますよ。

およそ450万本ものネモフィラが一斉に咲き誇る様子はまさに圧巻。空の色にも負けないほど美しい青色は、見る人の心を優しく、穏やかにしてくれますよ。ネモフィラを通して、自分の内面をクリアにする旅をしてみては?

国営ひたち海浜公園

あしかがフラワーパークの藤棚 / 栃木県

栃木県足利市にある「あしかがフラワーパークの藤棚」をご紹介いたします。毎年4月〜5月ごろに一面に咲き誇る"藤のカーテン"は、美しくて幻想的です。樹齢160年の大藤や、栃木県の指定天然記念物の「白藤のトンネル」など幻想的な雰囲気が楽しめます。

世界からも注目されている、日本の誇る絶景スポットでもあります。思わず見とれてしまうほど美しいこの藤棚。見れば見るほど、心が落ち着いて穏やかになってくるはず。忙しくて心に余裕がなくなりがちの春だからこそ、訪れておきたいスポットです。

あしかがフラワーパーク

▷単調な日々に飽きたとき、刺激が欲しくなったとき

父母ヶ浜 / 香川県

香川県三豊市にある「父母ヶ浜(ちちぶがはま)」です。“日本のウユニ塩湖”ともいわれるこちらのスポットは、マジックアワーと呼ばれる、日没前や日の出直後の時間帯にかけて、特別美しい絶景をのぞむことが出来る場所として知られています。

まるで映画のワンシーンかのようなこの絶景。普段の生活ではとても味わえないこの光景は、一生の思い出になること間違いなしです。たまには単調な日々を抜け出して、体いっぱいに非日常を味わってみませんか?

父母ヶ浜

天窓洞 / 静岡県

出典:pixta.jp

静岡県西伊豆町にある「堂ヶ島の天窓洞」と呼ばれているスポットです。ゴツゴツとした岩に囲まれた洞窟に、きらびやかな朝日が差し込む様子は、何とも美しい!

太陽の光に照らされた青い海面もキラキラと輝き、神秘的な光景が広がります。広大な自然のパワーを感じることが出来そうですね。普段の日常ではおそらく体験することが出来ない、幻想的な空間を堪能してみてくださいね。

堂ヶ島天窓洞

▷モヤモヤしたとき、気持ちを整理したいとき

小杉の大杉 / 山形県

山形県鮭川村にある「小杉の大杉(こすぎのおおすぎ)」です。樹齢約800年とも言われている杉の木です。遠目で見ると、あの有名アニメのキャラクターに似ていますよね。アニメの世界に迷い込んだかのような気分を味わえちゃいます。

出典:pixta.jp

山形県鮭川村の天然記念物にも登録されているこのスポット。800年以上の樹齢が積み重なって出来ているんですよ。広々とした原っぱに一本、力強くたっている様子は、見る人に勇気を与えてくれます。ごちゃごちゃとした頭の中も、この一本の大樹のように、すっきりと整理することが出来るかも。

小杉の大杉

蹴上インクライン / 京都府

京都府にある「蹴上(けあげ)インクライン」です。廃線の線路がそのまま残ったこちらのスポット。真っ直ぐに伸びた線路は、絶景を見せてくれるだけでなく、進むべき道も教えてくれるかも?

四季折々の美しさを楽しめるこのスポットですが、中でもおすすめなのは桜の時期。線路を覆いつくすかのように、両側から桜が包み込んでくれます。見頃は3月下旬~4月上旬。ソメイヨシノやヤマザクラが、春の訪れを告げてくれます。絶景の中を散策するのも良いですね。

蹴上インクライン

週末一人旅は絶景スポットへ!

いかがでしたか?今回は一人で見たい日本の絶景を、シーン別にご紹介しました。美しい景色からは、癒しや元気が貰えます。国内の絶景は何日も休みを取らなくても行けるので、週末などを利用して一人旅に出かけてみてくださいね。

出典: https://retrip.jp/articles/80711/
この記事を書いた人 kawatarimochi_love

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