- 2025年5月26日 開催

BPカストロールは5月26日、国際フェンシング連盟 理事を務める元フェンシング日本代表の太田雄貴氏が2025年のブランドアンバサダーに就任したと発表。同日、BPカストロールの大崎オフィスで契約調印式を開催した。太田氏のブランドアンバサダー就任は2024年に続き2回目となる。
カストロールはBPグループの一員で、自動車、海洋、工業、エネルギーの領域でサービスを提供する企業。100年以上にわたって地上から宇宙における多数の潤滑油やグリースなどを開発している。
2024年、カストロールは創業125周年を迎えることを記念して新スローガンを制定するとともに、太田氏を公式ブランドアンバサダー兼営業特別顧問として迎えた。新スローガンとして「Onward, Upward, Forward(前へ、高みへ、さらにその先の未来へ)」を掲げており、快適な移動や効率よい機械の作動を支援する、環境に優しいソリューションを提供していくという社員たちの強い信念が込められているという。
契約調印式にはBPカストロール 代表取締役社長の平川雅規氏と取締役副社長 営業本部長 兼 事業開発本部長の阿部宏憲氏、太田氏の3名が出席。
平川社長は2024年にカストロールが創業125周年を迎え、さらなる高み・未来へ革新を進めていくために、そのサポートをしていただける方として太田氏と契約を交わしたといい、「カストロールはモータースポーツの世界では知られている部分が多いと思いますが、技術的な先進性・革新性ということで、実は70年前から宇宙産業と深い関わりがあり、古くはNASAのアポロ計画、最近も火星探査のNASAのプロジェクトにも参画させていただいています。火星探査ローバーやドローンにもカストロールの製品が使われているということで、最近アピールしようとしているのが『宇宙品質の製品』。そのような形でカストロールの先進性・革新性をアピールしようと思っております」と述べるとともに、「太田さんはもちろんフェンシングにおけるオリンピックのメダリストとしての、アスリートとしての革新性・先進性もそうですけれども、その後の日本フェンシング協会の会長として、国際フェンシング連盟の理事やIOC(国際オリンピック委員会)のアスリート委員としてさまざまな改革をリーダーシップを持って進めている。ベンチャースピリット、パイオニア製品というのはカストロールが125年培ってきたものとまさに合致していると思っていますし、太田さんとともにさらに進めていければということで今回新たに契約させていただきました」と説明。

また、過去にケイマン SやBMW M3、アウディ S3など運動性能に長けたモデルに乗っていたというクルマ好きの太田氏は、「今年もカストロールと未来を切り開いていけることを大変うれしく思っております。昨年契約して以降、ブランドアンバサダーとして活動しながらさまざまな自動車業界について触れる機会をいただきました。元々クルマ自体は私も好きで乗っていて、これまでも何台も乗ってきたんですけども、今回初めてクルマを届ける側の人たちとたくさん会う機会がありました。クルマがただの移動手段であるだけでなく、本当に生活を支えていくために必要なものであるということを、各地域にあるディーラーの皆さんと意見を交わすことができたことは、私にとって大変収穫の多い1年間でした。その中でクルマを支えている一員であるカストロールがパートナーとしてこれからも飛躍しつつ、そして先進的なところは宇宙までということで、宇宙についても勉強しようと改めて思った次第です。クルマが皆さんとって本当に楽しみであり、生活にとって必要なものであるということを改めて痛感した1年だったので、それをこれからも伝えていく側、そしてそういった人たちを支える側に回っていけるようにしていきたいと思ってます」と抱負を述べた。

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