2023.12.18

記録と通報でWの安全運転支援【後付け装備目録2023】ドライブレコード&レーダー探知複合機

ドラレコで最新オービスを受信!? 充実の安全運転支援機能で頼れる相棒に

 レーダー探知機は、古くからドライブに欠かせないカーグッズの代表格。そして近年、同じく電源を必要とするカーグッズで普及率を拡大しているのがドライブレコーダーだ。
 アフターパーツにおいて、前者は40年以上、後者は事業車両用での展開から20年ほどの歴史があり、すでにそれぞれの分野において技術は高いレベルにある。信頼できるメーカーの製品を選んでおけば、機能的な大差はない。ただし、レーダー探知機においては取り締まり機側も同様に進化を続けているため、それに対応した最新モデルを選びたい。
 機能が同等となれば、購入の選択ポイントは付加価値となるだろう。そこでいま“最強”と言えるのが、レーザー&レーダー探知器と前後2カメラのドラレコが一体となったセルスターの『RD‐40/RD‐60』だ。最新取り締まり機のレーザー式オービスに対応した前後2カメラのドラレコは、業界初登場となる。


Cellstar『RD-40/RD-60(実勢価格:6万4800円前後/RD-40、6万7800円前後/RD-60)』。前後カメラともSTARVIS IMX370を搭載し、夜間走行やトンネル内などの暗い環境でも鮮明な映像を200万画素で記録するドラレコと、新設計のフレデリックスレンズVer.2の採用でレーザー式オービスにも対応するセーフティレーダーを一体化。機能は変わらず、RD-40には32GB、RD-60には64GBのSDカードが付属する。

 

タッチパネルの長押しで前方カメラ、後方カメラ、一方をサブとした表示切り替えが可能。また、常時録画、走行中の衝撃による自動イベント録画に加え、「QUICK」アイコンを手動で操作するクイック録画機能も搭載する。

 


それぞれのいいとこ取りで“最強”の付加価値を生む

 ドラレコが一般に普及し始めた当初は、電波干渉により地上デジタルテレビの受信感度が落ちるという問題が散見された。そこにレーダー探知機も加われば、さらに電波干渉は起きやすくなる。その技術的ハードルは高く、だからレーダー探知器とドラレコを一体にした製品は極めて少なかったのだ。セルスターでは対策を講じ、レーダー探知機とケーブルでつなぐことで、電源とGPS情報を共有できるドラレコをラインアップしている。レーダー探知機とドラレコ、ともに相互通信が可能な製品を必要とするが、両方の機能を有したいユーザーにとっては使い勝手がよく、まさに“他にはない付加価値”で人気を得た。
 RD‐40/RD‐60は、その進化版となる。道路運送車両の保安基準では、フロントガラスに貼ることが許されているものは限定されており、そこで認められているのがドラレコ。RD‐40/RD‐60はドラレコに分類されるので、フロントガラスへの装着が可能なのだ。
 また、セルスターではレーダー探知機を「セーフティレーダー」という名称で展開していることからも分かるように、安全運転支援機能が充実しているのも魅力。セーフティレーダーのGPSデータを活用し、事故多発エリアや付近に学校があること、30km/h制限道路のゾーン30に入ったことなどを知らせてくれる。さらにドラレコ機能との合わせ技で、後方車が接近すると警告音やイベント録画により煽り運転を警告したり、車間距離保持や車線逸脱も警告する。
 そもそもでレーダー探知機の目的は、取り締まり機の設置や制限速度を事前に知らせることで、ドライバーに走行速度を意識させて安全運転を促すことにある。RD‐40/60では、より広角に、遠方のレーザー光を受信できるように進化した新設計の受光部を採用、より正確な受信を可能にした。


セーフティレーダーで蓄積してきたGPSデータを活用した「GPSおしらせ機能Ver.2」搭載。取り締まり機の識別警告はもちろん、高速インターチェンジ等の逆走注意エリア、ゾーン30、事故多発エリア、付近に小学校や中学校があることなど、安全運転に役立つ情報を事前に知らせてくれる。

 



前車が発車したことを知らせる「前車発車警告」、設定した速度以上で走行しているときに車線を逸脱すると警告する「車線逸脱警告」、設定した速度以上で走行しているときに前車との適性距離を保持するように警告する「車間距離保持警告」、走行時に後車が接近すると警告する「後車接近警告」は、画面中央に専用アイコンを表示するとともに、警告音で知らせてくれる。なお、煽り運転となる後車接近警告時には、イベント録画も開始。

 


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この記事を書いた人 カーグッズマガジン編集部

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