2023.5.8

カーシャンプーが持つ効果は千差万別! 失敗のない洗車のキモは愛車のコンディションに合わせたアイテム選びから

 ボディに付着した汚れを落とすカーシャンプーは、洗車の基本のキの字。ここで汚れをしっかりと落とさなければ、ワックスやコーティングが本来の性能を発揮できないのだ。そこでカーシャンプー選びが重要になるというわけ。『スマートミスト』から新たにラインアップされる4つのシャンプーをサンプルに、その効果と最適な使用シーンをご紹介してみよう。

ファーストステップはシャンプーの種類を把握すること

 最も基本といえるのがスマートミスト『スタンダードシャンプー』。その名の通り通常の汚れ落としに最適なオールマイティタイプ。流水で発生するクリーミーな泡は、ボディ表面に付着する汚れを優しく洗い上げてくれるため、比較的汚れが軽度なクルマにピッタリ。ボディ表面のキズつきなども防いでくれるのが特徴だ。また、長期間洗車を怠っていた場合などは、水アカなどのダメージが蓄積されてしまっている。そんな基本的な泡洗車で対処できないような汚れには、『水アカ専用シャンプー』が最適。界面活性剤とともに超微粒子コンパウンドを配合するため、しつこい水アカや古いコーティングもキッチリとリセットしてくれるのだ。

 汚れのリセットだけでなく、カーシャンプーの中にはコーティングとの親和性を重視するモデルもある。特にプロ施工のコーティングを行なっている場合は、『コーティング車専用』を選ぶのがベスト。不用意に攻撃性が強いシャンプーを使ってしまうと、せっかくのコーティング被膜にダメージを与えてしまうこともあり得るだけに、注意しておきたいポイントでもある。その点でも成分にもこだわったマイルドな洗い上がりは、表面の汚れをサッパリと落としてくれ、コーティング被膜もしっかりと保護する優れものといえるだろう。

 また、汚れ落としと同時にワックス効果が得られる『ワックスインシャンプー』も見逃してはいけないぞ。というのも、ワックス効果が期待できるワックスインシャンプーは、時短派にはもってこいのアイテム。洗い上げた段階で撥水効果が得られるため、拭き取り仕上げも簡単に行えるのも大きなメリットだ。もちろん通常のシャンプー洗車と比べてもワックス効果が得られるだけに、光沢感もアップしている。

カーシャンプーはボディに付着した汚れを落とすだけでなく、水アカなどの頑固にこびりついた汚れに対応するものなどバリエーションも豊富に揃っている。左からスマートミスト『スタンダードシャンプー(実勢価格:550円前後/税込)』、『水アカ専用シャンプー(実勢価格:600円前後/税込)』、『ワックスインシャンプー(実勢価格:700円前後/税込)』、『コーティング車専用(実勢価格:750円前後/税込)』

 


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惜しまず使用量を守れば完璧な洗車を実現

 スタンダードシャンプーとコーティング車専用は濃縮タイプのため、水で希釈してシャンプー液を泡立てて使用する通常タイプ。そのためコストパフォーマンスに優れ、表面に付着した砂埃などの汚れをサッと落とすのに最適といえるだろう。対して水アカ専用シャンプーとワックスインシャンプーは原液タイプのため、スポンジに直接取り出したら揉み込んで泡を作り上げて使用する。こちらも洗浄力は十分なのだが、泡が少なくなってきたらシャンプーを追加しなければならないため若干手間がかかってしまうのは難点。とはいっても十分な効果を求めるなら、この手間を惜しんではいけないというわけだ。


洗車の基本はシャンプーの泡で優しく洗い上げること。カーシャンプーにはバケツで希釈しながら泡を作るか、スポンジに直接とって泡を作るかなどの違いもある。

 


カーシャンプーの選択基準はボディの状態を見極めるベシ!

 カーシャンプーを使った汚れ落としは、最初の一歩ながらその後の仕上がりや満足度を左右する最も重要な工程なのである。だからこそそれぞれの効果を知っていれば、愛車に最適なカーシャンプーが見つかるというわけ。また、スマートミスト・カーシャンプーシリーズは直接使えるパウチ容器を採用するのも特徴。使い終わったら折りたたんで捨てられるため、ゴミ削減にも大きなメリットとなっているのは、昨今の社会事情を考慮したら見逃せないポイントといえるのだ。


機能をしっかりと把握していれば、ボディ表面に付着している程度の汚れはもちろん、水アカなどもカーシャンプーでスッキリと落とすことができる。

 



コーティングが施工されたボディにはコーティング車専用タイプを選ぶのが必須。被膜を落とすことなく汚れを落としてくれるためツヤも蘇ってくるだろう。

 


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この記事を書いた人 カーグッズマガジン編集部

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