一般的な車は12Vで動作しています。 また、バッテリーのマイナスがボディーに接続されている前提で説明いたします。 (HVやBEVの主機は除きますが補機はバッテリーのマイナスがボディに接続されています) まず、リレーというのはバッテリーと負荷を最短距離で必要最小限の配線の太さと距離で結び、リレーから離れた箇所にスイッチを設ける場合に使用されます。 配線は長くなると抵抗が増えてしまうので、長い配線になる場合は配線を太くする必要があるのですが、リレーを使用することで抵抗とバッテリーの配線を最短にすることで、必要十分な太さの配線を使用することで、コストと燃費に良い影響を与えるものです。 リレーには接点の電圧・電流と コイルの定格電圧・電流が定められています。 リレーにはその他様々な諸元がありますので 下記リンクを御覧ください。 https://minkara.carview.co.jp/userid/11052/car/12036/11646570/parts.aspx リレーにはコイル動作に必要な電圧・電流が流れると 接点が接触して電源と負荷が直結されることで 負荷に必要十分な電流が供給されます。 で、タイトルのプラスコントロールとマイナスコントロールに戻るのですが 車両にはたくさんのリレーが搭載されており、 それらのコイルに流れる電気がたくさん存在しています。 コイルには通常12Vを流せば接点が動作するのですが、 バッテリーのプラスとマイナスを思い浮かべたときに、 バッテリーのプラスとリレーのコイルの間にスイッチが入る場合がプラスコントロール、 バッテリーのプラスとリレーのコイルが直結されてコイルとバッテリーのマイナスの間にスイッチが入る場合がマイナスコントロールと言われます。 要は、コイルのバッテリープラス側が常に0Vでスイッチを入れたときにコイルの上流側が12Vになるのか? (この時コイルのバッテリーマイナス側はボディアースなので常に0V) コイルのバッテリープラス側が常に12Vでスイッチを入れたときにコイルの下流側が0Vになるのか? 注釈:この時コイルのバッテリーマイナス側は常に12V これはコイルのマイナス側とボディアースの間にスイッチが有り スイッチが常に開いている状態(OFF)ならば コイルのマイナス側とボディーアースは接続されていないので 電圧計でボディアースとコイルのマイナス側の配線の電圧を測ると12Vになります。 という違いになります。 詳しくはDIYラボがとても勉強になると思います^^; https://www.diylabo.jp/column/column-736.html カーアラームの装着は接続する配線が プラスコントロールかマイナスコントロールかと言うのが基本になるので こちらにつきましてはDIYラボを十分に読み込んで理解されることをオススメします。 DIYラボは私が玄人というわけではありませんが 少なくない年月をCLIFFORDのインストーラーとしてやってきて 趣味で色々な電装系を取り付けてきた経験からも とても勉強になります。 この説明のわかりやすさは私に表現することは出来ません^^;
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