まずは、エアーダクトを外してエンジンの上に預けます。冷却ファンのハーネスを2箇所外して、ラジエーター下のドレンボルトを緩めて外します。ラジエーターキャップをここで緩めてエアーが入るようにすれば、クーラントが勢いよくドレンから流れ出します。出来ったら、アッパータンクとローワータンクにつながるホースバンドを緩めてずらし、ホースを引き抜いて外します。まだリザーブタンクにも細いホースがつながっているので、ラジエーターキャップ側を外します。あとは、ラジエーターを固定しているホルダー金具を2箇所外してやれば、ラジエーター本体を引き抜いて外すことが出来ます。
NBの場合には、ローワータンク側のホースを外すために、アンダーカバーには専用の開口部があります。8m mのボルト1箇所を外して蓋を開け放しすると、アンダーカバー自体を外さなくとも作業が楽に出来るようになっていました。作業しやすくするために、こちら側だけ車載のパンタジャッキで上げると、更に楽にホースクリップやホース自体を扱い易かったです。
古いラジエーターをファンが付いたまま真上に引き上げて外れた状態です。既存のホースは柔軟性がしっかりしているので、今回はそのまま使います。次の機会にホースを替えます。
下から見た下部ラジエーターホースの作業用開口と点検蓋です。冷媒ホースをいじるのもここから作業出来るように兼用にしているようですね。
既存ラジエーターをファンごと外したものと、新品の社外品ラジエーターを並べました。
新しいラジエーターにファンを移設しました。
新しいラジエーターをファンごと元に戻しますが、固定用のゴムキャップも再使用します。
ホースを戻して、ホースクリップも戻します。エアーダクトも戻して行きます。
クーラントを入れ、エンジンをかけて、サーモスタットが働くまで待って、クーラントの量を見ながら、エアー抜きが出来ているか確認します。リザーブタンクの量も確認してひとまず完了です。
後は試運転でクーラントの量をまた確認します。作業はちょうど2時間ほどでした。純正ラジエーターは部品代が8万、工賃を入れると10万ほどの修理代になりますが、今回は社外品のラジエーターがネットで1万6千円ほど、工賃はなし。そして楽しい時間が過ごせました。ラジエーターホースはしばらく様子を見て行きます。これでまた安心して乗れます♪あちこち直して、まだまだ走ります‼️
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