2025.7.7

カサゴが釣れたかと思いきや…… まさかの幻の魚をゲット「ハードルアー縛り」釣行の釣果やいかに!?

大自然の中で魚と向き合うイメージの強い釣り。しかし自然が溢れていなくても、海や川があればどんな場所であろうと楽しむことができます。釣りを中心としたアウトドア動画が人気のYouTubeチャンネル『六畳一間の狼』では、商業施設の近くで意外な高級魚を釣り上げる動画が公開されました。

ハードルアー縛りの釣行に挑戦

観覧車が見えるような商業施設のふもとにある港にやってきた、同チャンネルのハヤマさん。今回は、初心者釣り教室「TSURI TERAKO」代表の岩見さんとともにカサゴ釣りに挑みます。

ハヤマさんいわく、この場所はカサゴが多いスポットなのですが、ただ釣るだけでは面白くないので「今回はハードルアー縛りで行きます!」と宣言。通常、ルアーを使ってカサゴを釣る場合は、柔らかい素材でできたワームなどの「ソフトルアー」を使うのが一般的です。

しかし今回は、あえて硬い素材でできたプラグなどの「ハードルアー」で釣りたいとのこと。岩見さんは思わず苦笑いしますが、挑戦することを決めました。ちなみにハヤマさんによると、今回の場所はカサゴ以外にもタチウオやカマスなどが釣れるそうです。

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大潮の潮止まりに当たって大ピンチ!

早速釣りを開始しますが、やはりハードルアー縛りによって難易度が上がったよう。様々なやり方を試してみたものの、なかなか魚は食いつきません。そこで岩見さんは方針を変更し、ソフトルアーとおもりを使った「ダウンショット」を試してみることに。しかし魚が釣れないまま時間が経ち、潮位はどんどん低くなってきました。ここで2人は「今日は大潮だ!」と気づきます。折悪しく、干潮のピークである潮止まりに当たってしまいました。

潮止まりの時は魚の動きが鈍くなるため、釣りには不利に。この状況で、他の釣り人は帰ってしまったようです。それでも「プラグで釣れないのはわかるけど、ダウンショットでも釣れないのはわからない……」と首をかしげる岩見さん。期待した成果が得られず、万事休すと思われたその時、撮影を担当していたハヤマさんが「食った!」とカメラの死角で歓声を上げました。

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釣り上げたのは幻の魚・クエ!

撮影を岩見さんに託し、リールを巻くハヤマさん。諦めかけていた矢先の出来事に、2人とも興奮を隠しきれません。釣り上げられた獲物を見た岩見さんは、開口一番に「クエじゃん!」と驚きの声を上げました。クエは、「幻の魚」とも呼ばれる高級魚。若い個体の身体には特徴的な模様があることが「九絵」という名前の由来です。ハヤマさんが釣り上げた魚の身体にも、美しい模様がくっきりと確認できました。

しかも、ハヤマさんが掲げたクエの口には、プラグが引っかかっていました。最初に決めた「ハードルアー縛り」での成果です。パワーのあるハードルアーを使ったからこその出会いに、2人は大喜び。クエは成長すると1mを超える大きさになるとも言われていますが、ハヤマさんが釣り上げた個体はまだ幼魚です。ハヤマさんは「まさにメモリアルフィッシュ!」と感謝しつつ、リリースすることに。クエは、力強く夜の海に帰っていきました。

動画のコメント欄には「思いがけない展開にワクワクした」「まさにミラクル! シビれる展開でした」と賞賛のコメントが相次ぎました。釣りの楽しさを感じられる興奮の釣行を、ぜひ動画でもチェックしてみてください。

出典:『六畳一間の狼』

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出典: https://www.sotolover.com/2025/07/169694/
この記事を書いた人 野中陽平

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