YouTubeチャンネル『たかくらや takakuraya』では、元登山専門店スタッフでハイカーのたかくらさんがアウトドアレジャーの魅力を紹介しています。今回は「シリーズ〈登山の基本〉」と題して、山道でも脚に負担をかけない疲れにくい歩き方を初心者ハイカー向けに解説。いったいどのようなポイントに気をつければ良いのでしょうか。
負担軽減のポイントは「猫のように、丁寧に」
脚を痛めないようにするためのポイントとしてたかくらさんが挙げたのは、「猫のように丁寧に歩く」という方法です。とくに斜面を下る際にはなるべく音を立てないように小さな歩幅で“ちょこちょこ”と歩き、進む方向も“ジグザク”を意識するのが良いのだそう。ジグザグ歩きを取り入れることによって直線で進むよりも緩やかな斜度で歩けるうえ、歩幅を小さくして丁寧に歩くと膝への負担も軽減されます。

またたかくらさん曰く、1歩を踏み出す際は膝をねじらない意識も重要。脚の側面に負荷をかけないためにも、進行方向に対してほんのわずかにガニ股の状態を作りながら進むのがおすすめです。
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登りでも歩幅は小さく、ゆっくりと
たかくらさんによると、斜面を登る際にも意識するのは「急がず丁寧に歩く」こと。傾斜がキツいときほどとにかく歩幅を小さくして、片方の足のすぐ近くにもう一方の足を出すような感覚でゆっくり進むのが良いとアドバイスしてくれました。

なお、山登りには大臀筋やハムストリングといった脚の大きな筋肉を使用。なかでもハムストリングの柔軟性はとくに重要で、毎日のストレッチを欠かさずおこなうことが快適な登山へとつながります。
加えて、適切な足の置き場を探すスキルも大切。大きな段差はできるだけ避けるようにすると、疲労感を軽減できます。

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山登りは“焦らない”ことが大事
登山時に意識してほしいこととして、たかくらさんは終始「丁寧に」「焦らない」というマインドを提唱。“目的地に着くこと”を目的にするのではなく、登山道を歩いている時間そのものをじっくりと楽しんで、1歩1歩進むと疲れにくい歩き方を実践しやすいそうです。

チャンネルの視聴者からは、「むやみに自分の脚を痛めないよう、コツコツ山登りを続けたいです」「歩くスピードがゆっくりなことに悩んでいたけど、自分のペースで登れば良いと気づけた」などのコメントが寄せられていました。トレッキングをはじめ山でのアウトドアレジャーに興味がある人は、『たかくらや takakuraya』の動画をぜひ参考にしてみてください。
出典:『たかくらや takakuraya』
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