2025.5.30

パナレーサー、耐久性と軽さを両立した自転車タイヤ「BreakThrough」を新発売|Panaracer

パナレーサーは、高い耐久性と耐パンク性能を追求しつつ、軽量性も兼ね備えたロード・クロスバイク兼用タイヤの新製品「BreakThrough(ブレイクスルー)」を6月1日より発売すると発表した。日本国内での生産にこだわり、品質とコストパフォーマンスの両立を図ることで、エントリーユーザーから経験豊富なサイクリストまで、幅広い層の需要取り込みを目指す。

激タフ仕様で日常からロングライドまでカバー

「BreakThrough」の最大の特長は、同社が「常識を突き抜けたタフネス」と謳うその耐久性にある。トレッド部には、耐摩耗性に優れた厚手の新開発コンパウンドを採用。これにより、日々の通勤・通学といった日常的な使用から、週末の本格的なロングライド、さらには荒れた路面も含むクロスバイクでの走行まで、様々なシーンで安心して使用できる堅牢性を実現した。同社は「タフに、履きつぶせ。」というキャッチコピーを掲げ、パンクのリスクを低減し、長期間の使用に耐えうる製品としてアピールしている。

耐久モデルながら軽快な走りも追求

耐久性を重視したタイヤは一般的に重量が増す傾向にあるが、「BreakThrough」は軽量性にも配慮されている点が注目される。主力となる700×28Cサイズで270gという重量は、同カテゴリーの耐久型タイヤとしては比較的軽量な部類に入り、走行時の軽快感を損なわない設計となっている。これは、サイクリングにおける快適性と実用性の両立を求める近年の市場ニーズに応えるものと言えそうだ。

国内生産とコストバランス、初心者にも安心の選択肢

同社は「BreakThrough」において、日本国内での生産体制を堅持。これにより、高い品質管理を実現しつつ、性能面で妥協することなく優れたコストバランスを追求したとしている。メーカー希望小売価格は3,200円(税込)と、高機能タイヤでありながら比較的手に取りやすい価格設定となっており、初めてタイヤ交換を行うスポーツバイク初心者にとっても、安心して選べる選択肢となることを目指している。

製品ラインナップは、ロードバイクで一般的な700×25C(重量250g)と、安定性と快適性に優れる700×28C(同270g)の2サイズ展開。いずれも汎用性の高いクリンチャータイプで、ビードには軽量なフォールディング方式を採用し、現行のETRTO規格に準拠している。カラーはシックな黒×黒のみとなる。

本格的な販売開始は6月1日だが、これに先立ち、5月31日に開催される国内最大級のヒルクライムイベント「富士ヒルクライムエキスポ」の会場にて先行販売が実施される予定だ。国産メーカーとしての信頼性と技術力を背景に、新たな顧客層の開拓と市場シェア拡大を図る。

BreakThrough(ブレイクスルー)

価格:3,200円(税込)

  • タイプ:TUBED(クリンチャー)
  • ビード:フォールディング
  • サイズ・重量:700×25C (250g)、700×28C (270g)
  • カラー:黒×黒

詳しくはこちら

問:パナレーサー https://panaracer.com/

ADVERTISEMENT

ADVERTISEMENT

出典: https://funq.jp/bicycle-club/article/1014580/
この記事を書いた人 Bicycle Club

SHARE

FAVORITE