日本の象徴的な山として長きに渡り愛されてきた富士山。北の麓にある5つの湖は「富士五湖」と呼ばれ、世界遺産の構成資産に登録されているのですが、実はここがキャンプスポットでもあることをご存じでしょうか。富士山を前にキャンプを楽しめるなんて最高ですよね。
そこで今回は甲信越エリアの「山梨県」に的を絞って、“富士五湖のほとりでキャンプを楽しめるキャンプ場”に注目してみました。それぞれの特徴や魅力をまとめましたので、ぜひ参考にしてみてください。
観光施設にもアクセス抜群のスポット
【施設名】ニューブリッヂキャンプ場(山梨県南都留郡)

まず最初は標高850mの高原に位置する「ニューブリッヂキャンプ場」。レジャースポットが集まる河口湖畔に位置し、キャンプ場の前は釣りポイントとして年中賑わいを見せています。
1万5000㎡の広大な敷地内にはオートキャンプサイトが54箇所、バンガローが22箇所あり、大型キャンピングカーやトレーラーも利用が可能。場内には水洗トイレや洗濯機・乾燥機などの設備が充実している他、備品や消耗品のレンタルがあるなど初心者にも安心のサービスが揃っています。
また、美術館や温泉郷などの観光施設へ徒歩圏内で行けることも嬉しいポイント。持ち込みバーベキューやデイキャンプのプランもあるので、日帰りで観光ついでに立ち寄ってみるのも良さそうです。まずはデイキャンプから試してみたいという人には最適ですね。
【データ】
■施設名:ニューブリッヂキャンプ場
■住所:山梨県南都留郡富士河口湖町小立島原1200
■営業期間:不定休(営業日は電話にて問い合わせ必要)
■URL:https://www.fujigoko.tv/newbridge/
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国内最高峰の透明度を誇る本栖湖を堪能
【施設名】浩庵キャンプ場(山梨県南巨摩郡)

2つ目は、富士五湖の中でも一番の深さと透明度の高さを誇る本栖湖のそばにある「浩庵キャンプ場」。1000円札と旧5000円札に描かれている「逆さ富士」を映す景色は、本栖湖から見える景色がベースになっています。
キャンプ場での過ごし方は、テントサイトとキャビン(コテージ)の2通り。2022年4月にリニューアルされたキャビン(コテージ)にはトイレ・キッチン・冷蔵庫・エアコンが完備されている他、一部シャワーやお風呂がついている棟もあります。
日中は、カヌーやサーフィン、SUPなどのウォータースポーツ体験に加え、トレッキング・サイクリングなどのアクティビティが充実しているので遊びに困ることはありません。大人から子供まで1日中楽しめること間違いなしです。
【データ】
■施設名:浩庵キャンプ場
■住所:山梨県南巨摩郡身延町中ノ倉2926
■営業期間:通年(第2キャンプ場及びテント村は4月初旬~11月末営業)
■URL:https://kouan-motosuko.com/
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キャンプ場とホテルの客室利用がセットに!?
【施設名】西湖キャンプビレッジ・ノーム(山梨県南都留郡)

最後はホテルや温泉も併設したHAMAYOU RESORT内にある「西湖キャンプビレッジ・ノーム」。ソーラーパネルやモバイル電源まで完備された最大8名収容可能なゲルテントや、「くわのみハウス」と呼ばれるトレーラーハウスなど、一味違う宿泊施設が用意されています。
テントサイトは湖畔に近いエリア、落ち着いた林間エリアなど、自分の好みに合わせた場所選びが可能。アクティビティについてはいかだ作りやカレー作り、宝探しなどのイベントが充実している他、SUPで湖から富士山の絶景を眺めるツアーも。豊富な選択肢が用意されているのが嬉しいですね。
テント泊に抵抗がある・天気が心配という方には、キャンプ場とホテルの客室の利用がセットになったプランがおすすめ。リゾート内にある西湖キャンプビレッジ・ノームならではの特別なプランです。
【データ】
■施設名:西湖キャンプビレッジ・ノーム
■住所:山梨県南都留郡富士河口湖町西湖1023
■営業期間:通年
■URL:https://www.hamayouresort.com/gnome/
山梨にある富士五湖のほとりでアウトドアを楽しめるキャンプ場を紹介しました。世界遺産にも登録されている素晴らしい景色に囲まれながら、キャンプを楽しんでみてはいかがでしょうか。※2024年10月現在の情報です。最新の情報につきましては各施設にお問い合わせください。
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