インターネットが繋がる登山道やキャンプ場が増えたこともあり、アウトドアシーンでスマホを持ち込む人も増えてきました。しかし自然のなかでは、思いがけないアクシデントが発生することも……。そのためネット上では、アウトドア時に「普段と同じ感覚でスマホを持ち歩くのは危険」という声が多く挙がっていました。
今回はアウトドアでスマホを使用するときに知っておきたい、スマホストラップの必要性と購入時の注意点について紹介します。
スマホの落下で非常事態を招くことも!
なぜアウトドアでのスマホ使用時にストラップが必要なのでしょうか。その理由のひとつは、ある程度整備されているとはいえ、普通の街中よりも危険な場所が多い自然のなかでスマホを落としてしまうと、取り返しのつかない事態に陥る可能性があるからです。

例えば道を歩いているときにスマホを落とし、それが崖下へ転がってしまった場合、スマホを取りに行くのに大きな危険が生じることとなります。もちろん崖下を歩いている人に怪我をさせてしまう可能性も考えられます。また雪が積もっているなかでスマホを落とすと、一瞬で見つけられなくなることも。そもそもスマホが転がっていった場所が立ち入り禁止区域だった場合は、取りに行くことすらできません。
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ストラップなしが招いた悲劇の数々……
実際にアウトドアシーンでスマホを落としたことがある人は多いようで、ネット上には「雪の積もった場所でスマホを落としてしまい結局見つけられなかった」「うっかりスマホを落として画面がバキバキに。地図アプリが見れなくて遭難しかけた」「山道でスマホを落として斜面を転がっていってしまい、取りに行くのを諦めた」など数々の悲劇報告が……。

スマホストラップはスマホを守ってくれるのはもちろん、予期せぬトラブルから自分や周囲の人を守ることにも繋がります。アウトドアシーンでは必ずストラップをつけるようにしましょう。
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首かけタイプはNG? おすすめはコイルストラップ
スマホストラップならなんでもOKというわけではないようです。とくに首かけタイプのストラップは避けたいところ。不測の事態が起こりうる自然のなかで、木の枝などにストラップが引っかかり首吊り状態にならないように注意が必要です。その対策として、首かけタイプではなくカラビナや専用グッズを使って、荷物や服に装着するのがおすすめ。

具体的にどんなストラップが販売されているのでしょうか。最近では近年のキャンプブームもあり、たくさんのアウトドア用ストラップが登場しています。スマホだけでなくライターや懐中電灯など複数のアイテムを吊り下げられるタイプや、落下防止のためにカラビナとコードリールがあらかじめついているものなどさまざまです。

なかでもおすすめは伸び縮みするスパイラルコードが付いたコイルストラップ。使いたい時にコードがさっと伸びて脱着の手間なくスマホを使用できる上、コードが丈夫なので愛用しているアウトドア好きも多いよう。カラーやデザインも豊富にあるので好みや用途に合ったものをチョイスしましょう。
スマホストラップは山や海以外にも、ゴルフやスキー、バイクといったスポーツシーンでも役立つこと間違いなし。ストラップをつけることで、便利なスマホ機能をアウトドアで安心して使い倒してくださいね。
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