2025.1.23

さばいどる“かほなんさん”が災害支援車をプロデュース! ダイハツ「アトレーワイドルカーゴ」をアップデート

2025年1月10日(金)〜12日(日)の3日間で開催された、カスタマイズカーの祭典「東京オートサロン2025」に出展した注目モデルをTOYOTA GAZOO Racingブースのダイハツゾーンで発見。積載性の高さと優れた機動力が定評の軽バン「アトレーバンベース」にオリジナルのイエロー塗装が施されたアウトドアコンバットな佇まいの車両は、なんと防災士とともに考え抜かれた災害支援車のコンセプトモデルです。そして、その防災士はアウトドア好きのさばいどるのかほなんさんです。

かほなんさん「防災士」の資格を取る

YouTubeチャンネルなどですでにご存知の人も多いかと思いますが、かほなんさんはキャンプや登山、釣りなどのアウトドア活動から、山を購入してチェーンソーから果ては重機まで持ち込んで山ごもりするなど幅広く活動中のスーパーウーマンです。

そんな彼女のさまざまな活動で得た知見、彼女いわく「例えば火起こしだとか水を見つける」など諸々のことが防災などの災害支援に貢献できると思い、約2年前にさばいどる活動と並行して防災士の資格を取得したそうです。その知見から得たかほなん流ノウハウが、このダイハツとコラボしたアトレーに詰め込まれています。

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かほなんさん「防災現場」に出動

この「アトレーワイルドレンジャー2」にはハードカーゴ製ルーフキャルア、サイドオーニング、マッドガード、スキッドグリル、IPF製ルーフランプ、YOKOHAMAジオランダーRTタイヤなど、悪路走破対応の架装に加え、、さらにオリジナルの防災セット収納BOXや外部電源をカーゴルームに積載。

「この1台に物資を載せて、倒木などで道を進めないときにその倒木を伐採できるように」と収納BOXにチェーンソーやスコップ、バールなどをセットしています。到着した被災地ではタープを張って拠点を作り、支援物資を配ったりする際にはフロントルーフ部のランプが作業灯として役立ちます。また物資を配る際の案内にマイクで広く伝えられるようルーフランプの背後にはスピーカーがマウントされています。

実際に彼女は「美しい村」として知られる岐阜県東白川村と災害協定を結び、支援要請があれば出動し、このアトレーワイルドレンジャー2とともに同村の住民の方々の被災支援活動を行うそうです。

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かほなんさんとダイハツ「広がるアップデート」

かほなんさんとダイハツのコラボは2年前に始まりました。同じく東京オートサロンの出展で展示されたメッキグリーンの「アトレーワイルドレンジャー」のプロモーションでは、ルーフにルーフ一体型ボートを積載。「動く探検基地」のキャッチフレーズで提案されたコンセプトカーでした。そのモデルを実際に湖に持ち込んでYouTube配信してからのお付き合いだそう。つまりこの時のワイルドレンジャーが1号車というわけです。

今回展示された2号車には、当初ルーフに警察車両でも見かけるキャリアを積んでいたそうですが、意外に防災出動においてルーフに登るようなことがないこと、そして走行上の重量バランスが思わしくないため取り外したり、収納工具も「出動の先々によって被災状況もさまざまになるとのことから、搭載工具のアレンジ変更ができるように、あまり型にハメ込まないことを心がけて」提案し、アップデートしているそうです。

その辺は彼女のYouTubeでも確認できると思います。次回の東京オートサロンでさらなるアップデート仕様が出動するのか? ひょっとして第3弾モデルは来年のダイハツブースに期待ですね。

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出典: https://www.sotolover.com/2025/01/147532/
この記事を書いた人 ソトラバ編集部

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