黒川本家の半日LTアジ船で入れ食いを堪能！【横浜】良型クロダイも連続ヒット

今年の納竿釣行はオデコなしで楽しめる半日アジ船がお勧め。アジの入れ食いを堪能し、同行した女性3人全員が良型クロダイを2尾ずつ釣り上げた。

（アイキャッチ画像提供：週刊つりニュース関東版 APC・野田 栄）

黒川本家から半日LTアジ船

釣行したのは12月4日（水）、東京湾横浜山下橋の黒川本家。

快晴ナギの好日和。私がパーソナリティをしているラジオ釣り番組のリスナー4人が同行。定刻の7時、三村船長の操船で出船。私たちの釣り座は左舷。

ポイントは近く、ベイブリッジを横に見る横浜港の好ロケーションを楽しみながら、つばさ橋沖の水深20m。

開始早々入れ食い状態に

開始のアナウンスで、コマセを八分目ほどビシに詰めて投入。着底後イトフケを取り、底から1.5m上げてコマセを振り、さらに1m上げてアタリ待つ。

私はミヨシで、コマセ撒きを徹底。手返しを3回おこなうと群れが船下に寄ってくる。まず、トモ2番のチーちゃんに20cmオーバー。大ドモの埼玉から来た大津さんも同級を取り込む。

チーちゃんが本命手中に笑顔（提供：週刊つりニュース関東版 APC・野田 栄）

さらに、私の隣で釣りを始めて4回目のカオリさんが28cm。胴の間の萩ちゃんは27cmと25cmの一荷と続く。15cm級の小型も交じるが、アタリの強さ、弱さで魚の大きさを判断して対応。

この日は中潮、7時31分が満潮なので、いい潮流れ。背後の右舷ミヨシ・常連の矢吹さんはトリプル、ダブルが当たり前の入れ食い状態。

釣りが4 回目のカオリさん（提供：週刊つりニュース関東版 APC・野田 栄）

サバやコノシロも登場

リスナーには出船前に「アタリがあってもすぐに巻き上げず、次のアタリを待ってから」と、一荷狙いのレクチャーをしておいた。それを徹底して順調に釣り続ける。

やがて、端物が近づくとアジが怯えアタリが遠のく。「この時が大物狙いのチャンス」と教えていたので、みんな真剣にそのアタリを待つ。

大津さんに25cm級サバ。チーちゃんに同級サイズのコノシロ。これらゲストが立ち去ると、またアジの入れ掛かり。私もダブル、トリプルと入れ食い状態で、手返しの数だけ釣れ続く。

リスナーの大津さん（提供：週刊つりニュース関東版 APC・野田 栄）

クロダイも連発

ここで、「移動します」のアナウンス。10時に接岸するクルーズ船ピースボートの入港で立ち退きとなり、やむなく小移動。水深18mで再開。

次のポイントもコマセが効いてくると釣れだすがムラがある。ここで、萩ちゃんのレンタルロッドが絞り込まれて50cmクロダイ。「野田さんの言ったとおり、コマセの中のキモを下バリに付けて釣れました」と笑顔が輝く。「群れでいるから狙ってみて」というと、45cm級を連釣。

10時16分からラジオの生中継。みなさん軽妙にコメントしてくれて、参加できなかった自分の友人にも「聴いてますか？本牧沖はきょうも釣れているよ」と、和気あいあい。

船長に年末年始の見通しを聞くと、「群れが濃いので納竿初釣りは大丈夫」と話して無事終了。

筆者がトリプル（提供：週刊つりニュース関東版 APC・野田 栄）

良型クロダイが釣れ続く

その直後、カオリさんに48cmクロダイ。その数分後、チーちゃんが45cmを上げ「狙って釣ると感動の重みが違う」と話す。

さらに、カオリさんに43cm、「何もわからず釣り入門に迷っていたけど、思いきって始めてよかった。野田さんと知り合えたし…」と、嬉しいコメント。

カオリさんクロダイ（提供：週刊つりニュース関東版 APC・野田 栄）

クロダイは即締めが基本なので、そのたびに「野田さんシメて」と、血抜きの催促。タモ取りと締めで大忙しの私。最後にチーちゃんが48cmを上げたところで沖上がりとなって11時30分に帰港。

チーちゃんにもクロダイ（提供：週刊つりニュース関東版 APC・野田 栄）

最終釣果

釣果は、14～28cm22～125尾。私たちは、大津さん50尾、チーちゃん33尾、萩ちゃん45尾とカオリさん48尾。私は71尾だった。

125尾で竿頭だった矢吹さん

＜週刊つりニュース関東版 APC・野田 栄／TSURINEWS編＞