日本海でシロイカ(ケンサキイカ)を狙う夜の船釣りに挑戦しました。ベイトフィネスロッドを初使用し、イカメタルやオモリグで多彩な釣り方を試行。釣行日は京都府京丹後市で、夕焼けの中で始まる釣りの様子や、タコやシロイカ、スルメイカとの出会いを詳細にレポートします。釣果とともに次回の期待も膨らむ一日でした。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・田村昭人)
シロイカ狙いのイカメタル釣行
日本海でシロイカ(ケンサキイカ)をイカメタルやオモリグで狙う夜の船釣りです。普段は専用タックルではなくバーサタイルスタイルですが、今回はベイトフィネスロッドを新しく購入したので、イカメタルやバチコンも試したくて参戦しました。昨年より1ヶ月早いですが、イカメタル便に乗ってきました。

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使用したタックル
シャロークランクメインのバスロッドと今回初めてのベイトフィネスロッドでイカメタルを楽しみます。リールはタナを知るのに有効なカウンター付きのベイトリールを使用しました。
バスロッドは30号と重いイカメタルでも使いやすく、軽い20号程度までならベイトフィネスロッドで試せると考えて持ち込みました。アジが回ってきたらバチコンアジングもやるつもりで仕掛けも持参しました。
さらにエギングロッドでオモリグもやってみるため、3本立てでの釣行です。スッテなどはヨーヅリのイージーベイトメタルとイージースリム、オモリグはイージーフォールを持って参戦。仕掛けは一誠のヌケガケイカメタル仕掛けダブルでスッテを2つと鉛スッテの計3つを付けて狙いました。
17時過ぎに出船
まだ明るい時間帯に出船し、船長曰く場所取りが重要とのこと。到着した場所は水深53m、底は障害物が一切ない砂地でした。イカリを降ろし船を固定、釣りを開始しても良いとのことでしたが、まだ釣れるポイントではないと言われました。
船長と話していると、ここは魚も回ってこないし根魚もいないため、完全にイカメインの釣り場だとのこと。200m先には岩礁帯があり、小魚の回遊に合わせてシロイカが回ってくる回遊ポイントだとのことです。
待っている間にバスロッドでイカメタルを試してみましたが、全く潮が動いていないため真下に落ちました。水深53mぴったりで着底しました。ここで何かが触った⁉️上げてきたらかわいいタコが釣れました(笑)。一旦休憩タイムを取ることにしました。

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夕焼けの中でイカメタル釣り開始
夕焼けがきれいな時間帯になり、そろそろ釣りを始めることにしました。イカメタルを開始しても、日没を迎え、ライトも焚いているのに誰も釣れないまま20時になりました。
本当に回遊ポイントなのか?と思い始めた時に同船者にヒット。20mで当たったとのことで、皆そのラインを狙いましたが続かない。私は底メインで狙っていると当たりますが掛からず、かなりショートバイトでした。
イカメタル専用ロッドを持っている同船者も当たりますが掛からないと言い始めました。
ベイトフィネスロッドに交換してシロイカ手中
ここでベイトフィネスロッドに交換すると、1投目からヒット。かなり当たりが渋いが、先調子ではなく胴調子なのでアタリがあると合わせやすいようです。
かわいいサイズのシロイカを1パイ目ゲットしました。イージースリムの定番の赤緑に来ました。ここから続けてヒット。底付近の50mで釣れました。

50mで釣れたと言うと皆釣れ始めましたが、続かない。船長に聞くと魚の群れが30mラインに入っているとのこと。これがベイトなのかフィッシュイーターなのかと考えていると同船者に子サバがヒットしました。やはりイカが魚を嫌っている様子でした。
イカメタルとオモリグの釣り分け
イカメタルでは底付近か20mラインのサバの群れを外した所でイカを追加しました。ほとんどがシャクってからのステイ15秒でチョンと触るアタリ。赤白のイージースリムに替えたらまた連続ヒット。カラーチェンジが大事なようです。

水面でボイル、子サバがちっちゃいベイトを食いまくっている模様。イカメタルからバチコン仕掛けにしようかと船長に言ったらこのサイズのサバは油も無くて美味しくないから止めたほうが良いと言われました。
ダツも回りだし、トビウオが飛びまくったり魚が騒がしい時間帯が続きました。同船者にイカがヒットしましたが魚に盗られました。サバがイカを食うのかと思っていたら、水面まで上げてきたイカをサバが横取りしました。
最終釣果:シロイカとスルメイカが釣れた
0:00に釣り終了。今回はタコ1匹リリース、シロイカ(ケンサキイカ)8ハイ、スルメイカ1ハイと貧果でしたが、最近40パイ釣れた日もあるとのことなので、これから数とサイズにも期待ですね。
今回はアタリも小さく、ゆっくり誘い上げてきたら掛かったり、当たって掛からない場合はその場で5秒程シェイクからのステイで掛かりました。サバが水面でボイルしている時は20mぐらいで釣れて、サバが見えない時は底付近の50mとフィッシュイーターの観察も必要なことがわかりました。
次回の釣行に今回の経験を活かし、数もサイズも伸ばしたいと思います。

<田村昭人/TSURINEWSライター>
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