2024.6.20

タイラバ釣行で56cm頭にマダイ5匹キャッチ【福井・敦賀】ストレートネクタイで連発

乗っ込みマダイは終盤戦。タイラバを楽しみたいと、福井県敦賀市の遊漁船に5月11日、単独釣行した。

(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版APC・伊藤明洋)

タイラバ釣行で56cm頭にマダイ5匹キャッチ【福井・敦賀】ストレートネクタイで連発

敦賀沖でタイラバ釣行

集合は午前4時と早い。釣り座はミヨシから4番目だ。この日は強い南風が終日吹くとの予報。タコカーリーのブルーグローに240g。イグレイの桜一(おうか)レッドラメカーリーには210gのタングステンシンカーをセットした。

約1時間でポイントに到着。5時すぎに実釣開始。風は強いが、潮は南方向に流れ真逆。意外にも0.7ノット程度で流れているとアナウンスが入った。

まずはタコカーリー。ボトム確認後、巻き取り開始。強風で船はかなり揺れている。しばらくすると、トモのアングラー2人にヒット。シーバスと本命マダイが上がった。周りでもポツリポツリと釣れ続く。

タイラバ釣行で56cm頭にマダイ5匹キャッチ【福井・敦賀】ストレートネクタイで連発道具一覧(提供:週刊つりニュース中部版APC・伊藤明洋)

バイトがあるも乗らない

私もタコカーリーにヒットさせたが、巻き取り中にフックアウト。同船者がタコカーリーでヒットさせており、選択に誤りはないはずだ。しかし、粘ったがノーバイト。見切りをつけ信頼の桜一にスイッチ。バイトはあるものの単発でヒットにはつながらず、どうも様子がおかしい。

ヒットしないまま2時間が経過。これだけ活性が高いのに原因があるはず。またもバイトがあったのに、外れてしまったので、巻き上げてチェックするとネクタイにフックが干渉。さらに別のフックが1本開いており、焦りからこういう細かな確認を怠っていた。

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複数のマダイを手中

さっそくネクタイ、フックを一式交換し、シンカーも240gに変更して再開。すると効果はすぐに現れた。ボトムから10mぐらい巻き上げていると、ドラグ音が鳴りだした。巻き取りつつ、しばらく待ってアワせるとヒット。船長のタモに収まったのは、50cm程度だがうれしい1匹だ。この時、同時に3人がヒットさせ時合い突入。

私もすぐ再開。着底と同時にアタりだした。引きの強さからやや良型。上がってきたのは60cmには届かぬが、きれいな本命。3匹目も10分後にヒットし、ようやくペースをつかみかけてきた。

タイラバ釣行で56cm頭にマダイ5匹キャッチ【福井・敦賀】ストレートネクタイで連発ファーストヒットのマダイ(提供:週刊つりニュース中部版APC・伊藤明洋)

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ミヨシで60cmオーバーがヒット

フグが釣れたのを機に3月釣行で結果を出しているストレートネクタイにスイッチ。スタートのオレンジラメだ。8時台になると、アタリはかなり減ってきた。

船長は潮上りのため、いったん回収させてポイント変更。すでに3時間が経過しており、休憩する人も出始めたが、新しいポイントの1投目は狙いめだ。朝マヅメの時間帯と異なり、ネクタイに潮が絡み魚を寄せているイメージが膨らむ。

巻きをいったん止めたり、さらに巻きスピードを遅くして食い気を誘った。こうして4匹目、5匹目と50cmオーバーを2匹追加できた。ミヨシのアングラーにも最後に60cmオーバーがヒット。釣果が恵まれずとも、休まず頑張ったごほうびだ。

最終釣果発表

そして10時半に沖上がりとなった。70cmオーバーは出なかったが、船中23匹と好調。私は前半の迷走がウソのように挽回できて、49~56cm5匹でサオ頭となった。

タイラバ釣行で56cm頭にマダイ5匹キャッチ【福井・敦賀】ストレートネクタイで連発サオ頭を決定づけた5匹目の美形マダイ(提供:週刊つりニュース中部版APC・伊藤明洋)

<週刊つりニュース中部版APC・伊藤明洋/TSURINEWS編>

この記事は『週刊つりニュース中部版』2024年6月7日号に掲載された記事を再編集したものになります。

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出典: https://tsurinews.jp/302652/
この記事を書いた人 TSURINEWS編集部

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