ティップランエギング釣行で2.9kg大型アオリイカ浮上【鹿児島・竹島】

今回は乗り合いで竹島付近まで移動してティップランを楽しみました。このエリアは大型のアオリイカを狙えることで有名で、2キロ超えも夢ではありません。

（アイキャッチ画像提供：TSURINEWSライター・佐々木智成）

大物狙いのティップランエギング釣行

今回お世話になったのは鹿児島は指宿市から出船する『BG FISHING BOAT」さんです。指宿近海はもちろん、竹島などの離島でのティップランやジギングなど幅広くフィッシングガイドをしてくれる遊漁船です。

船長の大園さんは元々竹島でショアや、カヤックフィッシングなどで活動され竹島の地形や釣れるポイントを知り尽くし過去には5,640gというレッドモンスターを釣り上げられた方でもあります。

とても優しい人柄で、釣りも丁寧に教えてくださり初心者の方でも乗りやすく、話しやすい船長さんです。

そんなBG FISHING BOATさんにてレッドモンスターを求め5月中旬に竹島の日中ティップランを楽しんできましたのでその様子をご紹介します。

今シーズンの状況

4月の中旬より5kgアップがあがり、4kgオーバーも１日を通して船中2、3杯はあがっているほどの夢のような状況でした。

竹島は離島ということもあり天候に恵まれないとなかなか出船も難しいですが出船できればかなりのチャンスと夢のあるエリアだと思います。

タックルデータ

ロッド：BLAST SLJ AP63MLS-S
リール：セルテート3000cxh
ライン：サンライン SIGLON PE×8 0.8号
リーダー：サンライントルネードVハード4号
シンカー：ナカジマ50g

 

エギ＋シンカーで70g〜90gほどの物を使い、水深や潮の流れもあるため少しパワーのあるロッドと、エギをしっかりと動かし、モンスターがかかった時のためにも少し大きめのリールを準備しました。

シンカーはナカジマでショア用のどのメーカーのエギにも装着ができるのでオススメです。

現地へ到着

指宿港を4時に出船して、走ること2時間。竹島に到着です。

当日は天候にも恵まれ、うねりもなく風もちょうど良い感じに吹いてくれていました。

基本的には風に対して船を横向きにするドテラ流しで、水深は30m〜50mほどと比較的釣りのしやすい水深でティップランをしていきます。

2kgのメスのイカをキャッチ

到着して、船長のアナウンスとともに釣りのスタートです。

1投目の底取りからしゃくりを入れて１発のフォール中にイカの触ってくるアタリがあり、そこではエギには抱いてこず、エギを入れ直して2投目でした。

アサマヅメということもあり、活性が高くグンと重くなるようなアタリがあり、幸先良く2,000g程のメスをヒット。

ヒットエギ：エメラルダスステイ4号（ピンクスギ）

さらにサイズアップ

ファーストヒットから数投。着底までのカウントが早くラインがとまりました。
すぐにベールを返して、ロッドできいてみると重みがありすかさずあわせをいれました。

2,500gの良型のメスをゲットです。

ヒットエギ：エメラルダスステイ4号（KURENAI）

2.9kgのアオリイカをキャッチ

そこからポイント移動したり、潮が動くたびにイカがエギに触ってはくるものの、なかなかエギを抱いてくれずに沈黙が続きました。

諦めずしゃくり続けるとエギの重みがフッと抜けるアタリが！すかさずフッキングをするがなかなか動かず巻き続けると凄まじい勢いでドラグが出ていき、これはデカいと確信しました。

2,900gと異次元のサイズのメスをゲットしました。巻き上げる途中で何度も重くなったり、急に走ったりとペアのオスがついてきていたようで船に上がったときにはオスに襲われてボロボロの姿で上がってきました。

ヒットエギ：エメラルダスステイ（グルクンナイト）

釣りのワンポイント

近海のティップランとは少し違いどちらかと言えばSLJに近いようなイメージで、少しパワーのあるタックルを準備されると良いかと思います。

リールはハンドルノブを大きめのものを準備されると扱いやすいです。また、レッドモンスターのティップランは即合わせ厳禁です。しっかりとエギを抱かせてからあわせることが大事です。

今回は全体的にみると赤下地に反応が良かったような気がします。潮の流れや海の変化にも対応できるように様々な重さのシンカーや、エギ、ロッドを準備されると良いかと思います。

モンスタークラスのアオリイカを釣れるかも

日中にこのようなサイズのレッドモンスターと出会えるエリアと遊漁船はなかなか無いのではないでしょうか。

今回は乗り合いで乗船しましたが一緒に乗られた方は4400gというサイズも出ており、1発ドカンと夢のあるエリアです。

今回、私はオスに口をつかわせることはできませんでしたが、毎投、毎投モンスターが食ってくるかもしれない！というワクワク、ドキドキのティップランゲームです。

是非、一度みなさんも遊びにいかれてみてください。とても刺激的な１日になること間違いなしです。

＜佐々木智成／TSURINEWSライター＞