2024.5.19

日本海陸っぱりエギングでコウイカを好捕【京都府】シャローの藻場がキーワード

今回の日本海エギングでは、シャローの藻場が狙い目となりました。当日は雨が予報されていましたが、曇り空となり、漁港からスタート。トロロ藻が多かったものの、その中からコウイカを何度か釣り上げることができました。

(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・田村昭人)

日本海陸っぱりエギングでコウイカを好捕【京都府】シャローの藻場がキーワード

シャローの藻場狙いのエギング釣行

先月末からコウイカのシーズンが開始され、この時期は特にシャローの藻場が狙いどころです。また、今後のモンゴウイカの入りもありますので、引き続き調査を行います。

日本海陸っぱりエギングでコウイカを好捕【京都府】シャローの藻場がキーワード釣り場の様子(提供:TSURINEWSライター・田村昭人)

当日の状況

雨の予報でしたが、止む予報に変わったため、午後から出かけました。到着時は曇り空で、地元の方に伺うと、それほどの大雨ではなかったとのことでした。

使用したタックル

今回はエギング用のタックルを使用。今回使用したエギは、DUELのダートマスターラトル3.5号です。

釣行開始

ポイントには13時に到着。自宅から出発する際には雨が降っており、不安でしたが、目的地に近づくにつれて雨が止みました。釣り場に到着すると、風が向かい風から少し横風に変わり、狙いのシャローは強風が直撃していました。

日本海陸っぱりエギングでコウイカを好捕【京都府】シャローの藻場がキーワードシャローの様子(提供:TSURINEWSライター・田村昭人)

まずは漁港から釣りを始めることに。追い風のポイントにいた先行者の方に聞いたところ、少し前に釣果があったそうですが、他の先行者はほとんど釣果がないため、深場を中心とした釣り場は見送りました。

深場からシャローにかけての堤防が空いていたため、横風の中でエギングを開始。足元が深いので、以前釣果のあったヤマシタのエギ王Kで試し始めました。ローライトのため、最初は赤テープから始めましたが反応がなく、次に金テープに変えても同様でした。

ベイトの確認もできず、港内のベイトが溜まりそうな場所も狙いましたが、反応はありませんでした。やはり深場にはベイトが少ないと判断できました。

単発ながらコウイカをキャッチ

この時、横風によってゴミや藻が流れてきたため、シャローのカケアガリを漁港から狙いました。ダートマスターラトルのブルー夜光マーブルピンクという目立つカラーに替えて投げてみました。

その際、投げた先でカモメが魚を捕ったのを見て、シャローにもベイトがたまっていることが分かりました。ベイトがいるならチャンスと考え、風の合間を狙ってフルキャストしました。

着底からの3段シャクリでパツっとアタリがありました。やはりベイトが入っている場所にはコウイカがいましたが、それは単発で終わりました。

日本海陸っぱりエギングでコウイカを好捕【京都府】シャローの藻場がキーワードファーストヒットのコウイカ(提供:TSURINEWSライター・田村昭人)

その後、追い風ポイントの様子を見に行きましたが、先行者から追加の情報はありませんでしたし、他の釣り人も釣れていませんでした。みんなこの風で投げられるのは深場ばかりだったので、仕方がないですね。

トロロ藻でコウイカキャッチ

やはり狙いはシャローと考え、風が止むことを期待し、残り時間が1時間程になった時に風が止み、すぐにシャローエリアに向かいました。

予想通り、風と波によってゴミや藻が溜まり、濁りも入っていました。エギをにごりライムに替えてキャストしました。目立つカラーを選んだことが功を奏し、1投目から反応がありました。

シャクりフォールで着底するとすぐにパツっとアタリがあり、コウイカを追加しました。やはりシャローに入っていましたが、トロロ藻が予想以上に多く、トロロ藻のない場所を1投毎に歩きながら探りました。

日本海陸っぱりエギングでコウイカを好捕【京都府】シャローの藻場がキーワードコウイカを追釣(提供:TSURINEWSライター・田村昭人)

大きくシャクってゆっくりフォールする間に、モンゴウイカが入っていないかも同時に調査しました。トロロ藻のない場所でまたコウイカがヒットしました。このままどんどん進んでシャローを打ちたかったのですが、17時になり終了しました。

日本海陸っぱりエギングでコウイカを好捕【京都府】シャローの藻場がキーワードトロロ藻のない場所でヒット(提供:TSURINEWSライター・田村昭人)

釣り終了&振り返り

予想通りシャローに入っていて、ディープにはいなかったので、今の狙い目はシャローが正解。日中はシャローの藻場を意識すると釣果に繋がりました。しかし予想以上にトロロ藻が育っているので、回避が必須です。

トロロ藻が絡み始めるとわかると、効果的にランガンができるので、普段のエギ操作の感覚を把握していると効率的に周れます。手前の藻場は良い感じに発育しているので、まだまだコウイカも狙えそうですし、これからのモンゴウイカにも期待できます。

<田村昭人/TSURINEWSライター>

出典: https://tsurinews.jp/298638/
この記事を書いた人 田村昭人

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