カラー選びに迷った時に心強いデュエル・ヨーヅリエギの「システムカラー」に新色3色が仲間入りした。春シーズンにうれしい藻場用カラー、そして2色はナイトゲーム用だ。出勤前や仕事帰りの暗い時間帯にちょっと寄り道してエギングをしている人たちにぜひ、おすすめしたい待望のカラーが登場した。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース西部版編集部・立石寿栄)
システムカラーとは?
システムカラーは天候・時間帯・水深・潮色で選べるカラーで「深場グリーン、まずめオレンジ、すみ潮ブルー、日中ピンク、にごりライム、どんよりレッド」の6色が出ている。
今回はナイトゲーム用の「闇夜ローズ、お月見パープル」と藻場用の「藻場ブラウン」の3色が新たに加わった。システムカラーはデュエル・ヨーヅリの全てのエギに使用されている。

「お月見パープル」カラー
その名の通りに満月など月明かりが明るい時に有効なカラーで、常夜灯周りでも非常に使いやすい。

イカの視認性が高いスーパーブルー夜光をベースに薄めのパープルを組み合わせたカラーは、広範囲のイカを引き寄せる力が抜群。

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「闇夜ローズ」カラー
闇夜・曇天の夜など光量が少ない状況での使用に特化したカラー。レッド下地に赤ベースのカラーは、光が届かない状況でシルエットがはっきりして、アオリイカが見やすく闇夜で有効。

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「藻場ブラウン」カラー
春シーズンに釣り場の目安になる藻場。藻場攻略を考えた時、迷ったらオススメなのが「藻場ブラウン」だ。
藻場によく見られるブラウン系の海藻や岩礁に同化。オレンジのバイトマーカーとネオンフラッシュレッドを採用し、視認性もアピール力もアップした。
監修した河野俊樹さんは「私がよく行く宮崎の釣り場にはネンブツダイがいて、アオリイカのベイトになっています。ブラウンカラーはネンブツダイのカラーにも似ています」と話す。

離島の沖磯を半夜で楽しむ
低水温期が終わり、4月からアオリイカは親イカが沿岸に近寄ってくるようになる。湾内に入ってきたベイトを荒食いするシーズンとなってピークは連休ごろまで続く。
ナイトゲームに特化したシステムカラーの実証に3月3日、デュエルエギングフィールドスタッフの河野さんとサポーターの田原伸之介さんが、瀬渡し船を利用して宮崎県延岡市北浦エリアの地の松バエに13時から半夜の釣りプランで釣行。マグQタングステン3.5号の遠投性能で沖の沈み根を攻略した。

マグQタングステン3.5号
釣り場に持ち込んだエギはマグQタングステン3.5号。最大飛距離70mオーバーのぶっ飛びエギ。タングステン球×マグネット重心移動機構を搭載して、遠投性能に特化している。
内蔵されたタングステン球がキャスト時に、ストレートに後部に移動してキャスト時のパワーをロスすることなく遠投性能と飛行安定性を実現。
着水後からスムーズに重心位置に移動して、超強力マグネットが確実に固定する。着水時の衝撃とラインテンションで自動的に重心の位置に移動する。低重心+センターに近い重心位置でしっかり固定されて着水後から切れのあるダートアクションを可能にしている。

春に狙うべき場所は
狙う場所は、日中は日差しが当たる浅場の海水温が上がるところ。回遊する大型アオリイカの姿を見ることもあって、昼から夕方にかけての時間帯が条件がいい。
マグQタングステン3.5号の遠投性能は、今まで通せなかった回遊ルートまでエギを届けることができるため、未開拓の沖のストラクチャーを狙うことも可能になった。

地の松バエについて
全体的に浅く日中は海水温が上がりやすくて、これからのシーズンにオススメなところ。瀬を一周して釣ることができ、裏側には藻場がある。上げ潮でも下げ潮でも海流がしっかりと動き、深い場所でも10mくらい。過去実績では大潮と中潮に良い釣果が出ている。
釣り始めは日中だがナイトカラーで勝負
2人ともにお月見パープルカラーを使用。理由はボディのスーパーブルー夜光カラーが日中でも高い実績を誇る。

50m沖の沈み根を直撃
北向きの弱い風が吹いている中で、マグQタングステン3.5号の遠投性能で沖の沈み根を狙う。
田原さんは50m沖にある沈み根周辺にエギを投入。ボトムを取りながら、ゆっくりと左に流れる潮にエギを流して探っていると、手前に寄ってきたエギにヒット。無事にキャッチしたのは1.2kgのアオリイカ。

ナイトゲームも
日が暮れて闇夜に。ただ、近くに夜釣りをする漁船が数隻。船の集魚ライトの強い明かりは常夜灯の灯りをイメージするほどの効果。無風となってより遠投しやすい環境となっている。
エギはそのままマグQタングステン3.5号のお月見パープルカラーで続行。
漁船の灯りが届いて
潮は流れがなく引き抵抗もスカスカ。広範囲を探るため、高い遠投性能が求められる。
河野さんは70mくらい遠投して、ロッドをシャクり始めてから間もなくフォール中にラインが走ってヒット。沖から足元に寄せたのは400gくらいのアオリイカ。

マグQタングステン3.5号の使用感
河野さんにマグQタングステン3.5号の使用感について尋ねると「よく飛びますね。シャクリ抵抗が軽くてバランスのいいアクションをします。ダート幅も45度とよく動いて、潮受けがいいからとても使いやすいです」と応えた。

今春の見込みは
今季の北浦エリアについて尋ねると「毎年、この時期は海水温が16度まで落ちるが、今年は落ちることなくすでに上がり始めた。20度を超え始めると大型アオリイカの接岸が始まる。
そうなるとベイトの捕食活動も活発になって、日中は海水温が上昇しやすいエリアに回遊して、夜はベイトが集まりやすいところがポイントになります」とのこと。
<立石寿栄/週刊つりニュース西部版編集部>
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