2023.12.18

ボートティップランエギング釣行で900g頭に13匹【三重】沖の深場で連続ヒット

11月11日、ホームグラウンドである三重県・紀北町紀伊長島三浦のフィッシング光栄へ、ティップランでのアオリイカ狙いで釣行してきた。出船前に最近の状況を確認すると、浅い所から深い所まで万遍なく反応があり、まずまずの釣果が上がっているとのこと。

(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版APC・桑原一幸)

ボートティップランエギング釣行で900g頭に13匹【三重】沖の深場で連続ヒット

フィッシング光栄でアオリイカ狙い

釣行当日は天気予報では終日風速5m前後の北西風が吹く予報で、風任せともいえるティップランには、まずまずのコンディションの予報だ。まず朝一は湾の入り口の水深20mのポイントで様子を見る。

予報通りまずまずの風があるが、なぜか予報とは異なり東寄りの風が吹いている。

まずはダイワのエメラルダスボート2に30gのシンカーをセットして釣りスタート。

ボートティップランエギング釣行で900g頭に13匹【三重】沖の深場で連続ヒット絶好のコンディションだった当日の三浦沖(提供:週刊つりニュース中部版APC・桑原一幸)

アオリイカ連発

船がいい感じで流れるが、イカからの反応がないので少し深めの30m付近のポイントへ移動する。エギをローテーションしつつ反応を探ると、すぐにロッドを引き込むような明確なアタリがあり、やや小さめだったが当日の1匹目のアオリイカがヒットした。

ボートティップランエギング釣行で900g頭に13匹【三重】沖の深場で連続ヒット当日1匹目のアオリイカ(提供:週刊つりニュース中部版APC・桑原一幸)

さらに船を流していくと再びロッドティップがきれいに入って、2匹目がヒットした。

ボートティップランエギング釣行で900g頭に13匹【三重】沖の深場で連続ヒットそしてサイズアップ(提供:週刊つりニュース中部版APC・桑原一幸)

これまでフィッシング光栄へ釣行した際は、水深15~25mの比較的浅い水深を狙うことが多かったが、今回は少し水深のあるポイントが良さそうだという判断で、30mより深いポイントを重点的に狙うことにした。

新規ポイントで怒涛の3連チャン

沖の水深のあるポイントへ移動し、エギのシンカーを40gに変更して投入する。するとすぐにティップに違和感がありアワせるとヒット。グイグイとロッドを引き込むことから、まずまず良いサイズだと予想した通り900gの良型アオリイカが上がった。その後も新しいポイントへ入るたびにイカからの反応があり、順調に数を伸ばすことができた。

レンタルボートでの釣行は、自分だけの新しいポイントを見つけることも1つの楽しみ。以前から気になっていたポイントへ入ってみる。すると怒とうの3連チャン。10時半の潮止まりを迎える直前のタイミングだったが、狙い通りのヒットに大満足だ。

ボートティップランエギング釣行で900g頭に13匹【三重】沖の深場で連続ヒット新しいポイントで良型混じり3連チャン(提供:週刊つりニュース中部版APC・桑原一幸)

ポイント移動で追釣

しかし、好調だったのはここまでで。潮が変わると朝からの好調がウソのように反応がなくなってしまった。

しかもこのころから風もかなり強くなり、船の流れるスピードが非常に速くなってしまったこともあり、なかなかアオリイカのアタリを引き出せない。

やむを得ず好反応が続いた沖のポイントを諦めて、風裏になる鈴島前のポイントへ移動。ここではどうにか数匹のアオリイカを追加することができた。

ボートティップランエギング釣行で900g頭に13匹【三重】沖の深場で連続ヒット終日いい感じで反応を得られた(提供:週刊つりニュース中部版APC・桑原一幸)

2ケタ釣果に大満足

当日はタイラバやSLJなども準備していたが、結局終日ティップランをやりきり、午後3時に帰港となった。

当日の釣果はアオリイカ900gまでを船中13匹。私は久々の2ケタ10匹の釣果となり、満足のいく一日となった。

ボートティップランエギング釣行で900g頭に13匹【三重】沖の深場で連続ヒット船中釣果は13匹(提供:週刊つりニュース中部版APC・桑原一幸)

港へ戻ると、アオリイカ狙いの他のボートもまずまずの釣果があったようで、皆満足げに当日の釣りを振り返っていた。今年の三浦沖はアオリイカが好調で、水温もまだまだ高いことから、当面は好釣果が期待できそうだ。

<週刊つりニュース中部版APC・桑原一幸/TSURINEWS編>

▼この釣り船について
フィッシング光栄
この記事は『週刊つりニュース中部版』2023年12月8日号に掲載された記事を再編集したものになります。

出典: https://tsurinews.jp/280644/
この記事を書いた人 TSURINEWS編集部

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