2023.12.13

東京湾ボートタイラバ釣行で1.5kg頭にマダイ3尾 潮が流れている深場が狙い目か

11/23、三浦半島南部からマイボートで出船し、東京湾でタイラバをした。本命のマダイを1枚釣り上げたので、その様子を紹介するとともに、最近の東京湾タイラバの傾向をレポートする。

(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・山下洋太)

東京湾ボートタイラバ釣行で1.5kg頭にマダイ3尾 潮が流れている深場が狙い目か

当日の条件

日時:11月23日 8:00~11:00
潮:若潮 満潮01:14/14:04 干潮07:21/20:25
天候:晴れ 北風3~4m

東京湾ボートタイラバ釣行で1.5kg頭にマダイ3尾 潮が流れている深場が狙い目か当日使用したタックル(提供:TSURINEWSライター・山下洋太)

タックルと当日の作戦

6ft9inでHクラスのタイラバ専用ロッドに100番のカウンター付き両軸リールをセット。メインラインにはPEライン1号、リーダーにはフロロ3号をセレクトした。また、ヘッドは60~120g、ネクタイは定番のレッドとオレンジを中心に用意して当日に挑んだ。

東京湾ボートタイラバ釣行で1.5kg頭にマダイ3尾 潮が流れている深場が狙い目か当日のタックル図(提供:TSURINEWSライター・山下洋太)

 

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当日の作戦

ここ数週間、85m前後で釣果が上がっている。そのため、深場を中心に狙ってみることにした。また、最近の釣行では、アタリが小さくフッキングに持ち込めないことが多数あった。この対策として、極小フックを使用した自作フックも試してみる。

東京湾ボートタイラバ釣行で1.5kg頭にマダイ3尾 潮が流れている深場が狙い目か自作の小針を使用(提供:TSURINEWSライター・山下洋太)

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800gの本命マダイ登場

まずはここ最近釣果が上がっている浦賀沖の80mから釣りをスタート。砂泥地でマダイ以外にアマダイも狙えるポイントだ。船をドテラで水深が深い方へと流していく。

だんだんと船が流れてもなかなかアタリがない。潮はいい具合に流れていたが、反応がないことから根があるエリアに小移動することにした。水深85m前後で、砂と根が絡むエリアに移動してきた。ここでは先ほどのポイントよりも潮が流れていて、期待できそうだ。

先ほどの砂泥地と根が絡むエリアの境目付近を流していくと、早速アタリをキャッチ。そのままリールを巻き続けて、フッキングした。120m以上ラインが出ていたため、ゆっくりと巻き上げて本命をキャッチ。800gほどではあったが、小針の効果もあってなのかしっかりとフッキングでき、満足の1枚だ。

東京湾ボートタイラバ釣行で1.5kg頭にマダイ3尾 潮が流れている深場が狙い目か800gのマダイをキャッチ(提供:TSURINEWSライター・山下洋太)

同船者にもマダイがヒット

同じ筋を何度か流していると、同船者にもマダイがヒット。1.5kg、800gの2枚と根が絡む場所であったため30cmほどのカサゴも上がった。ここで南風が5mほどと強くなってきたため、納竿とした。

釣果につながったポイント

釣果につながったと感じるポイントは、小針を使用したこと、細かな移動でその日の釣れやすい場所を素早くキャッチできたことの2点だ。特に小針を使用したことは、大きな差を生んだように感じている。

フッキングに悩む方は、市販仕掛けではなかなかない小型の針を使用した仕掛けを自作するのもいいだろう。また、ポイント移動でより潮が流れている場所を発見できたのも良かったように思える。プレジャーボートやレンタルボートでタイラバをするときには、潮が流れている場所を探ることも釣果アップに重要だ。

東京湾ボートタイラバ釣行で1.5kg頭にマダイ3尾 潮が流れている深場が狙い目か小針を使用した(提供:TSURINEWSライター・山下洋太)

東京湾タイラバの傾向

最近の東京湾タイラバは、かなり調子が上向いている。ただ、特定の場所で固まっているというよりも、広く散ってマダイがいる印象だ。そのため、突然ポロリとマダイが釣れることも少なくない。また、深場で釣果が出ているため、水深があるエリアを選ぶのが良さそうだ。

これから12月、1月と美味しいマダイが釣れる時期。そのマダイを狙って、東京湾タイラバに挑戦してみてはどうだろうか。

<山下洋太/TSURINEWSライター>

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出典: https://tsurinews.jp/280822/
この記事を書いた人 山下洋太

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