プールトラウトとは、プールのオフシーズンにマス類(トラウト)を放流して釣りができるようにした釣り堀のことだ。今回はそんなプールトラウトの魅力と注意点を解説。また、都心からもほど近い、埼玉県のプールトラウトを楽しめる釣り場を3つ紹介する。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・なおぱぱ)
プールトラウトの魅力
プールトラウトとはその名の通り、夏には人が泳ぐプールにマス類(トラウト)を放流して釣りができるようにした釣り堀のこと。人が泳ぐプールからマスが泳ぐトラウトの管理釣り場に変貌するのだ。

魅力1:プールからの変化を楽しむ
埼玉県にはプールトラウトエリアが数か所あるが、どこも夏はプールに入って遊べる公園で釣りに興じる楽しみがある。え?夏に遊んでいた公園が冬には釣場に?!まさにそんな感覚である。

魅力2:市街地にありアクセス良好
市街地にある公園なので買い物や遊びのついでに釣りをする感覚で楽しめる。中でも多摩湖駅前フィッシングエリアは西武園ゆうえんち内プールを使った釣り場であり、遊園地も釣りも楽しめてしまうという人気エリアである。
その3:ルアー釣り経験者にオススメ
プールトラウトはルアーフィッシング経験者であれば馴染みやすいだろう。渓流経験者がシーズンオフ時に楽しんでいるイメージだが、ソルト経験者も同様に手軽に楽しめる釣りとして入りやすく、基本的に1g前後のルアーを使用して釣りをする。

プールトラウトで釣りをするときの注意点
プールトラウトで実際に釣りをする際に注意したい点を3つ紹介したい。
防寒対策が必要である
基本的に晩秋から春にかけての釣りとなるので防寒対策が必要。寒暖差もある時期なので、ある程度調整できる服装がオススメだ。
マナーを守って楽しもう
プールトラウトはファミリー層に特に人気があり、親子やカップルで楽しむ方々がとても多いので、周囲に配慮をしながら楽しもう。みんながのびのびと竿を出して釣りを楽しめるように、釣師どうしマナー良く楽しみたい。

放流日は毎日ではない
毎日放流していることも多いエリアトラウトの管理釣り場と違い、プールトラウトの釣り場は定期的もしくは放流日が予め決定していることが多い。できるだけたくさん数を狙いたい場合は、放流日や放流日翌日に合わせて行くといいだろう。

おすすめのプールトラウト釣り場3選
ココからは具体的に筆者の活動エリアである埼玉県にあるおすすめのプールトラウト釣り場と特徴を紹介していこう。

多摩湖駅前フィッシングエリア
まずは多摩湖駅前フィッシングエリア。2023年11月にオープンした多摩湖駅前フィッシングエリアは都心からアクセスも良く、流れるプールを利用したプールトラウト管理釣り場である。
様々な魚種が放流されており彩サーモン(赤身で美味しい大型ニジマス)や色物系トラウト(ニジマス以外のトラウト)、超大物も交じる。毎週金曜日定期放流日があり魚影も濃く、非常に安定した釣場である。またエサ・ルアー・フライと楽しめ、レンタルタックルも充実しているので手ぶらでも釣りが楽しめる。

・営業時期
2023年11月1日(水)~5月6日(月)
・営業時間
AM7時~PM19時
・料金体系
ホームページ参照
多摩湖駅前フィッシングエリア
川越水上公園
2023年10月にシーズンオープンした川越水上公園。埼玉県営公園プールを利用した、3つの冬季プールトラウト管理釣り場の1つである。(今季しらこばと水上公園は工事により休業)
放流も定期的におこなわれており、魚影も濃く安定した釣場である。またこちらもレンタルタックルがあるので、手ぶらで釣りが可能。

・営業時期
2023年10月28日(土)~3月31日(日)
・営業時間
AM6時~PM17時
・料金体系
ホームページ参照
川越水上公園
加須はなさき水上公園
2023年11月にシーズンオープンした加須はなさき水上公園。こちらも埼玉県営公園プールを利用した管理釣り場の1つ。
上記2つの釣り場と同様に放流は定期的におこなわれており、魚影は濃い。レンタルタックルもあり手ぶらでも安心だ。

・営業時期
2023年11月1日(水)~3月31日(日)
・営業時間
AM9時~PM16時
・料金体系
ホームページ参照
加須はなさき水上公園
プールトラウトは冬場に楽しめる
いかがでしたでしょうか?埼玉県は海なし県でもあり、冬の釣りとなると魚種は限られてきますが、実はアクセスしやすい市街地にこのような癒しの釣場があります。
ぜひ、この冬プールトラウトにでかけてみてください。では良い釣りを。

<なおぱぱ/TSURINEWSライター>