2023.11.24

雨の中のアジング釣行で本命と対面【大阪・泉州】サバ猛攻への対策法とは?

ある土曜日は、金曜日の夜からの当直勤務明けであった。天気予報はお昼から雨の予報。釣りにいくかどうかを迷っていたが、一度自宅に帰り洗濯物などの家事を済ませる。気が付けばウトウトしてしまっていたが、まだ天気はもちそうだ。少しでもいいからアジの顔を拝みたいと思いポイントへ向けて出発した。

(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター福岡崇史)

雨の中のアジング釣行で本命と対面【大阪・泉州】サバ猛攻への対策法とは?

雨の中のアジング釣行

ポイントに到着するなり大粒の雨が車のフロントガラスを叩きはじめた。日頃の行いのせいか運が悪すぎる。スマホの雨雲レーダーをみると止み間はありそうなので車内で待機とした。30分程車内で待機していると雨粒が小さくなり辛うじて釣りは出来そうな雰囲気になっていた。さぁ意を決して出撃だ。

傘を差して釣り開始

傘を差してのアジングは、私以外にはもう一人程度しか実践している人は知らない。私は、レインコートを着る程の雨でない場合はこの方法で釣りをすることが多い。傘を首元に沿わせて肌に当てた状態で力のモーメント(釣り合いが取れる場所)に置くことで、柄を手に持たずに済む。欠点としては傘の幅が狭いと服の裾付近が垂れて来た水で濡れてしまうことくらいではないだろうか。

当日のタックル&ルアー

風はあまりない状況であるが、普段に比べて濁りが少し入っている状況であり、大きい動きのワームのほうがアジにワームを発見して貰えると考察。ルアーは、月下美人から新しく発売されたピンビーム2.6inの微弱グローオキアミに34のジグヘッド小豆ちゃん1gのセッティングとした。豆アジに2.5inは大きいと思われがちであるが、細長いシルエットのため吸い込みやすいのが特徴だ。

ロッドは34のFPR-55 F-tuneにプレッソ1025番にエステル0.2号を巻いたものをセットした。デイアジングでも果敢にアタックしてくるポイントで1gまでのジグヘッドを使う状況であるならばこのセッティングが最適と考えている。

雨の中のアジング釣行で本命と対面【大阪・泉州】サバ猛攻への対策法とは?使用したタックル(提供:TSURINEWSライター福岡崇史)

 

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ゲストにサバが顔出し

隣のサビキ釣りの様子を見ていると入れ食い状態が続いている。サビキを落とすと一瞬で引き込まれている。私もサビキより少し遠い場所にキャストしておおよそのサビキにヒットしているレンジを読んで探る。

1投目、カウントを入れていると急にひったくられるアタリが出た。自動フッキングで右左へ走る回る。あぁラインがヨレると思いながら上がって来たのはやはりゲストのサバ。夏に比べてサイズアップしている。リリースして次のキャスト。レンジを取っているとまたサバがヒット。アジのレンジに入らない。さぁどうしてアジのレンジに入れるか。

少し遠投するとアジがヒット

足元付近の表層でサバをかわすのは難しいと判断して少し遠投してレンジを入れてみる作戦に移行した。傘を差しながらのロングキャストは難しいが、なんとか入れ込んでみると1投目でアジがヒット。作戦通りだ。やはりサバのレンジを超えることの重要さを思い知れた。

数匹釣れたタイミングで潮が流れ始めた。このポイントでは時折潮流が効きすぎて手に負えないこともあるが、今回はまだ大丈夫そうと感じた。この場合、ポイントの少し潮上に投げてフォールさせつつレンジを刻んでアジの場所まで届ける技が必要になる。つまり潮流、レンジ、速さの3次元で考える必要がある。

雨の中のアジング釣行で本命と対面【大阪・泉州】サバ猛攻への対策法とは?やっとヒットしたアジ(提供:TSURINEWSライター福岡崇史)

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雨が本降りになり納竿

相変わらずサビキの人は足元で入れ食いとなりバケツ満タンまでアジを釣っているが、私の方は上手くレンジが入った時にポツリポツリとヒットがあるのみである。しかしわかり始めたタイミングで傘でも手に負えないような雨降りになってきた。さすがにこれ以上濡れるのは避けたいと感じ納竿とした。

雨の中のアジング釣行で本命と対面【大阪・泉州】サバ猛攻への対策法とは?サバのレンジを回避してヒット(提供:TSURINEWSライター福岡崇史)

<福岡崇史/TSURINEWSライター>

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出典: https://tsurinews.jp/277231/
この記事を書いた人 福岡崇史

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