2023.11.13

ボートでのルアータチウオ釣行で入れ食い【和歌山】ワインドリグで挑戦

日曜日の午前中。私の所属するチームのグループLINEに隊長から「午前にタチウオが爆釣」の情報が写真付きで投稿された。さらに「午後便参加者募集」ともあったので二つ返事で参加を表明。大阪府内の自宅より高速道路経由で一路和歌山県へ移動した。

(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・福岡崇史)

ボートでのルアータチウオ釣行で入れ食い【和歌山】ワインドリグで挑戦

チームメンバーでボートタチウオ釣り

私の所属するE・MOTIONはライトゲームを中心にした釣りを楽しむチームである。チーム隊長が所有する船で今回は出船となる。午前も出ていた隊長によると、既に100匹超の釣果で一度帰港して釣ったタチウオを降ろしてからの再出船である。

ボートでのルアータチウオ釣行で入れ食い【和歌山】ワインドリグで挑戦当日の釣り場の様子(提供:TSURINEWSライター・福岡崇史)

午後2時過ぎに集合場所の港に到着して準備。しかし天候は雨模様で簡単なカッパを着用してタックル準備。

今回はボートからのワインド釣法が中心なのでロッドはブリーデンの85PEスペシャル ホウリアイランドに15ルビアス1003にPE0.5号にリーダーは3号、その先にLEVEL6のタチウオ用リーダーを結ぶ。基本的にボートからのキャスティングではライトなもので十分である。さぁ隊長の船が着岸した。スタートだ。

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タチウオがどんどん釣れる

ポイントは合流した港から約5分の沖堤防周辺エリア。基本的にはアンカーを入れずに風と潮に任せて流すドテラ流しのスタイルである。今回のメンバーは隊長、副隊長のEさんにYさんの4名。隊長とYさんはアジングメーカーのテスターを務める腕利きだ。

隊長からOKサインが出てキャストスタート。水深は10m前後であり比較的釣りやすい。15gのワインド用ジグヘッドを使ってまずは底を取る。着底したらワインドの要領でしゃくり上げてくる。基本的にはワンピッチジャークでサーチ。

1投目は当たらず、2投目少しペースを落としたしゃくり上げで探ると、フォール時にガツンとタチウオ特有のアタリ。合わせるとドラグを出す引きが伝わる。タチウオはサイズの割に強烈な引きが特徴だ。

上がってきたのは指3本程度のタチウオ。現在のアベレージサイズでキープサイズだろうか。エラを切って塩氷に入れる。ここから嬉しい地獄のラッシュの始まりだった。キャスト毎に3回はアタリが出てどんどん釣れる。あまりに釣れすぎるので指2本程度のサイズはオールリリースとした。

ボートでのルアータチウオ釣行で入れ食い【和歌山】ワインドリグで挑戦小さいサイズはリリース(提供:TSURINEWSライター・福岡崇史)

アタリが止まらない

何度かボートポジションを変えて貰ったりしているうちにアタリがまばらになってきた。やはりワインドの動きにスレてきたのだろうか。回収時にルアーの動きを見ているとただ引きをした瞬間にタチウオのアタックが頻発している事に気付いた。

パターンが変わったかもと感じてただ巻きに切り替えるとまたまた連発。しかも表層3m以内のサイトフィッシングできる水深で何度もアタックして来た。

そうこうしているうちにクーラーボックスにはギラリと輝く魚体が次々に入っており、まるで魚河岸状態になっていた。時刻はまもなく日没の時間片付けの時間も逆算して帰港となった。

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最終釣果

釣果を確認すると前席の私とYさんのクーラー、後席の隊長とEさんのクーラーを合わせるとザっと数えただけでも80匹、リリース分を含めるとゆうに100匹は超える釣果であった。タチウオの分配が始まりそれぞれのクーラーへ分けた。一人暮らしの私は数匹だけ頂き心地よい疲れとともに帰宅した。

ボートでのルアータチウオ釣行で入れ食い【和歌山】ワインドリグで挑戦食べ切れる量だけ持ち帰る(提供:TSURINEWSライター・福岡崇史)

タチウオ調理

持ち帰ったタチウオは帰宅後すぐに調理に取り掛かった。一度に消費できる量ではないので、ある程度の期間で食べきれるように煮つけにすることにした。

まず、タチウオを3枚に卸して腹骨を取り、身を一口大にカットする。この時卵をもった個体もおり卵も同時に煮付けていく。煮汁は醤油・みりん・酒・砂糖を3・1・2・2程度で混ぜてあとは水で濃さを調整する。

沸騰した煮汁にタチウオを入れて強火で5分程煮てアルミホイルで作った即席の落し蓋をして弱火で20分程煮る。

冷めたら容器に移して冷蔵庫で一晩寝かせて完成だ。朝食はもちろんの事、小さい容器に入れてお弁当のおかずにして職場へも持って行った。釣果も味も大満足の週末を過ごすことができた。

ボートでのルアータチウオ釣行で入れ食い【和歌山】ワインドリグで挑戦タチウオの煮付けは絶品(提供:TSURINEWSライター・福岡崇史)

<福岡崇史/TSURINEWSライター>

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出典: https://tsurinews.jp/275330/
この記事を書いた人 TSURINEWS編集部

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