2023.11.2

カセ釣りでタマンにシマアジにカワハギなど多彩釣果【和歌山・庄門丸】

和歌山県印南市の庄門丸には、伝馬船というカセ釣りがあり、魚影の濃さで人気がある。今回はイサキやスマなど釣果が良いので、娘のかんなと2人で乗船した。庄門丸は切目崎沖と岩代沖を選べ、岩代沖でイサキを狙うことにした。

(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版APC・溝川弘巳)

カセ釣りでタマンにシマアジにカワハギなど多彩釣果【和歌山・庄門丸】

庄門丸でカセ釣り

漁港から本船が出て、伝馬船を引っ張っていく。子供はドンブラドンブラと揺れている様子が楽しいらしい。15分ほど走ると船長が魚探をのぞきポイントを決める。ポイントが定まったので、アンカーを落とす。

伝馬船が止まると釣り開始だ。サオ立てを設置し、完全フカセの用意をする。海上釣堀赤青一撃180極大鯛にシーボーグZ500FT、ミチイトはナイロン7号、ハリス6号の2本バリだ。

エサは釣り餌グミ赤青一撃specialだ。エサが流れている間に、次にテンビンフカセの用意をし、ジギングロッドに電動リールをセット。ミチイトはPEライン3号でテンビンとカゴをセットする。オモリは35号、ハリス4号の2本バリだ。

カセ釣りでタマンにシマアジにカワハギなど多彩釣果【和歌山・庄門丸】準備の写真(提供:週刊つりニュース中部版APC・溝川弘巳)

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イサキが連発

オキアミを付けて水深14mに落とすと、すぐアタリが出た。レバーを全開でフッキング。最後はかんなが手で巻き取り、上がったのは本命のイサキだ。幸先の良いスタートに子供は喜んでいる。

再度オキアミを付けて落とすとアタリが出た。レバーでフッキングしたが途中でバラしてしまった。オキアミが柔らかくて、エサがすぐに取られたようだ。

対策を考え、釣り餌グミ赤青一撃specialを細くカットし、オキアミと一緒にハリに付けた。再び落とすとすぐにアタリ。すかさず巻き取りイサキをゲットした。ここから同じ方法で落とすとすぐにヒット。イサキは面白いほど釣れる。

ハマフエフキも登場

すると後ろから、かんなが「きてるよ」と呼ぶ。完全フカセにアタリだ。子供でも上げられるだろうと、釣り方を指導して巻き取りレバー操作を任した。見ているとラインが巻き取れないのでドラグを締めた。するとサオが大きく曲がったので大物だと分かった。

子供からバトンタッチし慎重にやり取りする。残り20mでさらに引きが強くなった。ゆっくりと巻き上げると、大きな魚影が見えてきた。かんながタモを入れると、54cmのハマフエフキ(タマミ)だった。沖縄では三大高級魚の1つで、初めて釣ったので大喜びだ。

カセ釣りでタマンにシマアジにカワハギなど多彩釣果【和歌山・庄門丸】パパが釣ったハマフエフキを手に(提供:週刊つりニュース中部版APC・溝川弘巳)

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カワハギとシマアジも

やはり電動より手動の方が面白い。海上釣堀赤青一撃180極大鯛にスピニングリールをセットし、ミチイトはPEライン2号に胴つき3本バリ、ハリス4号、オモリ30号にエサは釣り餌グミ赤青一撃specialとオキアミだ。

すぐにアタリが出て、大喜びでかんなが釣り上げると、上ってきた魚はなんと25cmを超えるカワハギだった。さらに強い引きで大きなアイゴが釣れたが、これはリリース。そして次のアタリは超高級魚のシマアジ。高級魚のオンパレードだ。

カセ釣りでタマンにシマアジにカワハギなど多彩釣果【和歌山・庄門丸】なんとシマアジまでヒット(提供:週刊つりニュース中部版APC・溝川弘巳)

多彩な魚種がヒットした

もはや入れ食い。今度はニザダイ、次は32cmの大アジ、その次は30cmのカワハギ、気が付くとクーラーは満タン。かんなが「ここはすごく釣れるね」と大喜びしていた。

1つ気になったのは、ドラグが止まらずハリス5号を切っていった魚だ。今度はハリスを太くしてリベンジを考えている。

カセ釣りでタマンにシマアジにカワハギなど多彩釣果【和歌山・庄門丸】カワハギはビッグサイズ(提供:週刊つりニュース中部版APC・溝川弘巳)

<週刊つりニュース中部版APC・溝川弘巳/TSURINEWS編>

▼この釣り船について
庄門丸

この記事は『週刊つりニュース中部版』2023年10月20日号に掲載された記事を再編集したものになります。

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出典: https://tsurinews.jp/274111/
この記事を書いた人 TSURINEWS編集部

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