2023.9.17

パンエサでのウキ釣りで121cmソウギョと50分超えの激闘【埼玉・元荒川】

9月1日(金)埼玉県蓮田市を流れる元荒川へとソウギョを求めて釣行した。新規ポイントを探し回り移動を繰り返してソウギョを見つけ、バッドコンディションの中で本命を釣ることができた釣行をレポートしよう。

(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライターなおぱぱ)

パンエサでのウキ釣りで121cmソウギョと50分超えの激闘【埼玉・元荒川】

元荒川でソウギョ釣り

同河川は利根川水系であり中川の支流として埼玉県を流れる一級河川だ。元荒川は農業用水路として機能しており上流より数えて4つの堰堤が設けられており、越谷市で中川と合流している。ゆえに季節や天候により水位も変動するので釣りとしては河川状況に応じたポイント選びが重要な河川である。

タックル

今回もソウギョ釣りをウキ釣りで狙うのだが、竿はプロマリンブルーベイ3号にダイワレブロス5000番を使い、ミチイトはサンラインクインスタ―4号を直結で玉ウキを通し、がまかつ鯉鈎16号針を結び、エサは安定の食パンを使用する。

パンエサでのウキ釣りで121cmソウギョと50分超えの激闘【埼玉・元荒川】ソウギョ釣りタックル&仕掛け図(提供:TSURINEWSライターなおぱぱ)

ADVERTISEMENT

ADVERTISEMENT

新規ポイントを探す

今回は新たにポイントレパートリーを増やせればと思い、のんびりと新エリアを探し回ることにした。当然ながら駐車可能である場所限定で、いつもより大きくエリアを変更してのポイント探し。気持ち的に釣れればラッキーな現調メインで動く。

ポイント探しはあらかじめグーグルマップでココだろう的なポイントを3ヶ所探しておいた。同流域内で本命が居るポイントは必ず多数あるはずなので、竿出しよりも水深や足場などの確認を1ヶ所2時間程度掛けて探ってみることに。

最初に入ったポイントはハズレ

まずは新エリアなだけに駐車場が安泰なポイントへ入ることにした。下流を見渡すと水深的にも浅いがコイを数尾確認できたので、パンを撒きしばらく様子を見てみる。だが巨大魚の雰囲気はなくコイもパンにスレているようで見向きもしない。ということで1時間30分ほど時間を要したが得られるものはなかったので次へ移動する。

パンエサでのウキ釣りで121cmソウギョと50分超えの激闘【埼玉・元荒川】今回も磯竿5.3mのソウギョタックルで挑む(提供:TSURINEWSライターなおぱぱ)

根掛かりで好機逃す

お次のエリアはグーグルマップでみた感じと違い、とてもイイ雰囲気のポイントである。なぜならグーグルマップでは季節の違いにより釣場の景色や雰囲気が読めないこともあるからだ。そして寄せのパンを撒きながら草むらをかき分けていく。下流をみていると明らかに巨大魚の反応があるので竿を出してみることにした。

明らかな巨大魚反応があったにも関わらず、激熱ポイントの手前で仕掛けが止まる。あと少しで喰うだろうという距離で流木が邪魔に。4度も根掛かりしてしまい、巨大魚チャンスをのがしてしまった。

パンエサでのウキ釣りで121cmソウギョと50分超えの激闘【埼玉・元荒川】移動を重ね諦めず果敢に攻めていく(提供:TSURINEWSライターなおぱぱ)

ADVERTISEMENT

ADVERTISEMENT

休憩を入れてラストエリアへ向かう

もう少し下流で竿を出し、草で攻めれば釣れそうなポイントかもしれないが今回は厳しそうだ。時刻は12時30分となり気温も灼熱なのでコンビニで食料調達がてら休憩してからラストエリアへ向かう。

ラストエリアは激熱の兆候

車で休憩しつつ1時間ほど休み14時過ぎにラストエリアへ。到着して川を見ると濁りが入り風もでてきている。明らかに岸際以外は釣りになりそうにないが、パンを岸際から下流に流してしばらく様子見していると突如水面が爆発した。

そしてエサを食べまくる2尾のサカナを確認するとコイとメーターオーバーなソウギョである。目の前に現れた2尾にエサを投げると濁りのおかげでバクバク状態だ。これほどの大チャンスは絶対逃せない!すかさずハリに付けてソウギョの手前に落とすと即パク、からのアワセ、フッキング!と同時にグリグリとラインが出されていく。

パンエサでのウキ釣りで121cmソウギョと50分超えの激闘【埼玉・元荒川】水面に出てきた巨体の迫力が凄まじい(提供:TSURINEWSライターなおぱぱ)

53分の激闘

私もこの2か月間、コイやソウギョと戦いまくりそれなりに鍛えられたので、重量感やトルク感にもはや驚きはしない。メーターオーバーなので時間が掛かるのは当たり前である。だがひと時の油断は禁物なので慎重に慎重に確保できる足場を選びながらやりとり。タモを移動しながら下流へと進んでいき、できるだけ取込みがしやすい場所で戦う。寄せては走られのパワー勝負を繰返して53分の激闘は私の勝利となった。

パンエサでのウキ釣りで121cmソウギョと50分超えの激闘【埼玉・元荒川】ナイスプロポーションなソウギョをゲット(提供:TSURINEWSライターなおぱぱ)

120cmオーバーソウギョ

サイズ感は明らかに期待できたので計測すると121cmである。目標サイズであった120cmオーバーソウギョを釣ることができとても嬉しい。強運はさておき今度はさらなるサイズUPを狙い、本命を追い続けていきたいと思う。また時間を作って釣行したい。

パンエサでのウキ釣りで121cmソウギョと50分超えの激闘【埼玉・元荒川】ソウギョを釣るたびにサイズ計測が毎回楽しい(提供:TSURINEWSライターなおぱぱ)

実釣で得たソウギョ釣りの共通点3選

これまでの実釣で得られたソウギョ釣りの共通点3つを紹介しよう。

1、生息流域の草木が豊富なエリアが可能性大

やはりソウギョは名前の通りで草木の熱いエリアに生息している可能性が高く、巨体を維持するのにはなんといってもそれなりのエサが必要不可欠。そのため草木が生い茂っているエリアで釣ることが間違いないと感じる。

パンエサでのウキ釣りで121cmソウギョと50分超えの激闘【埼玉・元荒川】リリースは時間をかけて面倒をみる(提供:TSURINEWSライターなおぱぱ)

2、時刻問わず現れたら必ず狙う

釣りにはマズメという言葉があるのだが、朝、昼、夕のどの時間でも突如現れてエサを食べていることから特にこの時間が良いとは私は思わない。夜行性らしく夜釣りが釣りやすいようだが、私的に明るい時間で釣りたい。

ソウギョは昼でも釣れるというかむしろ昼が釣れるイメージがあるので私は時間にこだわる必要はないと思った。

3.バッドコンディションでも岸際なら可能性あり

私的天候的に釣りは小雨やローライトがベストだと思うが、『ド晴天強風で濁りが入った午後の実釣』で私が丸見えな超至近距離でソウギョとコイはパンをばくばく食べていたことから、悪条件でも岸際の釣りであればコイやソウギョは十分に狙えると感じた。要するに釣師が厳しいと感じる条件下でもサカナからすればチャンスなのだろう。

パンエサでのウキ釣りで121cmソウギョと50分超えの激闘【埼玉・元荒川】風格ある表情なメーターオーバーソウギョ(提供:TSURINEWSライターなおぱぱ)

<なおぱぱ/TSURINEWSライター>

The post パンエサでのウキ釣りで121cmソウギョと50分超えの激闘【埼玉・元荒川】 first appeared on TSURINEWS.

ADVERTISEMENT

ADVERTISEMENT

出典: https://tsurinews.jp/269545/
この記事を書いた人 なおぱぱ

SHARE

FAVORITE