システムカラーで人気のデュエル・ヨーヅリのエギに今秋、3.0号、2.5号が仲間入りする。発売を前に秋イカを想定して早生まれのアオリイカを狙いデュエルフィールドスタッフの勝手秀武さんが長崎県長崎市周辺をラン&ガン。狙い通り3.0号で秋サイズを釣り上げた。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース西部版編集部:立石寿栄)
システムカラーとは
システムカラーは狙う水深、使用する時間帯、日が出ているか、曇っているか、水が澄んでいるか、濁っているか、それぞれの状況にマッチするカラーを、だれでも簡単に選ぶことができるもの。

深場グリーン
シルエットがしっかり出る赤ベースにナチュラルなグリーンの組み合わせ。夜光の光で深場の低活性のイカも反応させてしまう。

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まずめオレンジ
視認性の良いオレンジ+ケイムラボディは、マズメ時や薄暗い状況下で威力を発揮する。

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すみ潮ブルー
ケイムラ発光+ナチュラルなブルーで澄み潮時の警戒心の強いイカをしっかり抱かせる。

日中ピンク
実績のあるパープルスポットのピンクボディにケイムラの紫外線発色をプラス。日中に抜群の効果を発揮する。

にごりライム
紫外線が届きにくい濁り潮の状況でもボディ本体のチャート系カラーがアピール効果を増加させてイカをしっかり寄せる。ボディはネオンフラッシュ(※)グリーンを採用。

どんよりレッド
紫外線発光をしつつ、シルエットがはっきり出るネオンフラッシュⓇレッドボディを採用。曇天で紫外線が弱くなった状況でも、シルエット効果がプラスされることでイカを寄せるパワーが増加する。

古里港周辺からエギング釣行スタート
長崎市の古里港で待ち合せ。夜明け前から雨が降って水潮が気になるところだが、エギングの大敵である風が吹くタフコンディション。
夜が明けて安全を確認できたことから波止で釣りをスタート。背中から風を受けてエギをキャストしているが、10m近くの風が吹きエギングには厳しい状況。雨が上がったところで、近くの地磯へと移動した。

シャローエリアで500gアオリイカ
シャローにアオリイカがいる姿を確認。回収したエギに噛み跡がついていた。アオリイカがエギにアタックしている証拠だ。潮止まり前のタイミングでヒットしたのは500gのアオリイカ。シャクリのダートアクションでアオリイカが寄ってきている。ヒットエギはイージーQダートマスター3.0号の日中ピンクカラー。

ダート後にヒット
ヒットした状況を聞くと、キャスト→底取り→ロッドのシャクリでエギがダート→トン!と突くアタリで再び落とす→シャクリでダート→ひったくり走るアタリでヒットしている。

カラー選びの理由は曇り空のローライト
イージーQダートマスターは引き抵抗を軽減したパタパタ(※)フットライトを腹部に搭載している。ダート性能、遠投性能もアップしたトータルバランスに優れたエギ。
カラー選びの理由は、曇り空で雨が降る空模様でローライトであることと、ボディカラーがケイムラであること。

(※)パタパタはデュエルの登録商標です。
実績場をラン&ガン
約1時間で場所移動。伊王島へと向かって移動するが、その途中で地磯に寄り道。水深がある場所でイカの様子を探る。実績のある場所を巡るが水潮の影響か、アオリイカの姿が見えない。反応がなければ即移動。これがラン&ガンのメリット。

伊王島へ
伊王島のワンドに入ると、海は鏡のようなベタナギ。道路の護岸から海を観察しながら歩いていると小型のアオリイカが数尾泳いでいる。広範囲を歩いて探っていると昼ごろには水色も回復。空は日差しが強まり、夏空になった。

「すみ潮ブルーカラー」で秋イカサイズ登場
昼ごろにシャローで秋イカサイズの300gをキャッチ。ヒットエギはイージーQキャスト喰わせラトル3.0号のすみ潮ブルーカラー。
ヒットした状況は、エギを回収中に小型のアオリイカが2尾追尾してくる姿を確認。止めたらドン!とひったくるアタリで釣れている。

『イージーQキャスト喰わせラトル』
イージーQキャスト喰わせラトルは、喰わせアクションとカラーラトル(エビ音)、パタパタ波動で高活性のイカにハイアピール。
カラー選びの理由は、そのものずばり!澄み潮だったから。その場にマッチした適切なカラーを簡単に選ぶことができるのが、システムカラーの魅力であり特長。

『エビQ』
さまざまなエギを試す中で勝手さんがお気に入りを教えてくれたのがエビQ。エビQは、生命感があるリアルなボディにエビの目・エビの手・エビの足を搭載したエギ。
エビの目はアピールを抑えたグリーンラメカラー、エビの手はプルプルの動きで波動を生み出し、エビの足はフォール時の沈下姿勢の安定・アクション時にふわふわ動いて誘い、ストップさせるとエビの足のように広がり漂う。
また、エビの足はキャスト時にボディの回転を抑えて飛行姿勢を安定させる効果がある。ボディがエビ模様レンズ+インナーシート、ネオンフラッシュを採用。

プロトで4連続キャッチも
まだ開発期間中に開発スタッフから「試しに使ってみて」と渡されたプロトタイプのエビQの発光クルマエビカラーで、続けて4尾取った思い出のエギ。
発光クルマエビカラーは、リアルカラーで夜光の発光でアピールしながら多彩な色変わりをするオーロラのインナーシートでナチュラルに誘う。
ミチイトはハードコアⅩ4
使用していたミチイトは、ハードコアⅩ4(5色マーキング)0.8号、リーダーはプロトライン10lbを1ヒロ。エギとの接続部はスナップ#1を使用。

秋シーズンに期待
前日から早朝に雨が降ったため、予定していた場所には入れなかったが、早生まれのアオリイカの姿を多数確認。水潮でタフコンディションとなったが、空模様や水の環境に合わせたシステムカラーと3号サイズのエギでアオリイカを引き寄せた。システムカラーを搭載した3.0号、2.5号は秋の活躍が楽しみだ。

<週刊つりニュース西部版編集部・立石寿栄/TSURINEWS編>
The post エギングで夏アオリイカ狙い撃ち成功【長崎】カラー選びに迷わない「システムカラー」とは? first appeared on TSURINEWS.ADVERTISEMENT
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