6月15日、三重県の五ケ所湾に出船。近海ジギング&タイラバを楽しんだ。1週間ほど前には台風3号が発生し、非常にゆっくりと北上していたが、早い段階で東進し当日はウネリなども残っておらず、問題なく出船できた。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版APC・上野真司)
五ケ所湾でジギング&タイラバ釣行
五ケ所浦の遊漁船の船長に事前に確認していた内容は、「水深100m前後を流す感じなので、潮が速い時間もあると思います。タイラバ、ジグともに200gまで準備してきてください」とのことだ。
その話を聞き、4月23日に開催された五ケ所湾マダイチャレンジを思い出した。この時も水深100m前後を流した時にアタリが集中していた。しかも強風で、200gのヘッドでも着底が分かりづらかった。
当日はそこまで釣りづらくはなさそうだったので、160gのタイラバヘッドで釣りをスタートした。

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32cmのマダイを手中
水深は70mちょっとで、底から20mぐらいにベイト反応が出ていると船長のアナウンス。気合が入るがアタリが出なかったので、ジギングに切り替えてシャクる。するとコンッとアタリが出て、アワせるが手応えがない。そのままジグを回収すると、手のひら大のサバが掛かっていた。
さらにシャクり続けたが、アタリがない。水深100mのポイントに移動してそのひと流し目、タイラバを投入するとすぐにコンッコンッコンッとアタリが出た。十分食い込んだタイミングで巻きアワセし、32cmのマダイをゲットした。
41cmのマハタモドキ顔出し
釣友もアタリが出て、レンコダイ(キダイ)を釣り上げた。私もレンコダイをポツポツ追加。そこで船長から「トレーラーを付けるといいかも」とアドバイスをもらい、クレイジーオーシャンの海毛虫を付けて投入すると、早速アタリが出た。
アワせるとちょっと手応えのある引きで、上がってきたのは41cmのマハタモドキ。トレーラーの効果を実感することができた獲物だった。

45cmのサバも釣れる
さらにウッカリカサゴも追加したところで、ジギングに切り替える。すると底から15mくらい上でゴンッとアタリ。上がってきたのは45cmほどのサバだ。
すぐにジグを沈めシャクり始めると、同じく15mほど上でサバより大きいアタリ。アワせてしばらくやり取りしたが、悔しいフックアウトとなった。

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1mジャストのシイラをキャッチ
その後、水深130mラインのアマダイが出る可能性が高いというポイントに移動したが、タイラバにアタリはない。
釣友がジグを速引きしていると、水面近くでシイラがチェイスしてきたようだ。釣友はすぐにジグを入れ直して速引きするとシイラが食ってきた。
右に左に走り、途中でジャンプをして上がってきたのは、1mちょうどのシイラ。派手なファイトでとても楽しそうだったので、専門に狙ってみるのもありかも。

カサゴやアカハタも釣れた
残り時間少なくなってきたところで、前日SLJでイサキが釣れたというポイントへの移動を船長が提案してくれた。早速行ってみると、イサキはこなかったもののカサゴやアカハタが釣れ、楽しませてくれたところで沖上がりとなった。
今が旬のイサキは半夜便に分があるようで、船長に話を聞くとイサキの旬は短く6月いっぱいまで。産卵に入るとパッタリ釣れなくなるから、お早めにとのことだった。
<週刊つりニュース中部版APC・上野真司/TSURINEWS編>
五ヶ所浦湾
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