5/28(日)、沼津市の海上つり堀まるやに釣行しました。当日は梅雨入り直前の貴重な晴れ間に恵まれて釣り日和に。今回はその模様をお伝えします。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・杉本隼一)
海上釣り堀「まるや」へ釣行
風と波も穏やかで釣りを楽しむには最高の天候です。ただ、日中は気温が上昇してかなりの暑さを感じました。水分補給と併せて紫外線対策も十分に行います。
筆者の父親と友人も合わせた3人での釣行。友人は海上釣り堀初挑戦以来、すっかりハマってしまった様子。今回こそは良型の青物をキャッチすると意気込んでの挑戦です。

当日のタックル
今回は、3つのタックルを用意しました。
マダイ狙い・かかり釣りタックル
ロッド:がまチヌ イカダ競技specialⅢ165 ※穂先は極先調子
リール:セイハコウSP RC83
ライン:フロロカーボンライン2.5号(通し)
オモリ:ガン玉4B
ハリ:マダイ10号
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釣り座に恵まれず序盤苦戦
何故か釣り座決めのくじ引きの運に恵まれない筆者。今回も見事にラストを引いて4連続で最後になってしまいました。魚が寄りにくい船着き側の釣り座になってしまい、厳しい釣りが予想されます。
まずはマダイ狙いでウキ釣りタックルとかかり釣りタックルを一通り試します。放流タイムまでに1枚くらい釣れるだろうと想定していましたが、まさかのアタリ0と想像以上の渋さです。
同じイケスに乗った方が2、3枚マダイを上げた以外は全くアタリがなく、反応が出ても食いが非常に渋く食い込まない様子。放流タイムを待つしかなさそうです。
放流タイムでマダイ手中
放流タイムはマダイと青物それぞれ1回ずつ。マダイ放流後に友人がかかり釣りタックルでようやくマダイをキャッチ。筆者も追うようにやっとの思いでマダイをキャッチできました。

ボウズ回避できたので一安心、ここから追加……と行きたいところですが後が続きません。青物の放流タイムにはカツオの切り身でワラサを1本仕留めたものの、波に乗りきれずこの1本止まり。友人も釣り損ねてしまい悔しい結果となってしまいました。

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魚の切り身で本命追加
青物狙いの際、カツオの切り身にマダイらしきアタリが数回ありました。マダイが魚の切り身系のエサを食うのではないかと推測し、青物が落ち着いてからさっそくイワシを捌いて使ってみることに。

友人にも提案して渡してみると早速のアタリ。筆者の仕掛けにも気持ちの良いアタリがあって追加のマダイをキャッチしました。どうやら当たりエサを導き出せたようでイワシやキビナゴにマダイがよくヒットしてきます。

食いが渋くかなり食い込ませたつもりでも針外れや素針もありましたが、ポツポツと数を稼いで4枚のマダイを追加。厳しい時こそこまめに誘いを入れてアタリを誘発させるのも大切です。
カンパチ顔出し
マダイの当たりが落ち着くと完全にイケス内が沈黙してしまいました。たまに青物がヒットしますが単発で続きません。イワシを使い切ったのでキビナゴを使ってマダイを狙います。
誘いを入れると一瞬マダイのような当たりがあり、そのまま待っているとウキがスーッと引き込まれます。合わせを入れると何やら魚の様子がおかしく、ふと水中を見てみると青物が激しいヘッドシェイク。
マダイの仕掛けに青物がヒットしてしまいました。LBリールの逆転機能を活かして出来るだけ走らせず慎重に浮かせてくると、姿を見せたのはグッドサイズのカンパチ。最後までしぶとく抵抗したものの無事にネットイン。
想定外の釣れ方になってしまいましたが、釣り終了30分前を切ったタイミングで起きた嬉しいドラマでした。

最終釣果
13:25には釣り終了のアナウンス。ギリギリまで粘りたい気持ちはあるかと思いますがルールは必ず守りましょう。スムーズな乗船のためにも早めに片付けに取りかかると慌てません。
最終釣果はマダイ5枚にワラサとカンパチをそれぞれ1本ずつ。友人はマダイを4枚キャッチしました。青物キャッチを目指していた友人は今回もお預けになってしまいました。次こそはキャッチすると意気込んで再挑戦です。
今回も筆者の驚異的なくじ運の無さと激渋の魚に翻弄された釣行となりました。一方で、青物狙いでの反応からマダイの当たりエサを導き出せたのは収穫です。
マダイ狙いではダンゴやエビを使うのがベターですが、魚系のエサも積極的に試してみると意外な好反応を示すことも。みなさんもマダイ狙いで積極的に切り身やキビナゴを活用してみてください。
<杉本隼一/TSURINEWSライター>
海上釣り堀まるや
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