2023.5.29

チニングロッドのおすすめ12選 スピニングタックルとベイトタックルの両方をご紹介

海や汽水域の河川に生息しているチヌ(クロダイ、キビレ)をルアーで狙う「チニング」。年中狙えるターゲットとして人気があるおすすめの釣りです。今回はおすすめのチニングロッドを12選ご紹介。チニングロッドの選び方についても詳しく解説します。

(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース西部版APC・日髙隆行)

チニングロッドのおすすめ12選 スピニングタックルとベイトタックルの両方をご紹介

チニングとは?

チニングとは、海や汽水域の河川に生息しているチヌ(クロダイ、キビレ)をルアーで狙う釣りのこと。チヌは雑食性で、ポッパーなどの表層を攻めるハードルアーから、底をズル引きするワームまで幅広いルアーに反応します。

全国で年中狙えるため、近年はルアーフィッシングのターゲットとして人気です。最近は専用タックルも登場し、感度が高く大型のチヌにも対応できるモデルも選べるようになっています。

チニングロッドのおすすめ12選 スピニングタックルとベイトタックルの両方をご紹介チニングでキャッチしたキビレ(提供:週刊つりニュース関西版・宮川靖)

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チニングロッドの選び方

チニングロッドは、チヌの小さなアタリを感じ取れる感度の高い穂先(ティップ)と、強い引きにも負けないバットの強さを併せ持っているのが特徴です。

専用ロッドの中には、ソリッドティップと呼ばれる、よりしなやかな穂先を採用しているモデルもあります。

チニングロッドのおすすめ12選 スピニングタックルとベイトタックルの両方をご紹介スピニングとベイトの両方で狙える(提供:TSURINEWS編集部・中西)

チニングロッドの長さ

チニングロッドは、ルアーの操作性と飛距離のバランスが良さを両立したい場合、7.6ftがおすすめです。

川幅が大きな河川を攻めるときは、それよりも長いロッド、小規模のエリアやルアーを繊細に動かしたいなら短めのロッドを選んでみてください。

チニングロッドの硬さ

チニングロッドの硬さは、L(ライト)、ML(ミディアムライト)、M(ミディアム)の3つが一般的です。

最初の1本を選ぶなら、幅広いルアーを扱えて、パワーを損なわないMLがおすすめ。軽めのルアーを主軸に扱うときはL、大型チヌをターゲットにするときはMを選ぶと良いでしょう。

チニングロッドの調子

調子とは、ロッドがどのあたりから曲がり出すのかを表す言葉で、大きく分けて先調子(ファストテーパー)と胴調子(レギュラーテーパー)の2種類があります。

先調子は、ロッドの穂先の部分から大きく曲がるのが特徴。魚の小さなアタリに素早くアワセるのに向いています。また、ルアーの操作がしやすいのもポイントです。

胴調子は、ロッドの真ん中部分が大きく曲がる設計。ロッド全体で衝撃を吸収するため、魚が暴れてもバラしにくい特性を持っています。

チヌは口が小さく、吸い込む表にエサを捕食するため、アタリが繊細です。小さなアタリに対応できるように、チニングロッドは先調子のモデルが良いでしょう。

チニングロッドのおすすめ12選 スピニングタックルとベイトタックルの両方をご紹介先調子のチニングロッド(提供:TSURINEWS編集部・中西)

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【1万円台】初心者向けチニングロッドのおすすめ

ここからは、入門者向けチニングロッドをご紹介します。

1. ダイワ ルアーニスト 76L

さまざまな釣りに対応できるように、幅広いモデルが展開されているルアーフィッシング入門者向けのロッドです。

チニングで使う場合は76Lがおすすめ。ロッドの硬さは柔らかめで、ワームで繊細に底を探るボトムチニングがしやすいモデルです。

チニングロッドに関するQ&A

ここからはチニングロッドに関する質問にお答えします。

Q1. チニングロッドは万能?ほかの釣りに使える?

チニングロッドは、ほかのルアーフィッシングでも使えます。同じソルトルアーフィッシングではシーバスを狙うのに適しており、実際にシーバスが掛かっても釣り上げることが可能です。

ただし、穂先が柔らかい分使えるルアーは軽めで、ルアーウエイトを守らないと破損の原因となるため注意してください。

Q2. チニングに代用できるロッドはある?

同じソルトウォーターの釣りでは、硬めのメバリングロッドやエギングロッドがチニングに代用可能です。フレッシュウォーターでは、MLクラスのバスロッドが候補として挙げられます。

ほかにも、長さと適合ルアーウエイトが近い先調子のロッドであれば、快適にチニングを楽しめるでしょう。

Q3. 安いチニングロッドはいくらで手に入る?

チニングロッドは、入門者向けのロッドが1万円以下で各メーカーから展開されています。初心者が楽しむのに十分な性能を持っており、気軽にチニングに挑戦することが可能です。

まずは安いチニングロッドを購入してみて、チニングを突き詰めたいと考えるようになったら、ハイエンドモデルに手を出してみることをおすすめします。

<藤田浩平/TSURINEWS編集部>

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出典: https://tsurinews.jp/253649/
この記事を書いた人 TSURINEWS編集部

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