天草市・鬼池へ、釣友とエギング&シーバス釣行にいってきた。前半戦はアオリイカもヒット、シーバスは狙い通りのヒットに同行者も大興奮!満足のいく釣行となった。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース西部版 APC・日髙隆行)
釣友とエギング&シーバス釣行
3月下旬、釣友の唐津さんとエギング&シーバス釣行。午後6時に待ち合わせ、まずは熊本・天草の通詞島手前の港でエギング。
潮は満ち始め、夕マヅメと曇天が重なりいい感じだが無反応。堤防の明かりがつき常夜灯下でシャクっていると「イカじゃん、左から来た。やっぱり湾内に入ってたな」と、すぐにエギスタ(ケイムラオレンジラメ3.5号)を近くにキャストしてシャクってくると群れの中の1尾が反応。
派手カラーにアオリイカヒット
だが、連日の雨でイカの状態が思わしくなく体色は白のまま。ならばとケイムラオレンジラメの圧倒的派手カラーでサイトフィッシング。「抱いたか分からんのならエギが動いたら即アワセだな」2回シャクリ、ホバリングしてるとエギスタが後ろに下がった。「一丁あがり!」心地よいジェット噴射で抵抗するアオリイカを徐々に寄せてすくったのは500gほどの春にはにつかわしくないサイズ。

その後、たまに現れるアオリイカを狙うが体色は白色のままでまったくエギに反応しない。「唐津さん、どうします?シーバス行きます?」「うん、行こうか」そのまま鬼池へ。
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鬼池でシーバス狙い
到着してエギンガーにあいさつをして隣に入れてもらい、ルアーの準備。ジグヘッドは静ヘッド7gにワーム、カラーは3色、どれも派手系のイエローチャート、オレンジ、ピンクを用意。

「日高君、ロッドエギングロッドでいいの?」「大丈夫ですよ、ちょっとドラグ調整だけさせて下さい」ドラグを結構弱めに設定し、ジグヘッドワームをちょい投げして高速回収「唐津さん、いいですよ、左に投げて明暗を引いて来て下さい」「はい」ジッジィィイー「え?もう来た?来た来た来た!」「ほら、簡単に釣れたでしょ?(笑)
初挑戦でシーバス70cmにご満悦
いいですよ、そのままゆっくりで引いた時には引かせて、引かなくなったら巻いて、魚が走ったら走った方向と逆方向にロッドを向けてください。はい巻いて。
まだ魚が頭振ってますよね?ここでタモ入れしたらダメです、また突っ込みます。ほら、横になったでしょ、このタイミングで入れると…ほら簡単。

唐津さん、見てください、ワーム丸のみ。ルアーが合ってるとこうなって、合っていないと口の外や頭、テールフック1本とかちょっとズレがありますが、丸のみなら大正解です」。初ルアー釣り、初シーバス、初キャストで釣れたシーバスは70cmのナイスプロポーション。唐津さんご満悦。
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狙い通りに良型ヒット
今度は私が実践しながらレクチャー。「影に入れちゃダメなんですよ、明暗の明、それも暗に入るか入らないかのギリギリのところを引いて来ます。うぉ、食った!ね、暗から飛びだして来たでしょ?」「うん、食った瞬間見えた」ここでやり取り、タモ入れも再度教えて無事捕獲。

「手前だけだけど沖に投げて引いて来ても釣れるの?」「いい質問ですね。シーバスはこの手前の明暗にいます。沖に投げて引いて来ると点の釣りになります。シーバスが確実に沖向いてて暗に入ってくるやつを捕食してればいいですが、横に投げてある程度の距離を追わせてあげた方が確率は上がります。ミスしてもほかの個体が反応しますからね」
「なるほど、また食った!」「今見えました?確実に暗から追いかけて来て食べたでしょ。これが沖に投げて暗に入ってピックアップならシーバスが追える距離がないんですよ、だからヒット率が下がる。でも横に引くことで追える→捕食行動に移れる→釣れる」と説明しながら3尾キャッチでき、満足いく釣行となり帰路に就いた。
<週刊つりニュース西部版 APC・日髙隆行/TSURINEWS編>
通詞島&鬼池港
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